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【2016】フラワーC / レース考察(中山芝1800mで行われるGIII戦を徹底考察します)

今日は3/21(月)に行われるフラワーカップのレース考察を行います。中山芝1800mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

ゴールデン街の野球バーの話の続きなのですが、そのお店は流れているBGMが全てB’zというちょっとこだわりの強すぎるお店でした。

若い読者の方はわからないかもしれませんが、私の青春時代は「TREASURE」と「 PLEASURE」というB’zのアルバムが日本国民誰もが聞いているような時代でした。それこそ相談事があるとみんな松本に相談しようか迷っていた時代です。

私はロックのほうも洋楽のほうも聞いていましたが、邦楽のポップスの中ではMY LITTLE LOVER(「赤いグライダー」が一番好きです) がずば抜けて好きだったので、B’zはアルバムだけ買って聞くくらいでした。

ビーイング全盛期って色々と音楽ファンから批判されること多いんですが、未だに音楽として残っているというのは、それだけクオリティが高いっていうことだと思うんですよね。B’zもよくパクリパクリと言われますが、もしパクリだとしてもあれだけ耳に残るメロディーを作れたもの勝ちな気はします。一番好きなのはHole In My HeartというMOTELのカップリング曲なのですがあんまりわかってくれる人がいなくて寂しい今日この頃です。

こうして久しぶりにB’zの話をしていたらX-FILEが見たくなってきました。今週の重賞見解などを早めにサクッと終わらせてDVDを借りてきたいです。

 

【2016】フラワーC 予想考察

過去5年のレース傾向

※2011年は震災影響で阪神開催のため載せてありません

桜花賞への優先出走権がなく、この時期に行われる普通の重賞という中途半端な位置付けのレース。牡馬でいう毎日杯のようなオークスに向けて賞金を加算したい馬が集まるという位置付けのレースと言えるでしょうか。

ただ、2010年のオウケンサクラのように桜花賞で馬券に絡む馬もちらほらいます。アネモネSよりはメンバーが集まる印象で、阪神マイルとの相性を考えると1800mから距離短縮になるフラワーCの方がまだ本番に直結するかなという印象があります。

このレースはとにかく好位じわじわ系の馬が強いレースで、あんまり差しは決まりません。3歳3月時点で牝馬限定重賞で行われるレースでは最長距離となりますし、中山芝1800mはトリッキーなコースです。あんまり末脚ブンブン系の馬よりは前の方の位置で渋とく立ち回れる馬の方が向くと思います。

 

血統傾向

このレースはスプリングSと同じで結構はっきりと傾向が出ているレース。

ぱっと血統傾向を見てみてもスタミナ血統のオンパレードのようになっています。特に活躍が目立つのはゼンノロブロイ産駒でしょうか。マイルではキレ負けするようなじわじわ系のゼンノロブロイ産駒が良く走っているレースです。

それ以外ではロベルト系の馬がとにかく走ります。使い込まれた中山の馬場でのレースになりますし、この時点での3歳牝馬の最長レース。そういった意味でもスパッとキレる馬よりはじわじわ伸びるロベルト系の方が合うんでしょう。

その他にもニジンスキーを持った馬が良く走っていますし、スタミナじりじり系の馬に注目したいレースです。

それ以外ではスプリングSと同じく、馬場改修後に激走しているキングマンボ系やディープインパクト(ブラックタイド)の血にも注意したいところです。

 

レースラップ傾向

2010年のオウケンサクラの勝ったレースはスローペースからのギアチェンジ戦になっていますが、それ以外の年では平均ラップの持続力勝負になっています。

牝馬限定戦というとスローペースからの決め脚勝負になりやすい印象ですが、その適正は全く必要無いレースになる感じ。だからこそ、このレースや中山牝馬Sでしか走らない馬が走りやすい。そういうイメージがある馬は要チェックです。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

なんでnetkeibaのオッズでエールデュレーヴが1番人気になっているのかはただただ疑問。まず5番人気には入らないと思うので、次回の有力馬考察ではこの馬を無視して考察を進めます。

多分1番人気はコルコバードかラブリーアモンあたりになるんじゃないでしょうか。ラルクもさすがにもう人気しないでしょうし、ヴィブロスもこんなに人気になるとは思えません。ルフォールは前走全く競馬になっていませんが、1番人気にまでなるとは思えません。

 

というわけでフラワーCは現時点ではこの馬を狙ってみたいと思っています。

その馬の名はブログランキングで公開中

この馬は前走終了後の全レース回顧で「次走フラワーCならまず勝ち負け」と書きました。それぐらい前走は強い競馬でしたし、昨年のアルビアーノのようにこのレベルなら圧勝してもおかしくないと思います。

netkeibaの想定オッズでは全く人気ありませんが、競馬ファンもそんな馬鹿じゃないでしょう。まず5番人気以内にはなるはず。ただ断然人気でないなら頭固定で買ってもいいんじゃないか、と思うぐらい今回この馬は抜けていると思います。勝ち方次第では桜花賞でも期待したいです。

 

KAZ: