エリザベス女王杯2019(京都芝2200m)の予想です。
11月10日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はラヴズオンリーユー、クロノジェネシス、ラッキーライラック、スカーレットカラーなど。京都競馬場の芝2200mで行われるGIです。
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▼直近重賞的中実績
(左)10/26(土)京都11RスワンS(G2)
(右)10/27(日)東京11R天皇賞秋(G1)
スワンS(G2)
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天皇賞・秋(G1)
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▼その他重賞成績
菊花賞(G1)
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クイーンS 61,550円(1231%)
京王杯SC8,900円(178%)
Vマイル177,450円(3549%)
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予想の根拠
考察のところでも散々書いたが、エリザベス女王杯は傾向が明確なレースでその傾向に沿って馬券を組み立てるのが的中の近道。その傾向をまとめて6ヶ条としましたが、それらを一つずつ細かく見ていこうと思います。
(1)2000m以上を走れる若干重め(牡馬相手でも走れそうな)の馬を狙うこと
エリザベス女王杯は牝馬限定重賞の中でも最長距離の芝2200mで行われます。基本的にはスローペースで流れるので軽いレース質になりがちなのですが、やはり牝馬にとっては長距離戦ということである程度長めの距離を走ってきた馬が有利。特に牡馬混合戦で好走したことあるような馬は注目したいです。
今年のメンバーには牡馬混合戦でガチンコで牡馬たちと互角に戦ってきたような馬は不在。強いて言えばラッキーライラック、サラキア、ポンデザールあたりは古馬混合のオープン以上競争の中距離戦で好走実績ありという感じでしょうか。
(2)3歳~4歳しか走れないレースなので5歳以上は軽視
とにかくエリザベス女王杯は3〜4歳馬しか走れないレース。
3歳馬 (3-4-3-31) 勝率7.3% 連対率17.1% 複勝率24.4%
4歳馬 (5-3-6-41) 勝率9.1% 連対率14.5% 複勝率25.5%
5歳馬 (2-2-1-50) 勝率3.6% 連対率7.3% 複勝率9.1%
6歳馬 (0-1-0-13) 勝率0.0% 連対率7.1% 複勝率7.1%
7歳以上(0-0-0-8) 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
もうデータを見ただけで3〜4歳の成績が圧倒的ということがわかりますし、5歳以上になると期待値が一気に下がります。それだけ牝馬は3〜4歳の時期が旬ということだと思いますし、このレースで5歳以上馬を本命にするのは勇気がいることです。
今年は比較的3〜4歳の馬が多い印象ですが、その中でも、、、
ブライトムーン
クロコスミア
レイホーロマンス
アルメリアブルーム
フロンテアクイーン
の5頭は5歳以上馬になります。特に買う人が多そうなクロコスミアは6歳牝馬というエリザベス女王杯で全く走らない高齢馬ながらそのデータを覆すことができるか、注目です。基本的には3〜4歳の馬を本命にした方がいいレースでしょう。
(3)3歳クラシック有力馬は人気でも信頼する
エリザベス女王杯はフレッシュな3〜4歳馬が順当に好走するレース。その中でも3歳のクラシック好走馬の成績は圧倒的。2010年ぐらいから振り返ってみても、アパパネ、アヴェンチュラ、ヴィルシーナ、ヌーヴォレコルト、モズカッチャンなど3歳のクラシックで勝ち負けしていたような馬はここで順当に走ってきます。3歳牝馬の秋というのはサラブレッドの競争人生の中でもっとも充実している時期と言って良さそうで、そんな時期にクラシックで好走できるような馬はエリザベス女王杯でも即通用ということでしょう。
今年は秋華賞馬クロノジェネシスとオークス馬ラヴズオンリーユーがこの舞台に出走してきました。この2頭にはあんまり逆らわない方が良い感じがします。
(4)とにかくディープインパクト、キングカメハメハを狙うこと
