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【2016】京都金杯 / レース考察(京都芝1600mで行われるGIII戦を徹底考察します)

今日は1/5(火)に行われる京都金杯のレース考察を行います。京都芝1600mで行われるハンデ戦のGIII戦です。その前に余談を少し。

 

来週の火曜ぐらいから2週間ほど京都へ旅行に行く予定です。

今回は完全プライベート。ちょくちょく仕事もする気はしますが、滞在理由の8割は毎年恒例の年初バカンスです。いつもは海外に行くのですが、ちょっと欧州の治安が怖い部分もあるので今年は京都へ。

なかなか長期間滞在することがないので、行けていない寺社仏閣に全て回ろうかなぁなんて思っております。あとは森見登美彦作品ゆかりの地巡りはしてみたいところ。

だいぶ予定が埋まってきた感じはあるのですが、おヒマがあえば京都在住の方はお声でもおかけください。埋まってたらごめんなさい。

餃子さんビタ猿さんあたりと既にアポイント済。たぶん、16〜17の京都開催は淀に見に行って、翌週の23〜24は関東に帰るついでに名古屋で降りて中京競馬場にでも行こうかなぁと思っております。詳細はTwitterにでもゆるく呟くので、何かありましたらお声掛けください。

急なので観戦会とかも今から募集しても集まらなそうですしねー。結構来そうならやっても良いですが、基本的にはプライベートでゆるーく行く予定です。

 

過去5年のレース傾向

もう京都金杯は誰もが知っているように内枠絶対有利のレース。過去5年を見ても5枠より外が馬券に絡んだのは2頭のみ。しかもその2頭は3着なので、連対という観点でいけば5枠より外は過去5年で複勝率0%という期待値の低さ。

その前を遡っても2008年のアドマイヤオーラの2着が5枠より外で連対した最後の馬です。基本的には枠順でほぼ全て決まるレースと見て良いでしょう。

脚質を見ると先行も差しも決まる感じですが、8番手以下から差した馬はほぼ全てインを突いた馬で、そのどれもがディープインパクト産駒でした。つまり、内の先行馬 or 瞬発力抜群の内枠のディープ産駒しか走れないレースと考えてしまって良さそうです。

中山金杯は5〜6歳馬が良く走るレースと一つ前のエントリーで書きましたが、京都金杯の中心は4歳馬です。これも中山金杯よりもスピードが要求される分、若駒のメリットが大きいんでしょう。ただ、それでも7歳馬は結構走っているので、高齢馬も侮ってはいけません。

 

血統傾向

過去5年の3着内馬15頭の内、14頭が父か母父がサンデーサイレンス系。11頭が父サンデーサイレンス系でした。このレースは父か母父にサンデーサイレンスがないとスピードに対応できないレースと言えます。

そのサンデー系の中でも特に強調できるのはディープインパクト産駒。これは京都の芝1600mですから当たり前の事。極端な瞬発力勝負になりがちですから、この舞台でディープインパクト産駒に逆らうのは自殺行為です。

その他のサンデー系ではスペシャルウィークやマンハッタンカフェといった長距離向きで決め手も備えたオールラウンドタイプのサンデー系血統が走っています。

 

サンデー系以外ではダンジグ系のチーフベアハートを父に持つ馬が2頭連対しています。どちらもマイネル系の先行馬で、こういうスタミナタイプの先行馬がなだれ込めるくらいに1回開催の京都のインの馬場は良いという事でしょう。

あとはなぜか良く走っているニジンスキーにも注目。スペシャルウィーク含め、サンデー×ニジンスキーという配合がこのレースはやたらに走っている傾向。去年のマイネルメリエンダの最後の伸び方を見ても、キレだけではなく最後に一踏ん張りでギアを変えられる馬は良いかも。

 

レースラップ傾向

もう先行が有利で、内枠が有利とわかりきっている割にはペースはそこまで早くなりません。オーバーペースになったのは2012年くらい。あとの年はそこまで早いペースにはなりませんでした。

この理由を考えてみましたが、恐らく1週前に阪神カップがあることが大きな要因であるように思います。スピードに自信がある馬はそちらに向かいますから、京都金杯はマイルよりも距離適性が短い馬が出走してこない傾向にあります。

以前であればシルポートがここを使ってある程度早くなることはありましたが、今はそういう馬もいませんし、短距離向きのスピードタイプもいないとなれば、あんまり前半が早いレースにはならないでしょう。

明け4歳の馬の出走も多いレースで、菊花賞でクラシック戦線がひと段落し、本当はマイルぐらいの適性があったと思っていた陣営が距離短縮でここを使ってくるケースが目立ちます。

そういった点を含めても、前半はそこまで早くならずに、残り3ハロンからのギアチェンジ戦になるケースが多いと言えるでしょう。ただし、あまりにも内枠、内馬場が有利すぎるので、前に行けた内枠の馬はギアチェンジ性能に劣っても惰性で残るケースが多々あります。

 

ちなみに2015年の京都芝1600mの全レースの平均タイムと基準タイムも載せておきます。

 

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レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。

2016年の考察はこんな感じにしてみようと思いますがいかがでしょうか?

 

考察・分析は「競馬はビジネスである」だけを見ておけばOK!と言うぐらいの内容を目指したいと思っておりますので、何卒、おつきあいいただければ幸いです。

ちなみに今週はもう明日が枠順発表なので、有力馬考察の部分は省略させていただきます。そちらはメルマガにてご確認ください。

 

今日の考察を見た感じでの注目馬はコチラ。

その馬の名はブログランキング(D)で公開中

このレースで爆走している血統で、その割には決め手に欠く印象のある馬。なだれ込める1回開催の京都マイルはベストなはずで、能力面では足りない感じがしますが、この開催で内枠を引けばやれると思います。

他に狙いたい馬があんまりいないので、枠順次第ではこの馬本命でもいいかも。現時点で本命は3頭で迷っているので、その中で内枠を引いた馬から行こうと思っています。

 

KAZ: