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サウジカップ2025の予想を公開!

サウジカップ2025(キングアブドゥルアジーズ ダート1800m)のレース予想です。

日本時間の2月23日にキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催され発走時刻は日本時間2:40です。出走馬はフォーエバーヤング、ロマンチックウォリアー、ウィルソンテソーロ、ラムジェットなど。キングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1800mで行われるGIです。

 

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~ World Horse Racing ~

「サウジカップ」

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●香港スプリント

3連単(24点)⇒【31,300円】
●BCフィリーメアターフ
3連単(40点)⇒【371,820円】
●アイリッシュチャンピオンS
3連単(6点)⇒【232,800円】
●チェアマンズSP
3連複(10点)⇒【93,120円】
●クイーンエリザベス2世C
3連単(12点)⇒【182,800円】
●ドバイWC

3連単(24点)⇒【346,800円】

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日本時間の02/23(日)02時40分発走予定の『サウジカップ』
1着賞金およそ15億円のビッグレース。日本からはフォーエバーヤングラムジェットウシュバテソーロウィルソンテソーロの4頭が出走予定。
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サウジカップ 2025 予想

先出し本命候補(せっかちな方はこちらから)

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サウジカップはどのようなレースか解説します

概要・データ

まだ誕生して5年しか経っていないが、世界最高賞金(総賞金2000万アメリカドル=約31億円、1着賞金1000万アメリカドル=約16億円)を誇り、すでにダート競馬の頂上決戦として認識されつつあるレース

ダートの頂上決戦としての位置付けながら、過去5年でアメリカ調教馬は2勝のみ。2021年ミシュリフと2023年パンサラッサは芝を主戦場としているような馬でしたし、2022年のエンブレムロードは地元サウジアラビアの馬が大仕事を成し遂げました。

これらの結果を見ても、どうもキングアブドゥルアシーズ競馬場はアメリカのダートやドバイメイダンのダートとは違う異質な馬場と見て良さそうで、あまりコテコテのダート馬じゃない方が活躍できるような傾向が続いています。実際に馬場造園課の方のインタビューなどを見ても、サウジの砂はキックバックが少ないそうですし、芝馬でもストレスなく走れるのは事実でしょう。

ただ、誕生時期が世界的なコロナウイルス蔓延と被っていたこともあり、最初の4年はそこまでアメリカの超一流馬が出走して来なかったのも事実。昨年はアメリカの馬のメンバーが揃ったことでセニョールバスカドールとサウジクラウンが1着、3着に好走してきましたし、この路線は強いアメリカのダート馬が来れば普通にアメリカの馬が強いと言えます。

 

レースラップ

2020年と2021年は公式映像に通過ラップタイムの記載がないので近3年のラップタイムをまとめました。日本と違って400m単位の通過ラップしか発表されないので、それを2で割ってざっくりの通過ラップタイムを日本式で出しています。

昨年はサウジクラウンが前半1000m=58.7、一昨年はパンサラッサが前半1000m=58.6という恐ろしい超ハイペースで逃げて凄まじい消耗戦に。2022年も3-4ハロン目のところで急激にペースアップして、ここでテーオーケインズが全くついていけずで脱落しました。この3年を見ても日本ではなかなか見たことがないぐらいなハイラップ戦になると考えて良さそうです。

どうもサウジカップ創設期はこれぐらいのハイペースになっても前の馬がだらーっと惰性で伸びて止まらない馬場だったのですが、毎年ちょっとずつ馬場を変えてきているとのことで、昨年は超ハイペースできっちり差しが届くレースになりました。おそらく今年もハイペースで流れれば昨年のように差しが届く馬場と見ています。

 

血統傾向

前項のラップ考察のところでも書きましたが、日本では考えられないぐらいに速いペースになるのがサウジカップの特徴。その馬が芝向きなのかダート向きなのかは関係なく血統傾向としてはアメリカのスピード血統しかほぼ走っていません