このレースは2010年頃からの血統傾向を振り返ってみても、とにかくディープインパクト産駒とキングマンボの成績が圧倒的なレース。非根幹距離とは言え溜めてスパッとキレる瞬発力が要求されるので、これらの王道血統が走るのも当然か。
ただ、ここ2年に関しては京都がタフ馬場化してきていることで血統傾向も少しタフな方向に傾いてきている感じ。同じ馬とは言えハービンジャー産駒とステイゴールド産駒が2年連続で好走しましたし、今の京都のタフ馬場はただ軽いディープインパクト産駒ではキレが削がれて良さが出ない感じがします。
今秋の京都競馬場で行われた芝中距離重賞の結果を見ても、京都大賞典は欧州血統のハービンジャー産駒のドレッドノータスが勝利。秋華賞も欧州血統のバゴ産駒のクロノジェネシスが勝利し、3着も母父サドラーズウェルズのシゲルピンクダイヤ。菊花賞も父はディープインパクトとは言え母父が欧州血統の2頭がワンツーと明らかにタフ馬場に強い欧州血統が走りやすい状態になっていることがわかります。
過去のエリザベス女王杯の歴史を見ても、タフ馬場で行われたエリザベス女王杯で好走しているディープインパクト産駒の多くはマリアライト、タッチングスピーチ、ピクシープリンセスなど母系が欧州血統でサドラーズウェルズを持っている馬が多かった。今の京都のタフ馬場ならばディープインパクト産駒を重要視するにしても母系が軽いディープではなく欧州血統のような重厚なディープを重視した方が良さそうだ。
<キングマンボ持ち>
ブライトムーン、ウラヌスチャーム
<ディープインパクト産駒>
ラヴズオンリーユー、センテリュオ、サトノガーネット、サラキア、レッドランディーニ
今年の出走馬の中でキングマンボ持ちとディープインパクト産駒は上記の7頭。キングマンボ持ちはどちらもルーラーシップ産駒なのでタフ馬場は苦にしなそう。一方でディープインパクト産駒は5頭中3頭が母系が軽いアメリカ血統。それ以外の2頭が欧州系ノーザンダンサーの血を母父に持っており、ディープインパクト産駒で狙うならこの2頭だろう(こちらは後ほど予想文にて解説)
(5)その年の馬場がイン伸びなのか外伸びなのかを把握すること
今の京都の芝がタフ馬場ということは既に書いた通りだが、先週の競馬や土曜日の芝のレースを見てもインは傷み出してきており、インが伸びる立ち回り馬場ではなくなってきている感じ。1400m〜マイルぐらいでハイペースで流れれば明らかに外差しが決まっていますし、基本的には外の方が伸びる馬場になってきているか。
京都最終レースを見ても完全にインを開けての追い比べになっていましたし、実力が拮抗しているレースほど外を通った馬が有利という感じに見える。デイリー杯のレッドベルジュールは能力が抜けていたんだろう。
そんなわけで今年のエリザベス女王杯は内枠が決して有利とは言えないレースになると思います。ロスなく立ち回れるという観点からは良いと思いますが、直線では最内よりも馬場の中どころぐらいを通れる馬の方が良いはずで、内枠の馬よりも中枠〜外枠の馬を評価したいです。
(6)前に行ける馬はとりあえず評価しておく
近年はシングウィズジョイ、クロコスミアなど前へ行ける馬の粘り込みが非常によく目立つ。スローペースになりやすい舞台ということもあるが、タフ馬場化が進んだことでキレる馬の末脚が削がれることで相対的に前に行く馬の残り目が目立っている感じです。今年もどう考えても先行馬が少ない印象ですし、前に行けるというだけで評価した方が良さそう。
逃げ候補=クロコスミア
先行候補=ラッキーライラック、クロコスミア、センテリュオ、ゴージャスランチ、サラキア
この辺りが脚質面で評価を上げられる馬だろうか。もう展開利が見え見えのクロコスミアを狙う人が続出しそうな感じだが、さすがに3年連続で楽に逃げさせてもらえるかは半信半疑なところもあります。
以上がエリザベス女王杯の6箇条の詳細内容になります。今回は機械的にこの項目により多く当てはまる馬を選出し、その中から妙味ある馬を選んで予想を組み立てました。
というわけで予想の発表。
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エリザベス女王杯 2019の印
本命 ◎クロノジェネシス
本命はエリザベス女王杯の法則通りにフレッシュな3歳で最も評価できそうなクロノジェネシスにしました。
今年の牝馬クラシックを最初から牽引してきた馬ではあるが、この馬の凄いところは全く異なるレース質となった桜花賞、オークス、秋華賞のすべてで好走している点。
桜花賞=高速馬場のスローペース戦からの瞬発力勝負
オークス=高速馬場のミドルペース戦からの持続力勝負
秋華賞=タフ馬場のハイペース戦からの持続力勝負
