タイトルが『西部戦線異状なし』みたいになりましたね。私このレマルクの小説が非常に好きでして第一次世界大戦を描いた小説ですとヘミングウェイ(ネオユニヴァース産駒)の『武器よさらば』の次くらいに好きです。
私、色々と戦争時代の小説とか映画とか好きなのですが、その影響で軍馬について最近凄く興味持ってるんですよね。まぁ作品でモーバーゴの『戦火の馬』ってのもありますけど、戦争と馬との関連についての論文とか読みあさりたいなぁと思ってる今日この頃。まず、その前に2歳戦線の異常をお伝えしなければなりません。トラ、トラ、トラ。
一度考え直したい2歳戦線
京都2歳ステークスを予想する前に、ちょっと今までの2歳戦を考え直してみたいのです。すぐにここで「好走血統はこれだ!」と行くのは危険な気がします。
そう言いますのも今年から2歳戦線に大きな変化がみられるからです。
皆さんもお分かりの通り、今年からJRAは2歳のレース体系に大きくメスを入れました。中山1600mで枠順の不利が指摘されていた朝日杯を阪神コースへ移管。それに付随して重賞体系がまるっきり変わりました。
いちょうSなどの重賞も新設されて、今までクラシックに向かう馬はラジオNIKKEI杯に向かうという前提が崩れてきた印象があります。その一番の兆候として、、、
今まで行われた2歳重賞、2歳OP戦のほとんどが少頭数である
ということです。
路線が増えてクラシックへの選択肢が増えた分、ひとつのレースに集まる馬の数が少なくなった。
この時期の2歳馬は以前もお伝えしたとおり、結果と同じくらいレースを覚えさせることを重視する陣営がほとんどで、そこに少頭数が加わってほぼ間違いなくスローペースの瞬発戦になっています。
ですから、今までのように重賞を勝っているからある程度この馬は信頼できると言った尺度がきかなくなるかもしれません。だってGIレースやそのトライアルはフルゲートになるわけで、いきなりペースも激しくなるのです。そこに賞金上位で出てくる馬はスローの瞬発戦しか経験していない馬ばかり。いきなりのハイペースの揉まれる競馬にはたして対応できるでしょうか?
こんな事もあって今年の2歳戦線は昨年と同じような考えでは駄目だと私は考えています。
この京都2歳ステークスもデータや血統は参考にしつつも、ペース予測をしっかりと行い、過去の傾向よりもあくまでもこのレースでどれが勝つかを重視して予想を組み立てていきたい次第です。
では、まず過去の傾向等を一切無視して、今年の京都2歳ステークスを見てみると、少頭数でスローペース濃厚で、特徴がはっきりしている京都馬場でのレース。
そうなればこの馬はまず勝ち負けになるだろう。
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