その中でも注目したいのはゴーンウエスト系。2021年は父か母父ゴーンウエストの馬が3着内を独占しましたし、2022年は父ゴーンウエスト系のエンブレムロードが地元馬ながら大仕事を成し遂げました。とにかく絶対的なスピード要素が問われるレースだけに、スパイツタウン(マテラスカイの父)などを輩出しているゴーンウエスト系は相性が良さそうなレースです。

それ以外ではエーピーインディの血を持っている馬もやたらに走っています。近3年は父か母父がエーピーインディ系の馬が必ず連対していますし、サウジカップに相性の良い血統と言えそうです。

 

 

今年のサウジカップを予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

サウジカップは毎年超ハイペースになりますが、走破時計は1分50秒台前後に収まるのが例年の傾向。キングアブドゥルアジーズ競馬場は馬の安全を考慮してスピードが出にくい馬場を作っていると馬場造園課のコメントにもありますし、スピードだけでなくスタミナも問われる馬場と言えます。この点がアメリカ調教馬だけでなく欧州の芝馬も活躍できている理由じゃないでしょうか。

 

展開想定

ここ2年よりは徹底先行馬がいない印象で、少々のハイペースぐらいで推移を予想。ウォークオブスターズとアルムスマスクが引っ張りそうですが、フォーエバーヤングやロマンチックウォリアーが強気に先行しても驚けません。

 

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

ハイペースで流れて地力とスタミナが問われる

 

狙える馬のタイプ

ハイペース適性があってバテずに伸びる馬

 

嫌える馬のタイプ

ハイペース適性がない馬

 

 



 

サウジカップ 2025の印

【本命 ◎12 ウォークオブスターズ】

昨年の休養を経て別馬に変わった印象。エンティサルでは相手が弱いとはいえ11馬身差をつけましたし、前走のマクトゥームチャレンジも普通に時計は優秀。その前走スタートから向こう正面まで外から被され通しでかなり厳しい展開でしたし、それで勝負所で抜け出して2着以下を突き放すんだからこちらの想像以上に力をつけてきているか。

3年連続で超ハイペースになっているサウジカップだが、今年は先行タイプの馬が不在で極端に速いペースになることは考えづらい。ウィルソンテソーロ、ラムジェット、ウシュバテソーロ、ラトルンロール、ファクトゥールシュヴァルあたりの人気馬は後ろから行くので展開が向くかは微妙ですし、ロマンチックウォリアーは初ダートでいきなり走れるかはやってみないとわからない。

そう考えていくと、ある程度の能力の担保があってマイペース逃げで展開にも恵まれそうなこの馬が最も妙味が高いんじゃないだろうか。オシェア騎手には昨年ドバイワールドカップのローレルリバーのような強気の逃げからの押し切りに期待したい。

 

【対抗 ◯5 フォーエバーヤング】

日本のダート馬の中でも歴史上最強の可能性がある馬。今回のメンバーはケンタッキーダービーやBCクラシックで上位に走れる海外馬がいるとは思えませんし、すでにキングアブドゥルアジーズの馬場を経験している点もプラス。好位からそつない競馬もできそうですし、ここは断然人気でも上位争いになるか。

 

【△4 ファクトゥールシュヴァル】

前走でウォークオブスターズには突き放されたとはいえ、初ダートでもろに砂を被りながら最後は伸びてきた点は評価。もともと脚力はドバイターフでナミュールに先着できるぐらいのものがありますし、ダート2戦目で特殊なサウジアラビアの馬場で前進ないだろうか。このレースで相性の良い父ゴーンウエスト系というのも気になります。

 

【△7 ラムジェット】

コーナーでの加速が苦手なので、おそらくワンターンの1800mという条件はこの馬にとってベスト。父がエーピーインディ系で血統的な適性もありそうですし、ここで一気にパフォーマンスを上げてきても驚けない。