今年の牝馬クラシックは3戦ともにレベル高かったと思うが、求められる適性がここまで異なっている中で全て走れているんだからこの馬は素直に強い馬と見て良さそう。その中で秋華賞を勝利したのを見ても小回り2000mぐらいの適性が最も高そうだが、桜花賞やクイーンCで抜群の瞬発力勝負を見せているので京都芝2200mの瞬発戦にもなんら問題なく対応できるだろう。
エリザベス女王杯は「3歳」「クラシック活躍馬」を素直に買えばいいレース。加えて、この馬はすでに秋華賞でタフ馬場適性を示しており、凱旋門賞馬バゴを父に持つように今の京都のタフ馬場も苦にせずに伸びてこられる点は評価できそう。同じく能力高いだろうラヴズオンリーユーはタフ馬場が未知数ですし、その点でもこちらの方が信頼できるか。
前走の秋華賞は戦前では「エリザベス女王杯への叩き台」と言われるぐらい仕上げが微妙だった印象だが、それで最後は0.3秒差をつける圧勝劇。今回は調教を見てもまず前走以上の抜群のデキに見えますし、状態面は全く不安ないだろう。フレッシュな3歳のクラシック活躍馬を買えばいいレースで、すでにタフ馬場への適性も示している上にそれなりの位置を取って競馬もできる馬。枠順も競馬がしやすい最高のところが引けたと思いますし、ここは順当に好走できるんじゃないでしょうか。
対抗 ◯クロコスミア
対抗は見え見えですが馬場も展開も向きそうなクロコスミアが有力と見ます。
ここ2年は展開に恵まれたとは言え、この時期のタフな京都コースの馬場も中弛みしやすい京都芝2200mのペースも全てがこの馬向きという感じ。昨年は名牝リスグラシューと接戦で3着以下は突き放しましたし、普通にこの条件ならば能力上位だろう。
エリザベス女王杯は3〜4歳馬しか走らないレースではあるが、すでに昨年で5歳で走ってしまいましたし、今年のヴィクトリアマイルや府中牝馬ステークスのレースぶりを見ても昨年からの衰えは全く感じられない。府中牝馬ステークスのレベル自体も高かったですし、負け方も前哨戦としては最高の形。戸崎騎手が乗れませんが藤岡佑介騎手なら何も問題ないでしょうし、スッと逃げてスローペースに落とせれば3年連続の好走あっていいんじゃないでしょうか。
単穴 ▲サラキア
三番手は枠順だけで人気が嫌われすぎているこの馬を大穴で期待したい。
この馬はデビュー当時から素質馬として期待されていたが、スタート難がひどくてだいぶ出世が遅れた印象。秋華賞でクラシックを終えてからはマイル路線で再起を図ったが、馬群の中で揉まれると全く良さが出ないという悪癖があり、京都金杯も阪神牝馬ステークスも内枠で包まれて何もできずに終わってしまった。
その後のエプソムカップは確かに展開に恵まれたとはいえタフ馬場を苦にせずしっかりと折り合って好走したのは立派ですし、近走はスタート安定してきたことで前目の競馬ができるようになったことで引き出しが広がった感じ。関屋記念では中団からの差しで一旦は突き抜けるかという手応えだったが最後は他馬にキレで劣った感じ。それでも今回の出走メンバーの中で古馬混合重賞で互角に走れているのはこの馬ぐらいですし、評価できる内容だったか。最後もバテていませんでしたし、あの内容を見る限りこの馬は果たしてマイラーなのかという感じもします。
そう考えるのもこの馬の血統背景を紐解くととてもマイラーとは思えないのがその理由。父はエリザベス女王杯に相性絶好のディープインパクト産駒で母はドイツのGIホース。今回出走しているディープインパクト産駒の中では2頭しかいない母系が欧州血統の馬になりますし、その母は完全な中距離馬でしたからその子もマイルより中距離の方が良い可能性は十分にありそう。しかも母は勝利した4勝のうち3勝が今回と同じ2200m戦。いかにも非根幹距離が得意そうなイメージはあります。
「4歳」「母系が欧州系統のディープ産駒」とエリザベス女王杯で走りそうな要素が揃っている上に、近走は逃げられるぐらいの先行力を見せているので「前に行ける」強みもここでは活きそう。この外枠で完全に嫌われている感じですが、この馬自体が馬群の中で競馬するのがダメなので内枠よりはこの枠の方がよっぽどマシ。鞍上も日本人最強ジョッキーを確保できましたし、この騎手なら序盤でタイトに位置を取りに行って攻める騎乗をしてくれるはず。ちょうどこの騎手は2013年にもこれぐらいの外枠からディープインパクト産駒で位置を取りに行って好走に導いていますし、その馬の名前は確かラキシスだったはず。いかにも似たような名前のこの馬が同じ鞍上のもとで激走する可能性は十分にあると見ます。
特注 ☆サトノガーネット
