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川崎記念2021の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2021/02/11 地方レース考察・予想

川崎記念2021(川崎ダート2100m)の予想です。

1月27日に川崎競馬場で開催され発走時刻は16:10です。出走馬はオメガパフューム、ロードブレス、カジノフォンテン、ダノンファラオなど。川崎競馬場のダート2100mで行われるJpnIです。

 

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中央は前夜、地方は当日買い目公開、要注目です!

 

川崎記念 2021予想

予想の根拠

中央、地方を問わず2021年の最初のGIレースとなる川崎記念。チャンピオンズカップとフェブラリーステークスの合間に行われるということもあり、あまり一線級の馬は出てこない手薄なメンバー構成になりやすいレース。マイルの距離では短い地方交流向きの強豪が数頭出てきて、その馬が断然の存在になりやすい傾向です。今年で言えばオメガパフュームがまさにそんな存在でしょう。

 

報知オールスターカップのところでも書きましたが、川崎ダート2100mは前半部分はゆったりと進むが向こう正面から一気にペースアップしてのロンスパ戦になりやすいラップ傾向。

今年も先行馬の数はそこまで多くなく、ダノンファラオ、カジノフォンテンあたりが先行するゆったりとした流れを途中からオメガパフュームが動いてのロンスパ戦のような展開になりそう。そんな展開で長く良い脚を使えそうな馬を狙うべきレースだと思います。

 

東海ステークスの予想のところでも書きましたが、今のダート路線は一線級の馬とそれ以外の馬の能力差が相当にありそう。今回のメンバーで言えばオメガパフュームはもう逆らっても仕方ないレベルの馬だと思いますし、焦点はそのオメガパフュームの次の能力値がある馬はどれかという点。前日オッズを見てもファンもどの馬が強いかわかっていないような混戦オッズになっていますし、そんな中でおそらく次点で強いだろうと思われる馬を今回は狙い撃ちたい。

というわけで予想の発表。

 

どんなレースになるかを推理

[コース特徴] 前半スローから向こう正面で動くロンスパ戦になりやすい
[馬場レベル] 前日時点で重馬場、朝まで雨で軽い馬場か。
[馬場バイアス] 先行有利になりそう。
[血統傾向] 特になし。
[レース展開] スローからのロンスパ戦に。
[メンバーレベル] D=やや低調
[勝負度] D

 

川崎記念  2020の印

【本命 ◎4 ダノンファラオ】

アメリカンファラオ産駒の典型例のような馬で、揉まれずにスピードを活かす競馬ができれば非常に強いというタイプ。もう過去の戦績を見ても、この馬の競馬ができている時は強いレースを見せており、今回がそのタイミングかを測ることができるかが非常に重要な馬だろう。

いきなり一変を見せた5走前は厳しいペースを先行して他馬を競り落としての完勝。突然の一変ぶりに驚いたが、つまりはこの馬は他馬が脚を使って苦しいスタミナ勝負でレースセンスと持続力を活かしてこその馬なんだろう。

日本テレビ盃は超ハイペースすぎてさすがに展開的に厳しかった感じ。JBCクラシックは揉まれないために先手を奪ったが、ルメール騎乗のチュウワウィザードがよくわからない積極策を打ってきて終始絡まれる厳しい流れ。並の馬では4コーナーぐらいで潰れる展開だったと思うが、それでゴール前ギリギリまで粘ったんだからこの馬は普通に強いはず。

かなり厳しい展開でありながら、今のダート路線の最上位層であるオメガパフューム、チュウワウィザードとあまり差のない着順で入線できていますし、このレースではオメガパフュームが完全に展開が向いたことを考慮すれば、絶対能力値の差は言うほどない可能性もあるだろう。この点から今回のメンバーではオメガパフュームの次点で能力が高いと言えるはず。

前走の東京大賞典は稀に見る超スローペースになり、直線入り口部分で(12.7-11.6-12.4)のラップを刻む瞬発戦に。スピードの持続力が売りでギアチェンジ性能に欠けるこの馬には厳しい展開だったと言って良さそうで、あっさりと馬群に飲み込まれて揉まれる競馬になってしまっては大敗も仕方なし。

