スワンステークス2024(京都芝1400m)のレース予想です。
10月26日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はクランフォード、スズハローム、アグリ、オフトレイルなど。京都競馬場の芝1400mで行われるGIIです。
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スワンステークス 2024 予想
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スワンステークスはどのようなレースか解説します
概要・データ
京都芝1400mで開催されるマイルチャンピオンシップの前哨戦。
京都競馬場はリニューアルしてから1年半が経ちましたが、コースの特徴や以前からの傾向変化は完璧に掴めています。結論から言えば、リニューアル後の京都競馬場は以前よりもヨーロピアンなタフ差し馬場になりやすいのが特徴。少し雨が降っただけで一気に馬場がタフになりますし、日本の競馬場の中でも最もヨーロピアンな適性が問われるコースと覚えていただいていいと思います。
改修前の京都競馬場も秋開催に関しては開催後半は時計がかかってタフな差し馬場になることが多かったですし、細かいところは少し違うにしても以前の結果も参考にしてしまって良さそう。そんなわけで京都競馬場で行われた過去5年のレース結果をまとめてみました。
こうして上位好走馬の名前を見ても一目瞭然なのはマイルよりも長い距離で実績のある馬が好走していること。
<2023年>
1着:ウイングレイテスト マイル重賞2着2回3着1回
3着:ロータスランド 関屋記念1着
<2020年>
1着:カツジ ニュージーランドトロフィー1着
2着:ステルヴィオ マイルチャンピオンシップ1着
3着:アドマイヤマーズ マイルG12勝
<2019年>
2着:モズアスコット 安田記念1着
3着:マイスタイル 函館記念1着
<2018年>
1着:ロードクエスト 新潟2歳S2着 NHKマイルカップ2着
2着:モズアスコット 安田記念1着
3着:グァンチャーレ シンザン記念1着
<2017年>
1着:サングレーザー デイリー杯2歳S3着
3着:レッツゴードンキ 桜花賞1着
こうして見てもマイル重賞やマイルG1で上位に走った馬ばかりが好走していますし、逆にスプリント重賞やスプリントG1で上位に走っている馬はほとんど好走していません。その理由はレースラップの項で後述しますが、ヨーロピアンな京都芝1400mはマイラーが有利というのは覚えておきましょう。
レースラップ
外回りの京都芝1400mはスタートしてから200mで3コーナーの登り坂になるため、そこまで極端に速いペースにはなりにくい舞台。下り坂で勢いをつけられますし、直線も400mあるために差し馬も十分に対応ですし、特にヨーロピアンな馬場になっている時は前半部分のスピードよりも直線でのキレが活きやすくなります。そのため、ガツンと前半で飛ばすスプリンタータイプの馬よりも溜めてビュンと決め手を活かせるマイラータイプの馬の方が走りやすいんでしょう。
血統傾向
過去の京都開催での血統傾向を見てもアメリカンなスピードタイプの血統がほとんど走っていません。芝の中距離向きの血統だったり、欧州血統の馬の活躍が目立っており、血統的な観点からもヨーロピアンな出自でマイル以上の適性がある馬が有利と言えます。
今年のスワンステークスを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
先週土曜の雨の影響で京都はヨーロピアンな馬場に変化。今週末は雨が降らなそうなので時計レベルは回復しそうですが、引き続き差しも決まるヨーロピアンな馬場になると見ます。
展開想定
この枠ならウインカーネリアンが先手を奪うか。外枠のセルバーグが今村騎手でどうするのか。内枠のサーマルウインドやクランフォードがどれだけ突っ張るか次第でペースは変わりそうです。