展開次第にはなると思うが、ここがベスト条件だろうこの馬は一発あっておかしくないはず。
今春まではそこまで良い馬とは見ていなかったが、2勝クラスの三田特別のレース内容が圧巻で評価を180度変えたような馬。三田特別はタフ馬場の縦長の隊列になって差し馬にはかなり厳しい展開に。そんな中でただ一頭この馬だけがタフ馬場を苦にせずに伸びてきての差し切り勝ちで、この時のレース回顧で「マリアライトのような馬になりそう」と書いた記憶があります。五稜郭ステークスでもスローペースで展開全く向かない中を大外一気で勝利していますし、この馬はタフ馬場の中距離戦ならば相当強いと見て良さそう。
オープン昇級後のここ2戦に関してはどう考えても短い1800mの距離が敗因。それでもクイーンステークスでは最後に差してきて見所ありましたし、府中牝馬ステークスでは1800mのハイペース戦で追走にあっぷあっぷになりながらも最後は自分の使える上がりだけは差し込んできて格好はつけました。
もう三田特別の時からベスト条件は荒れ馬場のエリザベス女王杯と考えていましたし、今のタフで時計がかかる京都の芝は抜群に合いそう。外回りの2200mならば追走に苦労しないでしょうし、今の外が伸びる馬場なら捌き次第であっと驚く結果まであり得るはず。
エリザベス女王杯に相性絶好のディープインパクト産駒ですし、母はフランス生産馬。母父はサドラーズウェルズの全兄弟のフェアリーキングの系統ですし、母母父がロベルトで母母父がリファール。もうタフ馬場のエリザベス女王杯で差してくるためにはベストと言っていい血統配合じゃないだろうか。もう先行馬不在でスローペースがここまで見え見えでなければこの馬を本命にしたかったぐらいだ。
△ ラヴズオンリーユー
おそらく能力は相当なものだろうラヴズオンリーユーはこれぐらいの評価でお茶を濁しておく。
もうノーザンファームの外厩仕上げなら休み明けでも何も問題ない、という風潮が付いてきているが、この馬は秋華賞を回避した経緯がありここへぶっつけというローテは陣営の本心ではなかっただろう。今回は馬体重も大きく増えているようですし、それが全て成長分なら問題ないですが、終わってみれば太め残りでしたという可能性はあってもおかしくなさそう。
オークスで素晴らしいパフォーマンスを見せましたが、あの当時の東京は母父ストームキャットの軽いディープインパクト産駒ばかり走っていた高速馬場。今回はキャリア初のタフ馬場になりますし、総合的に評価して信頼度でクロノジェネシスより落ちると見ました。まぁそれでも能力で見れば対抗ぐらいは打っていい馬。この馬よりも魅力的な馬が数頭いたのでこれぐらいの印になりました。
△ センテリュオ
イメージ的に非根幹距離のぬるま湯競馬が合いそうなセンテリュオだが、さすがにルメールというだけで人気しすぎだろう。
オープン昇級後のここ2戦は外伸び馬場で外を通って伸び切れなかったマーメイドステークス、淀みない流れを前目で競馬をしたとは言え負けすぎの新潟記念など力負けを認めざるを得ない内容。血統背景的に京都コースは大得意だと思うが、マーメイドステークスでタフ馬場で伸びあぐねたのを見てもこの馬は高速馬場での持続力勝負向きと見ます。おそらくルメールならスローペースを読んで2、3番手ぐらいの思い切った競馬をしてくると思いますが、鞍上の手腕だけでどこまでやれるだろうか。
△ スカーレットカラー
ここに来ての一気の本格化に戸惑いが隠せないスカーレットカラーにも印は回す。
今夏までは条件戦でもパッとしなかった馬だがここに来て一気の本格化。クイーンステークスまではまだ理解ができたが、前走は府中牝馬ステークスで最後方から凄まじい脚を見せて差し切ったのには正直驚いた。以前はキレないのでスピードの持続力を活かして、、、というタイプだったので、これは普通に馬が化けたと考えていいだろう。
今回は400mの距離延長でスローペース濃厚の中での追い込み馬。普通に考えれば嫌うのは当然なのだが、今年の府中牝馬ステークスは稍重馬場だったのに前週の毎日王冠とほぼ同じ時計のハイレベル戦。昨年のリスグラシュー、ディアドラ以上の内容で勝利していますし、その後のエリザベス女王杯でリスグラシューがどんな競馬を見せたかを考えれば、この馬は展開不問で抑えておく必要はあると見た。
△ ラッキーライラック
おそらく今年は内枠がマイナスになりそうなラッキーライラックは抑え評価。
2〜3歳時は完成度の高さからクラシックの中心的存在であったが、古馬になってからは能力の高さこそ見せているがどうも底が見えてきた感じ。オルフェーヴル産駒のスピード持続力型で、コーナー4回の1800mで機動力と持続力を活かす競馬が最も合いそうで、毎日王冠や府中牝馬ステークスは条件、展開ともに悪くなかったと思います。
