巷は道重さゆみの卒業でニュースは一色ですね。え?違いますか(笑)私は近年のモーですとガキさんだったので、道重の卒業は特に思うところはないですが、なんかアイドルの一時代が終わる気もします。
私、最近忙しすぎて全く追えてないのですが、アイドルも追ってたんですよ(笑)競馬のデータ分析でかなり時間かかってていつ追うんだって話ですが、なんとか情報は追ってたわけです。
ももいろの初期とか、最近だとでんぱ組.incあたりは追ってたわけです。エビとしゃちほこも一時期追っていましたが、BiSの解散でなんだか自分の中の一時代が終わった気がします。今はちょっと気にしてみてるのはアップアップガールズ(仮)くらいです。さすがに話が脱線しすぎなので、ひょーいとひょひょいとジャパンカップへ出発進行!
フェノーメノは完切りのはずが・・・
クリストフ・ルメール騎手が京都12Rでラチに激突して怪我をされてジャパンカップのフェノーメノには乗れない事に。その時点でなんとなく予想はついてましたが、今日のニュースを見てやはりそうかと、、、
フェノーメノの鞍上に岩田騎手が決定
もう私、天皇賞(秋)の時のプレビューにもレビューにも散々書きましたが、フェノーメノは東京巧者だけども、スローペースの瞬発力勝負は苦手というのをみんな言わないからずーーっと主張してきたわけですよ。
天皇賞(秋)の敗因はもちろん状態面もあるでしょうが、恐らくその大半は位置取りです。フェノーメノはスローペースのレースで後ろで溜めたところで普通の上がりしか出せません。ましてや格では落ちるけどもキレならあるヒットザターゲットやデニムアンドルビーみたいな馬と同じ位置にいたらそりゃキレ負けして大敗します。
それで鞍上が蛯名騎手のままであれば、ジャパンカップは天皇賞(秋)以上のスローペースが濃厚(東京2400mというコース自体がスローを生み出しやすい)で、完全にキレ負けすること濃厚。バッサリ行くべき馬だと思ってました。
それが岩田騎手ですよ。見ましたよね?マイルCSの神業。こりゃバッサリは切りにくくなりました。
もちろん岩田が上手いからというだけで切れなくなったわけではありません。岩田騎手は他の騎手にはない特徴がある。しかもその特徴を同じ東京2400mで見せたことがある。それは何かと言うと、、、
岩田騎手は折り合いをある程度無視してでも位置を取りにいける騎手なのです
例えば2013年の京都金杯。それまで差し競馬が続いていたトライアンフマーチでしたが、明らかに内、前有利な京都馬場を見越して岩田騎手は無理矢理位置をとりにいきました。結果として3、4番手をとれましたが位置を取りに行ったせいで馬はもういまにもかかりそうな気配。それを映像見ていただければわかりますが、岩田騎手はもうほぼ無理矢理(笑)抑え込んで脚を温存して、2着を確保しました。
同じような例で、しかも東京2400mで見せたものとして、2012年の日本ダービーがあげられます。
あの日の東京馬場は絶好のコンディションで前が止まらない馬場でした。能力はあるが切れ味でワールドエースやゴールドシップ(まだ馬キャラ覚醒前)に劣るディープブリランテが勝つ方法はひとつだけ。それは
ある程度折り合いを無視してでも先行して粘り切る
結果として最後バテバテでしたがディープブリランテはギリギリ先行粘り切ってダービーを制覇。この勝利はディープブリランテのものというよりほぼ岩田騎手の作戦勝ちといえるでしょう。
もうここまで聞いておわかりでしょうか?
蛯名騎手⇒岩田騎手と替わって、岩田騎手がフェノーメノの特徴を理解しスローを読み切っていた場合、
折り合い軽視の先行策からロングスパート戦法をしかける可能性があります
フェノーメノは溜めての瞬発力勝負は合いません。ただし天皇賞(春)を2連覇しているようにブレーキのかかりにくい広いコースで、ずっとサードギアを維持したままロングスパートをかけることに関しては現役屈指の馬です。
恐らくレース展開はサトノシュレンが引き離しての逃げに、二番手がタマモベストプレイ。ここまでは想定がしやすいですが、その後はかなり離れての団子状態のスローペースになるはずです。この団子の集団にフェノーメノがいてはまず勝負になりません。そうではなくタマモベストプレイの次くらいにつけた場合。頭まで突き抜けて大穴を空ける可能性が出てきます。
東京競馬場の3コーナーは緩い下り坂。京都コースの好走でフェノーメノが下り坂からサードギアをずっと維持するのが得意な馬なのは明白。前の逃げ馬2頭なんて誰も気にしていませんからそこまで後ろは追いかけずのスロー。最後方にはハープスターとジャスタウェイという末脚お化けがいますから団子集団もうかつにスパートを早められません。そんな中で岩田騎手がロングスパートをしかけたら・・・?
フェノーメノだけ切れ味を必要としないロングスパート勝負
後方集団の馬はスローペースの瞬発力勝負
フェノーメノの得意な形に持ちこめ、かつ物理的に届かない距離さえ離せていれば、異次元の末脚を他の馬に使われても届きません。
あくまでも仮説です。ですが岩田騎手ならやりかねない。勝つためにはどんな手段でも試せる騎手です。ましてや今回は乗らなかったはずのジャパンカップ。騎手賞金が5%として1000万ほどの賞金を手にするチャンスがいきなりやってきたのです。絶対に一発を狙った騎乗をしてくるはず。
もちろんこれはあくまでも仮説です。ですのでこれを理由にフェノーメノを軸にするのは多いに危険。ですがこういった仮説から大万馬券というのが生まれる時があることをここでみなさんにお知らせしておきたいです。
そしてもう一頭、バッサリ行くはずが買わなきゃ行けなくなった馬がこの馬。
その馬の名は?
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