今回はその前走と比べればスローペースになっても極端なギアチェンジ性能は問われにくい舞台設定。おそらく内枠からカジノフォンテンが逃げると思うが、その番手をスッと取れると思いますし、この鞍上ならば前走の反省からも強気に3コーナー手前から動いてのロングスパート勝負に持ち込むはず。とにかく立ち回りセンスと持続力を活かせる競馬に持ち込めれば強い馬だと思いますし、JBCクラシックでの着差を見ても4コーナーで後続を突き放すような完璧な仕掛けができればオメガパフュームを凌ぐ可能性も若干はあるんじゃないかと見ています。

 

【対抗 ◯8 オメガパフューム】

もう一連のレース結果、レース内容を見ても現役のダート馬で最強クラスの能力の持ち主であるということは確実。帝王賞、JBCクラシックとクリソベリル、チュウワウィザードと接戦を繰り広げていますし、東京大賞典では辛勝だったとはいえ超スローペースで着差がつきにくい展開だったことが全てだったと思います。

今回は右回りの川崎コースがどうかですが、川崎競馬場よりもトリッキーでクセがある浦和競馬場で行われたJBCクラシックでチュウワウィザードとタイム差なしの接戦に持ち込んでいるような馬ですし、このコースで極端にパフォーマンスを下げることもないはず。

もう能力自体は今回のメンバーでは最上位なのでまず勝ち負けには持ち込むと思うが、やはり大井ダート2000mに比べれば適性は落ちると思いますし、川崎ダート2100mで先行タイプの馬に完璧に乗られて、なおかつデムーロが変な騎乗をしてしまった場合は取りこぼす可能性もなくはないと思います。

 

【単穴 ▲9 ロードブレス】

立ち回りセンスと持続力が売りの馬だけに、自己条件時代からあんまり時計的には目立っておらず、正直そこまで強い馬だとはずっと思っていなかった。それがBSN賞であっさりとオープンを勝利すると、圧巻だったのが日本テレビ盃での重賞勝ち。ハイペースを完璧な競馬ができたとはいえ走破時計は圧巻のものですし、ペースが流れれば流れた分だけパフォーマンスを上げられる馬ということでしょう。

前走の浦和記念は、今まで見せてきた抜群の立ち回りセンスと自在性からも浦和コースを苦手にしている可能性はまずないと見て本命に推しましたが、その見立て通りに2着好走。そのコーナリングセンスは日本テレビ盃の4コーナーから直線に向く時の映像を見て欲しいが、もう外に振られることもなくスムーズに直線に向いた上で瞬時に直線部分で加速できている。浦和コースもあっさりとこなしたようにこの馬は相当なコーナリング巧者と見ていい。

今回の川崎ダート2100mも持続力とコーナリングセンスを活かせるという点では舞台適性は合うとは思うが、あとはオメガパフュームのような超一線級と戦ってどこまでやれるかという感じ。本命に推したダノンファラオはJBCクラシックのレースぶりから能力の高さを証明できているが、ロードブレスにはそれがない分だけマイナスの評価とした。それに加えてルメール騎手は昨年後半から交流重賞ではさっぱり良くない結果続きですし、今回もどう乗ってくるかは不安がある。

 

【特注 ☆1 カジノフォンテン】

前走の東京大賞典は驚きの激走を見せたが、結果的には超スローペースを外枠から揉まれずの先行策が打てて展開に恵まれた格好。まぁそれでもオメガパフュームとあそこまで競り合えるなら弱い馬というわけがなく、展開に恵まれたにしても力をつけているんだろう。勝島王冠ではこちらもマイペースで逃げられたにしても南関の最強クラスだろうモジアナフレイバーとノンコノユメを倒していますし地力強化は明らか。能力面では特に疑わないすぎない方が良さそう。

