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【2016】名古屋グランプリの予想を公開!

今日は12/15(木)に行われる名古屋グランプリのレース予想を行います。名古屋2500mで行われるJpnII戦です。

 

まずは今日の全日本2歳優駿を当てたいところですが、こちらも予想がすんなりと終わったので前日ですが予想を公開しておきます。

 

名古屋グランプリ 予想

JRA勢の層が薄い短距離ダートに比べて、中長距離ダート路線は地方馬と中央馬の力差が歴然。過去5年を見ても中央馬が全て独占していますし、この結果だけでなくレース映像を見ても地方馬はスピードについていけずに馬群が2つに分かれてしまいます。

今年は例年以上にメンバーが揃った印象で、ただでさえも中央馬が強いレースで、その中央馬のレベルが高いとなると、今年もJRA所属の馬たちだけのレースになると考えて良さそう。

その能力比較と少頭数の地方2500mというコースへの適性。そして火〜水と東海地方はかなりの降雨量があった感じで、その馬場が向く馬を選べばいいレースだと思います。

というわけで予想の発表。

 

 

本命は◎ケイティブレイブがここでも能力を見せつけると見ます。

前走の浦和記念は2番手から抜け出しての大圧勝。もう交流ダート路線ではトップクラスと言える馬で、東京大賞典に出ても良い勝負が出来たんじゃないかという馬。ただしっかりと古馬になってからの事を考えて、地方のドサ回りで賞金稼ぎに来た感じはホッコータルマエあたりの馬のローテーションを見習っているんでしょう。

この馬は抜けた基礎体力とスピードの持続力が売りでもありますが、それ以上にコーナリングの上手さがずば抜けている印象。兵庫チャンピオンシップではゴールドドリーム相手にコーナーで差をつける一方の競馬ぶりで相手に何もさせずの圧勝ぶり。あの競馬を見てもコーナーが多ければ多いほど強さは発揮するはずで、コーナーを8回走るこの条件はコーナリングの上手さを存分に見せつけられる条件だと思います。

2500mという距離に関しても、母父サクラローレルですから血統的な裏付けもありますし、道悪ダートで脚抜きの良い馬場になるはずで、そうなればそこまでスタミナを問われる馬場にはならないはず。

メンバーを見ても今回はかなり楽な逃げが打てそうですし、この馬に競りかけて来れそうなスピードある馬もいないはず。おそらくは序盤から逃げて主導権を奪い、スイスイと逃げて勝負どころの2周目の3コーナーでもコーナリングの上手さで逆に突き放すような競馬になりそう。相手も強いですが、今回は圧勝になるような気がしています。

 

対抗は条件絶好の◯アムールブリエが有力。

今回が引退レースとなりますが、これは馬が衰えての引退という感じではなさそう。前走のJBCレディスクラシックは不運にもマイルでの開催だったのが敗因の全て。スタートからスピードに全くついていけずにそのまま終わってしまった感じでした。

その前の白山大賞典では最後にストロングサウザーを競り落としてケイティブレイブに迫る競馬を見せていますし、ブリーダーズゴールドカップでは大圧勝。もうご存知の通りで地方交流の2000m以上の距離ならば牡馬相手でも互角に戦える完全なスタミナタイプの馬。昨年は浜中騎手が4コーナーから3回ぐらい後ろを振り返る余裕があるくらいの大圧勝でしたし、今年は相手が強くなりますが普通に好勝負にはなると思います。

非常にズブい馬ですが、ルメール騎手ならばまず位置を取りに行くでしょうし、晩秋Sでのモズライジンの動かし方を見ても、今のルメール騎手はズブい馬でも平気でススっと動かしていける印象。ある程度の位置さえ取れればケイティブレイブに最も迫れるのはこの馬じゃないでしょうか。

 

三番手は展開面が絶好に向きそうな▲ストロングサウザーが面白い。

この馬は能力の絶対値自体は大した事がない馬なのだが、とにかく立ち回り勝負に強くて騎手が自在に動かせる馬。インでうまく脚を溜められた佐賀記念とマーキュリーカップは完勝でしたし、白山大賞典でもインで脚を溜められてアムールブリエと差がない競馬ができていました。

前走の浦和記念はもう外枠で序盤にロスが多かった事が全て。外枠から能力でねじ伏せるような競馬ができる馬ではなく、あくまでも上手く立ち回ってナンボという馬。今回は絶好の1枠1番が引けましたし、この枠ならばケイティブレイブの2番手のインにスッとつけられそう。田辺騎手はもう2周目の3コーナーぐらいまでは一切ロスなく持ったままで回ってきそうですし、コーナーが多いこの条件もこの馬の立ち回りの上手さを存分に活かせるでしょう。馬場も前残り傾向になりそうですし、穴として期待。

 

一発あるとすれば☆メイショウヒコボシが面白そう。

前走の浦和記念は本命として期待したが、スタートで派手に出遅れて万事休す。最後の脚色を見ても、スタートさえまともなら2着争いだったはずで、川田騎手やっちゃったよという感じのレースでした。

重賞初挑戦のみやこSで最後に差し返す強い内容を見せていましたし、赤富士Sでは好位から突き抜ける圧勝劇。一連の内容を見ても距離は伸びれば伸びるだけいいはずで、今回の地方の長距離条件は絶好と言えそう。前走でもやらかした川田騎手だけに今回もどんな位置で競馬をするかは鍵ですが、それなりの位置さえ取れればケイティブレイブ以外の馬とは互角に戦えると思います。

 

能力は通用するがモズライジンはとにかく騎手が嫌。

白山大賞典でもわかったように、とにかくデムーロ騎手は地方交流戦が下手な印象。前提としてスタートが下手ですし、仕掛けどころも芝の重賞やGIのようには上手くいかない感じ。もともとスタート上手くない馬ですし、おそらくはワンテンポ遅れてゲートを出ておっつけ通しでロスの多い競馬になりそう。スタミナ溢れるタイプであることは間違いないですが、道悪ダートでケイティブレイブが淀みない流れで逃げるとすれば、ロス多い競馬になりそうなこの馬は少し危ない気もします。

 

地方勢は厳しそうですがユーロビートは長距離条件が得意なので抑えに入れておきます。ただこの馬もスタートは大して速くないのであんまり位置は取れる気がしません。モズライジンと同じく途中で押し上げるのに体力を使ってしまいそうな気がします。

 

印まとめ

◎ケイティブレイブ
◯アムールブリエ
▲ストロングサウザー
☆メイショウヒコボシ <穴推奨>
△1モズライジン
△2ユーロビート

勝負度D

 

【推奨馬券】

<本線>

三連単 ◎→◯▲☆→◯▲☆

<抑え

三連単 ◎→◯▲→△1△2

<ボーナス>

三連単 ◎→◯▲→◯▲

KAZ:
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