今日は7/24(日)に行われる中京記念のレース考察を行います。中京芝1600mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
今週末はFUJI ROCK FESTIVALのために新潟県へ行ってまいります。といっても半分仕事で行くので諸手をあげてワイワイというわけにはいかないのですが、行くからには少しでもリフレッシュしてこれたらと思います。
というわけで今週末は少し配信スケジュールや配信内容が変わることが想定されますので、その点だけご承知頂けますと幸いです。苗場はWI-MAXの電波が入らないので、苗場プリンスホテルのロビーWI-FIを使わないと配信ができないためです。といっても、予想は変わらずに配信しますのでよろしくお願いします。
【2016】中京記念 予想考察
過去4年のレース傾向
改装後の中京芝はすべての競馬場の中で最も馬場傾向がわかりにくいカオスなコースに。もうとにかく毎日のように伸びる場所が変わりますし、１日の中でも朝は外伸びだったのに午後はインが伸びるようになったりともう訳がわかりません。
改装直後の中京芝はタフな外差しが印象的なコースでしたが、今年の春からは超高速馬場がベースのコースに。それでも２週前の雨の影響で先週ぐらいからは、私たちが持っているイメージと同じ外差しなタフ馬場の中京コースに変わってきました。ただ、先週も2000mでレコードが出たように、見た目は時計がかかりそうな馬場なのに時計はやたら速いレースが目立ちます。
レース傾向を見てもフラガラッハ、ミッキードリームという穴馬２頭が２年連続で好走していますし、とにかくリピーターが多そうな特殊なレースと考えていいと思います。
血統傾向
このレースの特注血統はとにかくグレイソヴリンの血を持っていること。フラガラッハとミッキードリームの影響は大きいですが、それ以外にもマジェスティハーツやスマートオリオンが走っているように持っている馬は非常に強調できそうです。
グレイソヴリンが走るということはやはりそれだけタフで持久力が要求される馬場だということなんでしょう。
レースラップ傾向
マイルにしてはだらーーっと流れるレース。昨年はロベルト系のスマートオリオンがまさにそんな感じの適性を活かして好走しました。
毎年平均ペースで流れるので、これがまたリピーターを生み出しやすい要因なのでしょう。中京コースとはいえ外差しが決まりやすいというだけのレースではないので、この平均ペースが向きそうな馬を選びたいです。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
メンバーの中の目玉はやはり京王杯スプリングカップでも好走したダッシングブレイズでしょうか。いかにも中京のタフな馬場も合いそうですし、能力もここなら上位。ただちょっと癖がある馬なので枠順次第で評価は変えたいところ。
それに対抗するのは３歳馬のトウショウドラフタでしょうか。加速時のギュンと伸びるギアチェンジ力は現役屈指。あとはマイルでは最後に伸び脚が鈍るのでそのあたりがどう影響するかでしょう。
ダッシングブレイズからでもいいかなぁと思っていますが、この馬は常に過剰人気する馬。前走もある程度走ってしまいましたし、あんまり今回は妙味はないか。全く人気はないですが面白いのはこの馬でしょう。
前走は小回りコースでスローペースの完全な前残りレースに。もともと夏に走る馬ですし、今回は左回りのマイル戦というベストな舞台。好走血統であるグレイソヴリンも保持していますし、軽ハンデで左回りで直線の長いコースに軽ハンデ、とすべてが揃った印象。二桁人気でしょうがここは面白いと思います。