ノーザン・ルメール・川田の取捨
ルメール騎手も川田騎手も不在。ノーザンファーム生産馬も非主流条件であまり信頼はできません。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
ヨーロピアンな馬場でマイル向きの適性が問われる
狙える馬のタイプ
マイル実績馬 or どちらかと言えばマイル適性が高い馬
嫌える馬のタイプ
1400m以下しか実績がない馬 or どちらかと言えばスプリント適性が高い馬
スワンステークス 2024の印
【本命 ◎11 シングザットソング】
もともと1400mで重賞勝ちがある馬だが、激流を早めに仕掛けていく競馬が続いたことで馬が途中でやめる癖を覚えてしまった感じ。昨年秋からじっくり溜める競馬で我慢して走ることを覚え直してようやく内容が安定してきた感じで、馬柱の見栄えこそ悪いがもう重賞級の力を取り戻してきたと考えていい。
安土城Sは大外枠で終始外を回す競馬でよく頑張っていますし、パラダイスS、朱雀Sはどちらも前残りレースで最速上がりを使うも展開向かず。前走のポートアイランドSは延長ローテでマイル戦で速いペースを先行するという厳しい競馬だったが、いつもとは違う戦法ながら最後までやめずに走れた点からも評価していいだろう。
今回は短縮ローテでベスト条件の1400m起用。今回は騎手と調教師が相談して「勝ちに行く競馬」をするそうですし、前走でマイルで先行して我慢できたことからもある程度位置を取りにいきそう。ちょうど芝1400mで重賞を勝った時も外目の好位で我慢させてひと脚を使う競馬でしたし、今回はそういう競馬ができると読みます。
京都芝1400mは安土城Sで外を回して強い競馬を見せていますし、何より京都牝馬Sが不利な延長ローテで外伸びのトラックバイアスで内枠からインを通って5着なら普通に強い競馬。今回はフラット馬場で短縮ローテで臨めるとなれば十分にやれていいでしょう。
【対抗 ◯10 ピンハイ】
もともとチューリップ賞2着、桜花賞着、オークス4着の実績がある馬で、マイル以上の実績は十分。どうもここ2戦が直線まで抜群の手応えでやってきたので追って案外のレースが続いており、回顧にもミッキーアイル産駒らしく短めの距離に適性がシフトしている可能性を書いた。
今回はマイル適性が問われやすいスワンSは絶好だと思いますし、馬場や脚質を考えても枠も最高。スムーズに捌ければズバッと差し込んできていいはずだが、一気の短縮に戸惑わないか、高倉騎手がスムーズに捌けるかが半信半疑のため相手筆頭評価まで。
【単穴 ▲13 ノーブルロジャー】
なかなかハイレベルなメンバーが揃っていた上に今回と同じ京都コースで開催されたシンザン記念を勝利。その後の活躍が期待された割に伸び悩んでいるが、米子Sは超高速馬場のスロー戦でキレ負けした感じ。ポートアイランドSはタフ馬場のハイペース戦で序盤に掛かって先行争いになってしまったのが響いた感じで、能力通りならあそこまで負ける馬ではないだろう。
前走内容からも今のこの馬には1400mはちょうど良さそうな感じがしますし、何よりマイル重賞実績がある点がプラス。短縮ローテで挑めそうな点も良いですし、ここは一気の人気落ちで大穴候補。
【特注 ☆6 オフトレイル】
父も母父も母母父も欧州血統で今回出走している馬では最もヨーロピアンな血統。昨年秋のヨーロピアンな京都芝で2勝していることから間違いなく今の京都は合うと思いますし、マイル以上の距離の重賞ウィナーで短縮ローテ。今の馬場を理解している武豊騎手も良いですし、一見した感じでは一番ハマりそうな馬。
ただ、ここ2戦で出遅れていることからも一気の短縮で位置をかなり落としそうですし、展開向くかや捌けるかなどリスクもある程度あるか。
【△1 サーマルウインド】
先行力と持続力に優れた馬で、これまでの戦績からも切れないだけでマイルは全く問題ないタイプ。オープン時代とは言え、その後にG1を勝つルガル、テンハッピーローズと接戦できていますし、2走前に接戦だったサトノレーヴはその後に重賞2勝。