今回もスッと先手を奪えそうなメンバー構成ですし、前日の雨の影響で前が有利な馬場にもなりそう。2番手につけそうなダノンファラオの川田騎手がどこまで可愛がってくれるかというのはありますが、馬場や展開を考えてもある程度の評価は必要と見ます。

 

【△6 ミューチャリー】

クラシックを戦っていた頃から南関ではズバ抜けた能力を見せていた馬で、近走の交流GIでのレースぶりから見ても展開次第でいつ馬券圏内に突っ込んできてもおかしくない馬と見ていいか。

ただ、その脚質のイメージ通りにどっしり溜めて末脚を活かした方が良さそうなタイプで、ベスト条件は大井コースと見て良さそう。日本テレビ盃では展開がそこそこ向きながら伸び切れませんでしたし、道中で脚を使わされる右回りの小回りの舞台はそこまで合わない感じがします。

昨年の川崎記念はいつもと違う先行策で僅差の4着だったが、昨年の川崎記念の3着争いにどこまで価値があったか。僅差だったデルマルーヴルやヒカリオーソはその後に鳴かず飛ばずの戦績ですし、そこからの成長がないとなるとこの舞台で中心視とまではいかない感じがします。

 

【△3 タービランス】

南関の中距離戦線の頂点級にいる馬だが、勝ち味に遅い馬でストライクイーグルあたりと接戦を繰り広げている点を考えると中央勢には分が悪そう。浦和記念でのレースぶりを見ても、字面だけ見ると接戦だが、この馬は4コーナーで完璧にインを突いていたが相対的に外を回ったダノンファラオやロードブレスには最後に突き放されていた。相手なりに走る馬なのでそれなりに印は打っておくが中心視まではできないと見ます。

 

【×2 ハナズレジェンド】

2走前からダートに矛先を移して活躍を見せているが、カノープスステークスは超低レベルなメンバー構成で2着メイショウエイコウ、3着ダノンスプレンダーのその後のレース結果を見てもレベルは推し量れるだろう。

前走の東京大賞典にしても、メンバーレベルが低かった上に超スローペースだからあそこまで差し込んでこれた感じで、その最後の末脚にしてもゴール前での勢いはさほどなく、ミューチャリーあたりがグイグイ伸びているのに比べれば劣っていた印象。同じ位置から競馬をするとなれば鞍上のコース経験差も考えればミューチャリーのほうに軍配が上がると思います。

 

【×7 デルマルーヴル】

いかにも早い時期から活躍するパイロ産駒らしく、近走はパッタリと成長が止まった感じでダート馬らしい古馬になってからの成長が一切見られない感じ。ここ数戦の走りからもなかなか厳しいかと思うが、三番手以下は混戦な感じもするので抑えてはおきたい。

 

【推奨買い目】

枠連 4枠→7枠 ※直前オッズと相談して馬連が良ければそちらで

三連複 4,8→1,6,3,2,7 本線ベース

三連複 4,8→1,6,3 重ね買い

三連複 4,8,1 重ね買い

三連単BOX 4,8,9 本線 <※ここが訂正前だと4,8,1になっており失礼いたしました>

単勝 4 ダノンファラオ ボーナス

三連単 4→8→9,1,6,3 ボーナス <※ここにも一応9を追加しておきます>

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは本命の◎ダノンファラオが先行力と持続力を活かせるコース条件で一気にパフォーマンスを上げてくると予想。さすがに対抗の◯オメガパフュームは能力が抜け切っているので、川田騎手が早めにスパートをかけて抜け出してくれると見て一騎打ちに期待したい。

馬券はダノンが勝ち負けにまで持ち込んでくれると見ての馬連と三連複2頭軸が本線。印上位にむけて重ね買いをしていく感じで、▲ロードブレスに関してはまだ底を見せていない点も踏まえて三連単BOXで買った方が面白いかも。

もうオメガ頭のボーナス馬券は買っても安いと思うので、そこは馬連でしっかり買っておくとして、ダノンがなんとかギリギリ勝利してくれた場合の三連単ボーナスは買っておきたい。

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