さて、今週で中央競馬も全て終わりの有馬記念。もちろん当てていきたいということもあるんですが、今から恐怖なことがひとつ。。。
最近いきなり寒すぎないですか??
例年、ジャパンカップと有馬記念の開門並びは地獄の寒さなんですが、今年はジャパンカップは意外に暖かくて余裕でした。ただ、さすがに有馬記念は厳しそう。。。
いつも土曜の朝一で来て場所取りをして、1日中山競馬場で遊んで、その後列整理終了したら船橋のネットカフェで時間潰して(西船橋の一つだけあるネカフェはすぐ満杯になる)3時頃にタクシーで中山競馬場に戻る、というのが定番なんですが、結局そこから2時間くらいは極寒の中過ごさなきゃいけないんですよね。。。
もう家の中にいるだけでも寒いので、耐えられる気がしません。
良さげな防寒グッズがあったら色々と教えてください。
意外に強い馬が一番強い勝ち方をするのがこのレース
さて、有馬記念です。
秋古馬3冠の中で唯一、中山で開催されるこのレース。玄人であればあるほど「穴狙い」をしたくなるのがこのレースでしょう。
昨年は、、、
1着:無印ジェンティルドンナ 4番人気
2着:◎トゥザワールド 9番人気
3着:◯ゴールドシップ 1番人気
4着:▲ジャスタウェイ 2番人気
という寝込みたくなるような結果に終わった暮れのグランプリ。今年こそはドカンと最後に締めくくりたくいものです。
まぁ穴狙いできるレースではあるんですが、このレースは意外な事実がありまして、
単穴は期待できないレース
なんです。
実際、過去10年の勝ち馬を見てみましょうか。
※()内の数字は有馬記念勝利時点でのGI勝利数
【2014年】ジェンティルドンナ 4番人気(6勝)
【2013年】オルフェーヴル 1番人気(5勝)
【2012年】ゴールドシップ 1番人気(2勝)
【2011年】オルフェーヴル 1番人気(3勝)
【2010年】ヴィクトワールピサ 2番人気(1勝)
【2009年】ドリームジャーニー 2番人気(2勝)
【2008年】ダイワスカーレット 1番人気(3勝)
【2007年】マツリダゴッホ 9番人気(0勝)
【2006年】ディープインパクト 1番人気(6勝)
【2005年】ハーツクライ 4番人気(0勝)
過去10年のうち1番人気が5勝で2番人気が2勝、4番人気が2勝。
5番人気以下の穴馬が勝ったのはハーツクライのみ、という基本的に単穴は開かないレースがこの有馬記念です。
有馬記念制覇時のGI勝利数を見ても、ほとんどの馬が2勝以上の実力馬。このレースで初めてGIウィナーになるというケースはほとんどなくて、マツリダゴッホのイメージが強すぎますがこれは超レアなケースと考えたほうがよさそうです。
そして、データだけでなく内容面を見ても、オルフェーヴルの引退レースやダイワスカーレットの逃げ切り、ゴールドシップの圧巻捲り、ディープインパクトの超楽勝などを見ても、
トリッキーなコースの割に、その馬の歴代最高パフォーマンスをしての鮮やかな勝利が多い
のが有馬記念だったりもします。
玄人層(藤原竜也さんたち)は中穴の突き抜ける馬券をいかにも買いそうなレースですが、勝ち馬はライト層が期待している人気馬がその人気に応えて圧勝する傾向があるというのは覚えておいて損はないでしょう。
今年のメンバーのGI実績を見てみると、、、
ゴールドシップ(6勝)
ショウナンパンドラ(2勝)
ラブリーデイ(2勝)
キタサンブラック(1勝)
マリアライト(1勝)
ワンアンドオンリー(1勝)
データ通りに見れば勝利するのはこの6頭のどれかになります。
加えて、データ上はGIを2勝以上しているような5番人気以内の馬がよく勝つレースになりますから、
ゴールドシップ(想定2番人気)
ラブリーデイ(想定1番人気)
ショウナンパンドラ(想定3番人気)
の3頭の勝つ可能性がかなり高そう。
このあたりは玄人層は全く買わないでしょうが、1着をとるのはこういう馬になりやすいレースです。しかも圧勝で。
穴っぽい馬を本命にする人でも、三連単の1着固定はこのあたりの馬に絞っていいレースと言えるかもしれません。
その中でも一番期待できるのはこの馬でしょう。
東京でも強い勝ち方を見せましたが、この馬はコーナー4回の小回りコースでこその2ハロン差しの馬です。例えて言うならハレルヤボーイの10倍増しくらい強い馬と言っていいかと。
恐らく中山で内枠を引けばパフォーマンスは間違いなく上なはずで、鞍上もこのレースは相性抜群なコース。母系もこのレースに相性抜群な馬と同じ血統ですし、状態面さえ整っていれば勝利に一番近いと思っています。