今回は一気に距離が400m伸びてスローペースから直線でのキレを要求される条件に。最近のこの馬の走りを見ても瞬発力勝負が良いとはとても思えませんし、上手く立ち回って好走するにしても今年のエリザベス女王杯はインの馬場が荒れていて内枠が有利とも言えなそう。スミヨンの神業を考慮して印は回したが積極的に買いたい馬ではない。
△ フロンテアクイーン
最後の抑えにフロンテアクイーンまで。クイーンステークスのさっぱりな内容から衰え出てきたかと見ていたが、前走の府中牝馬ステークスはしっかりと伸びて好時計での2着。前述の通りで今年の府中牝馬ステークスは稍重馬場だったのに前週の毎日王冠とほぼ同じ時計のハイレベル戦。そこで2着に走れればここでもやれていいだろう。
昨年のエリザベス女王杯は直線で絶好の手応えだったが、前がどん詰まって全く追い出せずに終了。おそらく捌けていれば3着はあったはずでコース適性もありそう。もっと積極的に買ってもいい気がする馬だが、このレースはとにかく3〜4歳馬しかこないという点を考慮してこれぐらいの評価まで。
印まとめ
◎クロノジェネシス
◯クロコスミア
▲サラキア
☆サトノガーネット
△ラヴズオンリーユー
△センテリュオ
△スカーレットカラー
△ラッキーライラック
△フロンテアクイーン
勝負度 D
推奨馬券
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先週は4つあった重賞のうち3つを取ることができて現在絶好調!!
しかもそのほとんどが人気薄から入っての的中でしたから、11月に入って視界は良好と言って良さそうです。
<アルゼンチン共和国杯 レース結果>
1着:△ムイトオブリガード 2番人気
2着:◎タイセイトレイル 5番人気
3着:△アフリカンゴールド 1番人気
<みやこステークス レース結果>
1着:▲ヴェンジェンス 7番人気
2着:◎キングズガード 10番人気
3着:△ウェスタールンド 6番人気
<ファンタジーステークス レース結果>
1着:△レシステンシア 6番人気
2着:◯マジックキャッスル 1番人気
3着:◎クリアサウンド 2番人気
今週末も引き続き4つの重賞がありますし、エリザベス女王杯は1年のGIレースの中でも最も得意とするレース。先週同様に的中連発と行けるように頑張りますので今週末もよろしくお願いします。
そんなわけでご興味あるという方はこの機会に当ブログが発行しているメルマガを読んでみてください!
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徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」のご紹介
さて、2019年も11月になりました。
月初になったということで徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」の新規読者募集をさせていただきます。
今までサイト「競馬はビジネスである」を通して、私自身、競馬ブログサイトの中でも最上級に時間をかけた分析の上、説得力のある予想をお伝えしてまいりました。外れても納得できるだけの自慢の予想をお送りできていたかと思います。
その予想・考察に結び付くまでにどのようなデータを作成しているのか?どのようなプロセスを踏んでいるのか?そういったところまでをメルマガ「競馬をビジネスにする」では全て隠すことなくお伝えいたします。
正直な話、私は尋常ではない時間をかけて競馬のデータと考察を行っています。それを必要とされる方がいるのであれば還元できれば。そして勝ち組になっていただければ、というのがこのメルマガの趣旨でございます。
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毎週、JRAの全レースの分析、回顧をコメント付きで配信しているのは当メルマガくらいだと思います
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ただ丸乗りでいいや、という方は合わないのでご遠慮頂いた方が良いと思います。そうではなく「もっと競馬を知って当てたい!」「もっと競馬を楽しみたい!」という能動的思考の方にお読みいただきたいと思っております。
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