今日は12/17(土)に行われるターコイズステークスのレース考察を行います。中山芝1600mで行われる重賞です。その前に余談を少し。
凄く今更感はありますが、本当にここ数ヶ月、宇多田ヒカルの「Fantome」をずっと聴いていて、このアルバムこそがベタに今年のベストなんじゃないかなと思っています。
やっぱり一番好きなのは椎名林檎とのコラボ曲「二時間だけのバカンス」でしょうか。もともとこの2人は仲が良いので、カバーしたりとかもしてるんですよね。
例えばこれ。
これ生で見てましたが、イントロかかった時にはゾクッとしたものです。
椎名林檎の最新アルバム「日出処」も超名盤でしたが、宇多田ヒカルの「Fantome」はそれをも超えるレベルで素晴らしい感じ。やはりこの2人は今の日本の女性SSWの中では抜けた存在かもしれませんね。
https://www.amazon.co.jp/Fantôme-宇多田ヒカル/dp/B01I4GDLZW
このアルバムは買って損が1ミリもないと思うので、ぜひお買い求めください。
【2016】ターコイズS 予想考察
過去5年のレース傾向
昨年は2015年のJRAの全レースの中でも1、2を争うと言ってもいいんじゃないか、というくらいの超スローペース戦。よって昨年は例外として扱っていいんじゃないかと思います。
と言っても、昨年を例外として扱うと、その前はオープン戦としての施行ですからメンバーレベルも違ってくるんですよね。その意味で今回が実際は傾向が出る初めての開催となりそう。データ予想などは難しいレースになりそうです。
血統傾向
オープン時代はニジンスキーを持っている馬が4連勝。そのほかにもボールドルーラー持ちが良く走っていたり、グレイソヴリンを持っている馬も走っていたり、と好走血統はそれなりにあるレース。
キングマンボの血を持っている馬も良く走っていますし、アグネスデジタル産駒も2頭好走。ボールドルーラーの血がやたら走っているのを見ても、冬の中山芝らしくタフなダートっぽい血統が良く走っていると見るのが妥当か。
レースラップ傾向
昨年は超が3つぐらいつくスローペース戦なのであまり参考にしないほうがよさそう。
基本的には牝馬限定戦なのでスローペース前提で考えたほうがよさそうですが、今年のメンバーを見てみると・・・
クロコスミア
レッツゴードンキ
エンジェルフェイス
ビービーバーレル
マイネグレヴィル
ペイシャフェリス
と、前へ行きたい馬は結構多そうな感じ。展開次第では結構流れるパターンも想定しておきたい処。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
マジックタイム、カフェブリリアントという牡馬混合戦でも結果を出している2頭に、3歳勢からアットザシーサイドあたりも人気になるか。前走ダートとはいえ実績は断然のレッツゴードンキも人気はまちがいないでしょう。
ひとまず水曜時点で注目している馬はこの馬です。
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非常に地味な馬なので、勝っても勝っても人気しないのですが、ここ2戦を見ているとここにきて地力をつけてきている印象。倒した相手はアドマイヤリードやマローブルー、テルメディカラカラと骨っぽい相手でしたし、控えて差す競馬ができるようになったのもプラスか。
ここ2戦の内容を見ても、スパッとはキレないものの非常に根性がある印象で、馬体をあわせると絶対に負けないタイプの馬。堀川特別でもアドマイヤリードとあわせてから差しかえしていますし、こういうタイプの馬は昇級でも通用する可能性が高そう。
もともとフラワーカップではほとんど差のない5着に走っていますし、血統はダート向きのエンパイアメーカー産駒。いかにも冬の中山芝に合いそうなタイプですし、好位くらいから先行馬を見る形で競馬できれば一発あってもいいと見ています。