 

【△8 ラトルンロール】

昨年のセニョールバスカドールの馬主が買収した馬。アメリカ時代の実績を見ても昨年出走してきた馬たちには劣りますし、前走の二聖モスクの守護者杯は相手に恵まれた印象。時計レベルからも足りるかは微妙ですが、一度サウジの馬場を経験できたことはプラスか。

 

【△9 ロマンチックウォリアー】

芝の2000m路線ならおそらく現役最強クラスの馬。今回は初のダート戦でどこまでやれるかなんて正直さっぱりわからない。過去にミシュリフやパンサラッサが勝っていることからも適性はあって良さそうだが、やってみなければわからない。

 

【△13 ウィルソンテソーロ】

ビッグレースで連続好走できているように日本のダート路線では上位の存在。今回は初のサウジ遠征でサウジの馬場でどこまでやれるかがポイント。人気とのバランスからあまり来てほしくはないが・・・

 

【×1 アルムマスク】

前走が初ダートで逃げて後続を突き放すパフォーマンス。時計的に3秒近く縮めなければいけないのだが、前に行くウォークオブスターズを本命にするなら残り目は怖い。

 

【×2 ディファンデッド】

一昨年のハリウッドゴールドカップではセニョールバスカドール、カントリーグラマーなどに勝利。オーサムアゲインSでは強敵スローダウンアンディに接戦しているところなどを見ても、普通にアメリカの中距離路線で強い相手と戦ってきた馬。実績だけを見ればここでも上位。

昨年のサウジカップはサウジアラビア移籍初戦で半年の休み明けでさすがに走りきれなかった感じで、ドバイワールドカップはローレルリバーについて行って厳しくなった感じ。ここ2戦が条件戦で映像も見れないのでさっぱりわからないが、わからなくて人気がない馬なら抑える。

 

【×3 エルコディゴ】

リパブリカアルゼンチナ大賞は助走距離が長い南米競馬のカウント方法とはいえ1分58秒26の時計は速い。もうアルゼンチン競馬での活躍なんてさっぱり比較できませんし、全くの未知数で人気がないのであれば抑える。

 

【×6 インテンスフォーミー】

あまりにも未知なアルゼンチン活躍馬。エルコディゴは芝で倒しているが、ダートでどれくらいやれるかなんて未知すぎてわかりません。もうアルゼンチン競馬での活躍なんてさっぱり比較できませんし、全くの未知数で人気がないのであれば抑える。

 

【×10 ウシュバテソーロ】

どうも昨年の後半ぐらいから衰えはある模様。ただ、BCクラシックは条件が向いていませんでしたし、東京大賞典も超スローで展開が向いていない。末脚を存分に活かせるようなレースになればまだチャンスはあるかも。どうせ日本オッズでも見捨てられて人気にはならないでしょう。

 

【推奨買い目】

三連複2頭軸流し 12,5→4,7,8,9,13,1,2,3,6,10 本線ベース

三連複2頭軸流し 12,5→4,7,8,9,13 重ね買い

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは初ダートで走るのかさっぱりわからないロマンチックウォリアーに加えて、アルゼンチンからやってきた馬がどれくらい走るかも未知数で、過去の時計やレースレベル比較では予想ができないブラックボックスだらけのレース。さすがにこのメンバーで◯ロマンチックウォリアーが馬券圏外になることは考えづらいので、マイペース逃げで恵まれそうな◎ウォークオブスターズとの2頭軸馬券で買ってみたい。これを書いている時は発売されていないのでオッズがどうなるかわかりませんが、蓋を開けてみたら日本オッズではバカ売れみたいなのはありそう・・・

イメージとしてはワイド1点でもいいのですが、どうせ訳わかんない馬がたくさんいるのであれば三連複を広めに流して変な馬が3席目に突っ込んできた妙味に期待する方が良いとの判断。

 

KAZ: