テレ玉杯オーバルスプリント2021(浦和ダート1400m)の予想です。
9月23日に浦和競馬場で開催され発走時刻は16:25です。出走馬はラプタス、ベストマッチョ、テイエムサウスダン、サクセスエナジーなど。浦和競馬場のダート1400mで行われるJpnIIIです。
火曜日の14時に2回目のモデルナワクチンを摂取して、翌朝からは若干の倦怠感が出るぐらいで普通にウォーキングなどはできていたのですが、15時過ぎくらいから熱が出始めてバタッと倒れていました(>_<)
とは言っても最高で38.2度ぐらいなもので、巷で聞いていた超高熱とまではいかず。夕食を軽く食べた後にカロナールを飲んだら綺麗さっぱり全快しました!摂取直前と直後に2ℓのミネラルウォーターをがぶ飲みしたのが良かったのかもしれません。
もう完全回復したので週末の中央競馬は全く問題なし!その前に本日浦和で開催されるテレ玉杯オーバルスプリントの予想へ・・・
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テレ玉杯オーバルスプリント 2021予想
予想の根拠
逃げ馬が毎年のように馬券に絡んでいるレースで、記憶に新しいところではノブワイルドが徹底先行策から連覇を達成。そんなわけで逃げ馬有利なレース傾向もあってか、交流重賞で逃げて2連勝中のラプタスに圧倒的な支持が集まる感じの一戦になりそう。
ただ、前走のサマーチャンピオンは同型不在でかなり楽なマイペースの逃げが打てた結果の圧勝。今回は隣枠のベストマッチョが主張してきそうですし、ダービー馬アランバローズも控える競馬はできないタイプ。小久保厩舎の3頭出しで徹底先行タイプのグランドボヌールはダノンレジーナのための前潰し役の指示が出そうな感じもしますし、さすがにここはハイペースで前は厳しい展開になるんじゃないだろうか。例年の傾向としては先行馬が圧倒的に有利だが、今年は十分に差しも決まるとみます。
というわけで予想の発表。
テレ玉杯オーバルスプリント 2021の印
【本命 ◎6 ティーズダンク】
2歳時に全日本2歳優駿3着などがあるが、ここに来て一気に本格化した印象。マイルグランプリでは今の南関マイル路線の上位であるモジアナフレイバー、グレンツェント、ワークアンドラヴあたりを制して勝利でしたし、スパーキングサマーカップは牝馬交流重賞でも互角に戦えるサルサディオーネにあと一歩まで迫り、3着のグレンツェントを大きく突き放した内容は見事の一言でした。
もともと最後はしっかりと伸びてくる馬で、近走は位置が取れるようになって本格化してきた感じ。プリムローズ賞では今回と同じ浦和ダート1400mでセンス良く立ち回って完勝でしたから適性も高そうですし、前がやり合って差しが決まる展開になった場合に一番突っ込んでくるイメージが湧くのはこの馬です。
【対抗 ◯5 ハイランドピーク】
もともと中央在籍時に重賞を勝っている馬で、南関移籍初戦のさきたま杯も最後に猛然と追い込んで見せ場十分の内容。前走の浦和スプリントオープンでは断然人気に支持されたが、水の浮くダートで前に行った馬がそのまま粘り込むような馬場に泣いた感じだった。
その前走さえノーカウントにすればここでは実績最上位に見えますし、さきたま杯のメンバーがアルクトス、エアスピネル、ワイドファラオとGI実績がある馬だったのに対して今回のメンバーはそこまで強くはない。小久保厩舎ならグランドボヌールを使ってダノンレジーナとハイランドピーク向きの展開にしてきそうですし、前日オッズでは最低人気になりそうだがそんなになめられる馬では決してないだろう。
【△3 サクセスエナジー】
割とキャラがはっきりしている馬で、休み明けがさっぱりダメな叩き良化型で揉まれる競馬を苦手としている。前走は休み明けな上に喉の手術明けで、1コーナーでは大きく外にヨレるというどうしようもないレースぶりだったが、最後に2着まで差し込んできたのは休み明けがダメなこの馬にしては頑張った方。
今回は叩き2戦目で普通ならパフォーマンスを上げてきますし、斤量59kgに関してもこの馬は550kg近い馬体があるのでこれまで59kgの斤量を背負ってもほとんどパフォーマンスを落としていない。前がやりあう想定なら展開も向きそうですし、抑えておいてもいいか。
【△4 アンティノウス】
もともと中央の準オープンでも戦えていた馬で、クロフネ産駒らしくじわじわと最後まで伸びてくる点が売り。前走のプラチナカップは好位追走から自分で捲り切ってダノンレジーナを完封するなかなかの勝ちっぷりでしたし、展開向きそうな今回はやれても驚けない。
【△11 ダノンレジーナ】
JBCレディスクラシックでは女傑マルシュロレーヌと僅差。その後のレースぶりをみてもマイル以下では全く崩れていない安定株で、能力的にはここでもたりて良さそう。おそらく小久保厩舎はこの馬のためにグランドボヌールを特攻策に使うと思いますし、展開も向くんじゃないだろうか。
【△12 テイエムサウスダン】
典型的なサウスヴィグラス産駒で黒船賞のように揉まれずにじわっとスピードを活かす競馬ができれば強い馬。能力自体はここでも最上位でしょうし、揉まれたくない馬なので外枠も良いと思うのですが、今回は超大型馬の休み明けという点が課題。果たして動けるんだろうか?
