今日は9/3(日)に行われる小倉2歳ステークスのレース考察を行います。小倉芝1200mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
さて、あと2日で欧州サッカーの移籍マーケットも閉じるということで、いろんな情報が私の周りでも飛び交っています。自分も数時間に1回はBBC Sportを見て情報をチェックするようにはしています。
今夏の一番大きな動きはやはりマンチェスターユナイテッドが史上最高額でポグバを獲得、それに加えてイブラヒモビッチまでとっちゃったことでしょうか。期待通りにユナイテッドは開幕スタートを決めて数年ぶりに欧州に盟主に復帰してきそうな予感はしますね。
一方でスペインの2巨頭は平穏なオフシーズンで終わった感じ。バルセロナはもともと主力の能力が突出しすぎていて、わざわざ控えになりに来る選手を探すのが難しそうな感じ。レアルマドリーの方はもともと戦力過多な感じはありましたからね。
アーセナルは早々にジャカを獲得して今年こそビッグサマーになるかと思わせつつ、結局その後の補強はなし。ただ既にBBCにムスタフィとルーカス・ペレスの獲得はほぼ決定と出ていたのでこの2人は獲得できそう。待望のセンターバックとセンターフォワードだけに即戦力としての活躍に期待したいところです。
と言っても、プレミアリーグ開幕から3試合とも見れてないんですよね。。。どうも土日の夜はなかなか競馬の準備があって時間が作れない(>_<)
【2016】小倉2歳ステークス 予想考察
過去5年のレース傾向
今見直したら昨年のこの週は土曜に札幌でアドマイヤエイカン、日曜にシュウジで岩田騎手が土日で重賞連勝していたんですね。それが今年は全く何も勝てなくなるとは、、、誰が想像できたでしょうか。
小倉2歳ステークスはまだ適性もはっきりしない中で行われる芝1200mの重賞。ということもあって基本的には先々の重賞戦線にはつながらないレース。シュウジ、ホウライアキコ、ベルカントあたりはその後も走りましたが、今年のメンバーを見てもそのレベルにありそうな馬はいませんし、新潟2歳Sと同じく現時点での完成度が大事になるレースか。
小倉芝はBコースに替わってもタフな外差し傾向は変わらず、1200m戦はフルゲートになればなるほど外枠しかこないという傾向が顕著。ここも週末の天気は鍵ですが、枠順が最も大事になるレースになる気がします。
血統傾向
昨年はキンシャサノキセキ産駒のワンツー。小倉芝1200mではキンシャサノキセキ産駒がデビュー後から驚異的な成績を残しており、複勝率は4割超え。テンからスピードに乗るコース形態で、最後は上がりがかかるという傾向が中山ダート1200mと一緒で、その中山ダート1200mでもキンシャサノキセキ産駒の活躍が凄いとなると、そういう適正あるコースが得意なんでしょう。ただ今年はキンシャサノキセキ産駒がいないんですよねぇ。。。
そうなると次に目につくのがダイワメジャー産駒。この血統も平均的に走っていますし、2歳早期から動けるのでここでも注目だと思います。
レースラップ傾向
小倉芝1200mは下り坂スタートなのでとにかくテンのスピードが速くなりがち。北九州記念でさえ先行馬は最後に止まって外差しがズバッと決まるので、2歳馬となればもっと先行馬は止まると考えて良さそう。
ただ、ほとんどの馬がキャリアが浅いのでどの馬が先行して、どの馬が差すのかも未知数。オーミアリスのような馬がいきなり差しに回って大外一気で大穴を開けたケースもあるので非常に難しいレースと言えます。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
果たして本当にクインズサリナが1番人気になるんでしょうか。新潟2歳ステークスでマイネルバールマンが一切人気しなかったところを見ても、今のレベルの高いファンはフェニックス賞の時計の遅さを嫌ってくるはず。カシノマストも連闘策で3番人気っていうのはどうかなと。
そう考えると1番人気はレーヌミノルになるかなと思います。新馬戦の内容も優秀でしたし、この馬が売れると思います。
現時点で一番面白いと思うのはこの馬でしょう。
未勝利勝ちまでに3戦を要しましたが、2戦目は負けた相手が強かった感じで、前走は2着以下を大きく引き離す快勝。時計面で嫌われそうですが、相対的に時計が遅いのは小倉を使っていないだけと見て良さそうで、血統的にもスタミナあるので差しに回ればぐいっと最後伸びてきそうな気もします。