JBCレディスクラシック2022(盛岡ダート1800m)の予想です。
11月3日に盛岡競馬場で開催され発走時刻は16:40です。出走馬はショウナンナデシコ、グランブリッジ、プリティーチャンス、テリオスベルなど。盛岡競馬場のダート1800mで行われるJpnIです。
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JBCレディスクラシック 2022予想
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JBCレディスクラシックはどんなレースになりやすいのか?
毎年、持ち回りで開催されるJBC競争の初っ端を飾るレース。今年は盛岡競馬場のダート1800mで行われるが、この条件は交流重賞どころか通常のレースでもほとんど実施されない条件。よって過去の傾向や血統傾向から分析するのは難しいので、200mしか距離が違わないJBCクラシックからの類推や展開などから予想を考えてみたい。
JBCクラシックの予想記事でも書いたが、盛岡ダート2000mは高低差が大きいこともあってスタミナが問われる条件。JBCレディスクラシックはそこから200m距離は短くなるが、牝馬限定戦ということを考えてもスタミナ要素は相当に重要になると考えていいだろう。スピードタイプの馬よりもしっかりと最後までバテずに走れる馬を買いたいところだ。
今年はどんなレースになりそうか?
盛岡競馬場は水曜時点では良馬場。ただ、木曜の午後に結構な量の雨が降るという予報が出ており、その雨量によっては稍重〜不良ぐらいの馬場になるかも。ちょっとこの天気予報は難しいところですね・・・
今年のJBCレディスクラシックはとにかく展開予想が重要。サルサディオーネがハイペースで飛ばして逃げるのはほぼ間違いなく、それを番手からショウナンナデシコがマークする展開。それだけで終われば先行した2頭でそのまま行った行ったを決めて良さそうだが、近走は捲る競馬で結果を出しているテリオスベルが3コーナー手前で一気に捲ってきそうな感じ。ここで捲り切られるとサルサディオーネとショウナンナデシコには厳しい展開になりそうで、最後はスタミナがしっかりある差し馬が突っ込んでくるレースになるんじゃないでしょうか。
考察まとめ
【レース質】タフな舞台で途中で捲りも入ってのスタミナ勝負。<□□■■>
【狙えるタイプ】牝馬の中ではスタミナがある馬。
【狙えるタイプ】テリオスベルの捲りに乗じて差し込んでこれそうな馬。
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JBCレディスクラシック 2022の印
【本命 ◎9 グランブリッジ】
1勝クラス勝ち当時はそこまで強いと見ておらず、関東オークス勝ちを見てもまだ評価は決めかねていた馬。ただ、前走のブリーダーズゴールドカップの内容は掛け値無しに優秀で、前半3F=35.4の超ハイペース戦を早め先頭で抜け出しての押し切り勝ち。スタミナが求められる門別ダート2000mはまだ体力のつききっていない3歳牝馬には過酷な条件で、これまで関東オークス勝ち馬でもブリーダーズゴールドカップを勝った馬はいませんでしたが、この馬が初めてそれを達成。しかも展開が向かない上での勝利となると価値は高いか。
一連のレースぶりを見ても、とにかく立ち回りセンスに優れていてスタミナお化けのような馬。盛岡ダート1800mを好位〜中団で立ち回りつつ、途中で捲りが入ってスタミナ勝負になる展開なんていかにも向きそうなイメージがあります。
父シニスターミニスターはヴァイスリージェント持ちで、母父ダイワメジャーで母系にはブライアンズタイムとトニービンを持って芝要素もしっかりと備えた配合。自身も血統イメージも芝っぽさがあって立ち回りセンス良くてバテないタイプに見えますし、今回の条件はドンピシャでハマるんじゃないでしょうか。
【対抗 ◯10 プリティーチャンス】
毎回確実に差し込んでくる馬。前走のレディスプレリュードは展開がドンピシャにハマったと思いますが、基本的に前が流れて差しが決まるレースなら大体走れる感じ。ブリーダーズゴールドカップでもハイペースで展開向いたとはいえグランブリッジに迫ることができましたし、今回も差しが決まるレースならやれて良さそう。
【単穴 ▲12 ヴァレーデラルナ】
もともと世代限定戦でなかなか強い馬とも互角に戦えていた馬で、ここに来て3連勝でオープン入り。連勝内容からも普通にまだ奥はありそうですし、テリオスベルやプリティーチャンスが主役級になるぐらいの牝馬限定のメンバーレベルを考えればいきなりのGIで通用していいはず。ドゥラメンテ産駒でキングカメハメハ系で盛岡のダート中距離は合いそうですし、自在性があるのでテリオスベルが仕掛ける展開も合いそうです。
【特注 ☆4 テリオスベル】
とにかく揉まれずにスタミナを活かし切れれば強い馬で、以前は逃げないとダメだったが最近は捲り戦法でも結果を出せるように。今回は強力な逃げ馬サルサディオーネのハイラップを捲り切れるかが全てで、ハマるかどうかでピンかパーかというイメージです。
【△2 ショウナンナデシコ】
この馬はマリーンカップとかしわ記念だけ異常に高いパフォーマンスを出している点がポイント。おそらく血統的にもスピードを活かしてこそのマイラーで、ハイペースでスタミナが問われたスパーキングレディーカップや1800mだったレディスプレリュードは明らかにパフォーマンスを落としている。
レディスプレリュードは内枠で捲られる厳しい展開ではありましたが、直線入口で絶好の手応えで抜け出してからテリオスベルに差し返されるあたり1800mのスタミナ勝負は苦手そう。今回はモロにそんな感じのレースになりそうなのであまり向かない感じがします。
【△3 サルサディオーネ】
左回りのダート1800mはベスト条件。この条件で逃げられればJpnIを勝っても驚けないが、今回は番手にショウナンナデシコがいて途中でテリオスベルも捲ってきそうな感じ。さすがに展開が向くイメージはあんまりない。
【△6 アナザーリリック】
父リオンディーズ×母父サクラバクシンオーという血統背景。芝の重賞を勝てるだけの脚力はあるが、血統的にダート要素はなく適性があるかは微妙なところ。春以来の休み明けにもなりますし、期待値は低いか。
【推奨買い目】
単勝 9 グランブリッジ
馬単 9→10,12,4
三連複 9→10,12→10,12,4,2,3,6 (9→10,12,4は重ね買い)
【買い目及び予想のポイント】
ここは1番人気濃厚のショウナンナデシコがちょっと怪しそう。条件的に◎グランブリッジが合いそうなので、この馬が勝つパターンか差し馬で上位独占となるパターンに期待。