今日は3/20(日)に行われるスプリングSのレース考察を行います。中山芝1800mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
さて、少し古新聞になりますが、先週は音楽の話題でもフジロックの第3弾発表がありました。
追加ラインナップの目玉はなんといってもJAMES BLAKEでしょう。若干20代にしてベースミュージックのナンバーワンクラスに君臨する彼が呼べた今年はフジロックもサマソニに負けていないラインナップが揃ったと思います。
個人的にこういう暗くてボヨンボヨン言ってる音楽が好きなので、現役アーティストの中でも屈指で好きだったりします。The XXとJAMES BLAKEはもちろん、ちょっとマニアックなところだとRATATATとかCARIBOUとかが好きです。
もともとトリップホップが好きな人だったので、PORTISHEADやMASSIVE ATTACKが好きだったりします。あんまり音楽性が合う人に出会わないのも自分の趣向がおかしいからな気がしますが。。。
今年はANIMAL COLLECTIVEやBATTLESもフジロックに出ますし、個人的には素晴らしいラインナップ。この時期から何度も言っておりますが、365日毎週、誠心誠意を込めてブログとメルマガを更新させていただきますが、7月の後半の1週だけはほぼお休みをいただきます。たまの夏休みということでそれだけはご了承くださいませ。。。
【2016】スプリングS 予想考察
スプリングS 有力馬考察
ロードクエスト
ホープフルSではスローペースからのギアチェンジ戦でハートレーと共に抜けた能力を示しての勝利。バティスティーニやブラックスピネルあたりを子供扱いしての差し切りであり、あの内容を見て弱いという人はいないだろう。
ただ、ハートレーが共同通信杯を惨敗したことでこの馬まだ懐疑論を唱える人が出てきそうな予感。ハートレーの敗戦だけでホープフルSのレベルを疑問視するのは本末転倒な話で、おそらく共同通信杯でのハートレーの惨敗はポテンシャル勝負に対応できなかっただけ(この点からも皐月賞はゲストになる可能性高い)
マイル適正が要求されるスプリングSですし、ベスト距離はマイルに見えるこの馬にとってはベスト条件。土日の天候が崩れそうな予報ですが、新潟2歳Sで荒れ馬場を圧勝しているこの馬は道悪は歓迎なはず。
唯一の不安は成長力があるかどうかということ。6月の新馬戦の時から圧倒的なパフォーマンスを示していますが、果たしてそこからどれだけ成長できているかというのは心配です。ただ成長力足りなかったとしてもここでは馬券圏内を外すとは思えません。
陣営としても池添騎手としても、このスプリングSはただのトライアル戦とは思ってないはず。サトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキを倒すためにはそれなりのパフォーマンスで圧勝して皐月賞に臨む必要があるでしょう。今回も好勝負必至とみています。
ドレッドノート
本当にこの馬が2番人気になるんですかね。。。おそらく2番人気がマウントロブソンで3番人気がマイネルハニー、4番人気がミッキーロケット、その次の5番人気になるんじゃないですかね。
前走はただただレベルが低かったから勝てただけ。2着のリスペクトアースは共同通信杯で通用しませんでしたし、3着のアドマイヤエイカンのその後の成績は散々なもの。
ハービンジャー産駒ということでスプリングSの血統傾向にも合いませんし、そもそもハービンジャー産駒は重賞を何勝もできるような血統ではないでしょう。距離短縮もマイナスとしか見えませんし、ここは某ブログの言葉を借りれば「買ってはいけない」馬と言えるでしょう。
マウントロブソン
3走前の未勝利ではディーマジェスティと接戦。イン絶対有利の東京馬場で外枠から果敢に出して行っての2着でこのレースは評価できそう。
次走の未勝利を圧勝し、特筆すべきは前走のあすなろ賞。かなりメンバーレベルが揃った一戦を途中から外に出していっての強気の早めスパート。そのまま完勝した内容は圧巻でした。
そのあすなろ賞は2着〜7着までが次走で馬券に絡むという超ハイレベル戦。それを圧勝したこの馬はまずクラシックに乗れる器でしょう。正直な話を言えば弥生賞を見るまではこの馬が皐月賞本命予定でした。さすがに今年はレベルが高そうですが、スプリングSの内容次第では皐月賞でも本命候補予定です。
ミッキーロケット
前走のつばき賞は道悪馬場を後ろから追い込んできて2着まで来たのは評価できる内容。もう音無厩舎の典型例といえるような馬で、ブラックスピネルと同じく厩舎こだわりの待機策で本賞金を失い続けてここまで来ちゃった感じ。今回もどうせ後方待機策で差し届くかどうかということでしょう。
弥生賞ではイマジンザットが全く通用しませんでしたし、つばき賞のレベルは微妙。キングカメハメハ産駒で血統的には良さそうですが、アドマイヤダイオウに完敗しているところなどを見てもクラシックに乗れる器かは微妙なところ。評価してもヒモぐらいが妥当じゃないでしょうか。
マイネルハニー
新馬戦は道悪競馬で逃げての圧勝。その時のレース回顧でも「相当強い。重賞級」と書いた記憶ありますが、その後はスタートの出遅れが響いて無駄な2戦を過ごしました。
それが前走のフリージア賞は道悪で逃げての圧勝。ジュンヴァルカンを突き放す圧勝劇でしたからこれは素直に評価して良さそうです。
ベゴニア賞を見た感じでも、良馬場でのガチンコ勝負ではクラシックどうこうといえるレベルにはなさそう。ただ、道悪馬場でとにかく逃げて渋とさを活かす競馬ができれば超一線級ともそう差のない競馬ができるんじゃないかと見ています。
今回も土日は道悪が予想されますし、この馬にとってはベストな条件が揃いそうな感じ。ここは期待してもいいんじゃないでしょうか。
こうして書いてみても、買いたい馬と買いたくない馬ではっきりと分かれそうなレース。少頭数で枠順もあんまり関係ないレースになりそうですし、よほどのことがない限りは勝負度Aでの大勝負をすると思います。
本命候補はすでに1頭挙げていますが、もう1頭本命候補とできるのはこの馬。
今回のスプリングSは3頭の能力が抜けていると思います。1頭は断然人気となるロードクエスト、そして前回ブログランキングに挙げた馬。そして今回挙げる馬です。本当に三連複1点だけでいいかなぁとも思ってるのですが、ちょっとその辺は考えます。
この私の考えと世間のオッズに差異があればあるほど大勝負したいレースです。