【消1 ラプタス】
1400mで気分良く逃げられれば強い馬だが、ディープブリランテ産駒らしい難しさもある馬。ここ2戦はすんなりと逃げられたおかげで強いパフォーマンスを見せているが、今回はアランバローズ、グランドボヌール、ベストマッチョと同型がズラリと揃った印象。ポラリスSのように控えて競馬ができればやれてもいいが、展開が向かなそうな単勝1倍台の馬をわざわざ買うのも・・・という感じはします。
これまで左回りコースはほとんど使ったことがなく、東京コースでは不可解な惨敗。関東遠征時も結果が出ていない点など色々と不安はありそうで、まぁ来られても仕方がないという感じで馬券的にはこの馬を無視して考えてみたい。
【消2 ベストマッチョ】
揉まれずの競馬ができればという先行タイプで中央馬とも互角に戦える馬だったが、ここ2戦は抜群の手応えからちょっと案外な内容。すでに8歳なので限界が見えてきた感じはある。今回は展開がどう考えても向かなそうな感じがするが・・・
【消7 カツジ】
揉まれる競馬がダメな馬で、逃げるか最後方からの追い込みしかできないタイプ。そういう極端な馬が浦和ダート1400mに対応できるイメージが持てませんし、血統的にもダート要素がほとんどない。戸崎というだけは怖いが、これを持ってこられたらさすがにもうお手上げです。
【消8 グランドボヌール】
2走前の浦和スプリントオープンはレコードにあと一歩まで迫る圧巻のパフォーマンス。やはりこの馬はマイペースの逃げを打ってこそなんだろう。今回は最初からラプタスあたりが出てくるのはわかっていたはずで、その中にわざわざこの馬を出走させてきたのは小久保厩舎がよくやるチームプレーか。厩舎のエース格ダノンレジーナにとっては前が垂れてくれた方が都合が良いですし、何が何でも前をつぶせという指示が出るかもしれません。
【消9 トロヴァオ】
一昨年のJBCスプリントで今回のコースで大穴を開けた馬だが、やはり8歳になって少し衰えてきている印象。今回は展開こそ向きそうだが、前走のさきたま杯の内容からも若干限界は見える。
【消10 アランバローズ】
今年の東京ダービー馬。スピードに長けたヘニーヒューズ産駒で、羽田盃も東京ダービーも適性外条件で地力だけで走ってきた印象。今回は距離短縮は良いと思うが、どうも逃げないと競馬にならなそうな馬なので展開面が鍵になりそう。左海騎手は逃げると決めたら何が何でも逃げる騎手ですし、ラプタス、グランドボヌール、ベストマッチョあたりと競り合う競馬になると展開的に厳しそうな感じはします。
【推奨買い目】
ワイド 6→5,3,4,11,12
ワイド 5→3,4,11,12
三連複 6→5,3,4,11,12
【買い目及び予想のポイント】
ここは断然人気ラプタスへのマークの意識が強まり、ベストマッチョが被せにいき、アランバローズも左海の徹底先行策、グランドボヌールは小久保厩舎のチームプレーでやりあう可能性が高いと見る。もしラプタスがスッと控えてアランバローズが楽に逃げちゃったりするとその時点でハズレそうだが・・・
ラプタスは3走前で控える競馬でも走れちゃっているので、ここも来ちゃっても仕方ないとは思うが、前走よりも明らかに展開面など厳しくなるのに単勝1倍台なら競馬のセオリーとして嫌って妙味。ラプタスは無視して前崩れの差し決着に張りたい。
どの差し馬を買うかだが、おそらく能力上位でセンスもありそうな◎ティーズダンクが本命。実績最上位の◯ハイランドピークも人気がなさすぎるので、この2頭をダブル本命のような形でワイドを流したい。