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【弥生賞2019の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します

弥生賞2019(中山芝2000m)の考察です。

3月3日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はラストドラフト、クリノガウディー、カントル、ニシノデイジー、サトノラディウスなど。中山競馬場の芝2000mで行われるGIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。

 

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弥生賞 2019 考察

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レース傾向

皐月賞と同じ距離で行われるということもあり最重要トライアル戦として長らく君臨してきた弥生賞。今となってはノーザンファームの使い分けが主流となってきていることや、スローペースになりやすいので逆に敬遠されることが多く、共同通信杯やスプリングSの方に最重要トライアルの座を奪われている感じはあります。今年のメンバーを見てもそれなりにはメンバー揃いましたが、クラシック最有力候補と呼べるような馬はおらず、まずまずのメンバーという感じ。

後ほどペースのところでも書きますが、皐月賞と同じ舞台で行われるといってもその流れはまるで異なるのが弥生賞。トライアル戦ということで軽いレース質になりやすく、あんまりクラシックで通用するか、という硬い頭で考えずに、トライアル戦ということを強く意識して予想したいです。

 

POINT1 → 最重要トライアル戦であったが、その権威は若干揺らぎつつある

POINT2 → 皐月賞と同じ舞台ではあるが、その流れは全く異なる「トライアル」レース

 

レースラップ分析

本番の皐月賞と同じコースで行われるトライアル戦ですが、本番と違ってトライアル戦になるのでペースが全く異なります。過去5年のレースを見ても極端に前半ペースが流れたのは2016年ぐらいで、基本的には前半スローからの立ち回り勝負になりがち。2017年のように恐ろしいくらいのスローペースになることもあります。

よって皐月賞のように激流でポテンシャル勝負になって好走できる馬を買うレースではなく、前々で上手く立ち回ってスローペースを利して好走できるような馬を狙いたい。

 

POINT1 → ハイペースになりやすい皐月賞とは異なり、スローペースからの先行立ち回り決着になりやすい

 

血統傾向

皐月賞の最重要トライアル戦ということで毎年クラシックを賑わせる競合が出走してきます。そうなるとやはりディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒などの王道血統の出走が多くなり、実際にそういった血統の活躍が目立ちます。

ディープインパクト産駒は以前の中山競馬場では鬼門というイメージでしたが、馬場改修後からは一転して活躍が目立っており、ここ3年はディープインパクト産駒のワンツースリーとなっています。

キングカメハメハ産駒を代表とするキングマンボ系が毎年のように激走しているレースで、タガノエスプレッソなどの穴馬もよく輩出しております。

またネオユニヴァース産駒が非常に得意にしているレースでもあり、ヴィクトワールピサもこのレースを勝利。おそらくヴィクトワールピサ産駒もこのレースを得意としていると思います。

 

POINT1 → 皐月賞最重要トライアルなのでクラシック血統がよく走る。

POINT2 → キングカメハメハ=キングマンボは特注血統。

POINT3 → ネオユニヴァース産駒がよく走るレースで、おそらくヴィクトワールピサ産駒も適性高い。

 

考察まとめ

というわけで枠順発表前の弥生賞の想定オッズはこちら。

枠順発表前の想定オッズ(当サイト予測)

人気 馬名 オッズ
1 ラストドラフト 2.2
2 カントル 4.0
3 ニシノデイジー 4.6
4 サトノラディウス 6.3
5 クリノガウディー 13.5
6 ブレイキングドーン 18.0
7 シュヴァルツリーゼ 25.6
8 メイショウテンゲン 46.0
9 ナイママ 57.0
10 ヴァンケドミンゴ 77.0
11 ラバストーン 155.0

 

2戦2勝でルメールが乗るラストドラフトが1番人気になるだろう。ただカントル、ニシノデイジー、サトノラディウスあたりはどれも差のないオッズになりそうな感じがします。

 

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もうこの馬に関しては陣営が意味不明なレース選択や戦法をしているのが近走の敗因のすべて。2走前などは最初から積極策をとっていれば馬券に絡めていたと思いますし、もうなんだかなぁという感じ。今回も陣営コメントを気にしたいですが、さすがに前走で馬のキャラを分かったような感じもしますし、賞金的にもクラシック出走は微妙なラインなのでここは優先出走権を取りたいはず。今回は先行馬不在のメンバー構成で積極策を取るならば狙ってみたい。

 

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世代最上位級の能力があるとは思っていますが、今回に関しては本気を出す理由が一つもないんですよね。賞金はもう菊花賞ぐらいまで出れるほど持っていますし、今回は間違いなく余裕残しで「トライアル」の競馬をしてくるはず。スローペースで後ろから行きそうなのも気になりますし、買うのはここではなく皐月賞という感じがします(と言っても強い馬なので最終的に評価する可能性はあり)

 

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