スプリント戦からの延長ローテはマイナスだが、前走で北九州記念で1番人気に推された馬が1戦で一気の人気落ち。スムーズに立ち回ればやれてもいいか。
【△2 ジョウショーホープ】
1400m路線に転向してからはほぼ崩れていない馬で、唯一馬券外だった3走前もハイペースを先行して展開が向かないながらスズハロームと僅差。過去にマイルでの勝利や札幌2歳S4着の実績がある点からもマイルぐらいの距離はこなしていいタイプに見えますし、ミッキーロケット産駒で今の京都のヨーロピアン馬場はいかにも合いそう。前走は力負けというより1200mでキレ負けしただけに見えますし、今回は1400mに戻して内枠からロスなく立ち回れば相手なりに走れていい。
【△4 クランフォード】
破竹の3連勝でオープン入り。前走に関しては超高速馬場の影響でレコードが出ただけだが、2勝クラス勝ちの内容などからもオープン重賞で通用するものがありそうですし、53キロで内枠からスムーズな先行策なら上位争いになっていい。
ただ、スワンSはマイル以上の距離の実績馬が走るレースで、この馬は1400m以下しか実績なし。いきなりのGII挑戦で一気の相手強化の割に人気を背負いすぎていると思いますし、妙味を考えてもこれぐらいの評価に。
【△8 スズハローム】
折り合いに怪しいところがある馬で、マイルではあまり良さが出ずに1400m以下に短縮して本格化。ここに来て重賞レベルになってきているが、2走前の京王杯SCは少し攻める騎乗で終いは伸びあぐねて3着。前走のCBC賞は内枠から完璧なスタートを決めての2着で、どうもここにきてスプリント適性が出てきたのかと思わせるレース内容だった。
スワンSは考察文で書いた通りにマイラーが走りやすいレースですし、1400m以下しか実績ないこの馬でどこまで走れるか。延長ローテで鮫島騎手がどう乗るのかも気になります。
【△9 ウインカーネリアン】
近3走のレース内容からも能力はここでは上位。スピードもここでは上位でスッと先手は奪えそうだが、過去10年で(1-0-0-21)の7歳馬で今回は夏負けが長引いての休み明け。いつもはCWで70秒台の時計を出すような馬ですし、今回は先手を奪えたとしてもどこまで粘れるだろうか。
【△12 ダノンスコーピオン】
マイルG1を勝っているような馬で、スワンSで好走しやすいマイラータイプ。福永厩舎に転厩してからは復調しているようで、京王杯SCは最後に素晴らしい伸びを見せた。
近3走はどれも距離が違っていた感じで今回は1400mに戻るのはベスト。どうもジリっぽいタイプなので追わせるシュタルケ騎手は合いそうだが、やはりハマり待ちなのは否めない。
【△14 アグリ】
スプリンターズSやシルクロードSを見ても1200mでは距離不足。1400mはピッタリ合いそうな感じはするが、このスワンSは1400m適性よりもマイル適性が問われるレースで、マイル以上の距離での実績が重要。この馬はマイルが長くて距離を短くしてきた馬になりますし、今回のレース傾向に合うタイプではない。
1351スプリントはどうも最後に伸びあぐねましたし、CBC賞も超高速馬場の外枠でハンデが重かったにしても負けすぎ。Cデムーロなら完璧な騎乗で持ってきてしまう可能性はあるが、人気になる点からも期待値は限りなく低い。抑えまで。
【推奨買い目】
複勝 11 シングザットソング 本線
単勝 11 シングザットソング ボーナス
馬連 11→10,13,6,1,2,4,8,9,12,14 本線
ワイド 11→10,13,6,1,2 本線
【買い目及び予想のポイント】
ここは短縮ローテの馬を本命にすることは決めていて、最後まで悩みに悩みましたが、◎シングザットソングが最も好走率あって妙味高いと判断。相手が凄まじく難しいので、なんとか馬連で人気薄がハマってほしいところ。人気馬がどれも怪しいので、シンプルに単複だけ馬券だと人気馬がぶっ飛んだ際の妙味が得られないと思ってこの買い目に。