昨日はだいぶ眠れたので咳もかなり良くなってきました!!
というのも、今夜は武道館にサカナクションのライブを見に行くので、治らないで行けなかったら嫌だなぁ、、、と週末ずっともんもんとしていました。
サカナクション / 新宝島
もうデビュー当時から好きで、SUMMER SONICのオープニングアクトの時に初めてライブを見たので多分あの時が2007年とかでしょうか。もう8年くらい経ったわけですね。
なかなか人気になった後もここまで好きなバンドも珍しく、未だにライブがあると必ずいくことにしています。
このバンド、曲名に「ネイティブダンサー」「アルデバラン」っていうのがあるんで、隠れ競馬ファンなんじゃないか?っていう噂があったりなかったり。まぁ例えそうだとしても随分渋いところから曲名つけるもんだなぁとは思いますよね(笑)
というわけで、今日はちゃっちゃとやる事終らせて武道館に行ってきまーす。
データ競馬と藤原竜也さんについて思うところ
安易にブログで出した藤原竜也さんネタがなんだか結構色々使われることが多くなってきているので一旦整理します。
<藤原竜也さん>
JRA-VANやTARGETを駆使して、レースデータ、好走血統、前走不利などを分析して、競馬予想する人たち。昔は全くこういうタイプの人はいませんでしたが、近年のPATの普及による家で馬券が買えるようになった環境と、スマホの普及で誰もがデータをすぐに見れる時代になったことで競馬ファンの多くがこういう人になっています。
簡単に写真で表すと、、、
↓↓↓
こういうことです。
これを「競馬ファンの藤原竜也化」とか軽く言ってたら色んなところで広まったので、びっくりしました。
ただ、別に私は藤原竜也さんを馬鹿にしているわけでも、藤原竜也さんがいけない、と言っているわけではありません。
詰まるところ、私は、それぞれが競馬を存分に楽しんでいればそれで全く問題ないと思います。
そもそも競馬ってそういうもんでしょう。それがJRA-VANやTARGETの普及でより深く楽しめるようになったんであれば、こんなに素晴らしいことはないじゃないですか。
ただ、サイト名にビジネスという名前がついている以上、競馬を投資だったり回収面の部分から考えた時には、
大衆と同じことをするというのは理にかなっていないと思うわけです
競馬は約15%の胴元取り分を除いた75%をファンが争う構造になっています。だからこそファンは自らの予想力を鍛え、色んな情報を入手して人より一歩でも二歩でも先を行こうとしてきました。
10年前までは今でいう藤原竜也さんは革新的な競馬ファンだったでしょうし、回収率も凄まじかったでしょう。ただ、同じようなファンが増えてきて、そういった人たちが大衆化してきた。
そして一番怖いのは、
そういった人が自分が穴馬だと思っているのがもはや穴馬ではないということ
どういうことか簡単に説明しましょう。
これはもちろん菊花賞の出馬表です(私の印入りですみません)
ぱーっと見てもらえればわかるように、
明らかに内枠が過剰に売れているんです
だってデイリー杯を勝っていて、弥生賞でも3着だったタガノエスプレッソよりも、500万条件のミコラソンの方が人気なんて普通に考えたらありえないでしょう。
そして、もっとわかりやすい構図を見るために内枠のところを拡大してみます。
こうして見るとミコラソン以外は内枠の馬は全てセントライト記念組だったわけですが、普通であれば前走着順で一番人気をしそうなキタサンブラックが5番人気。サトノラーゼンはそれを遥かに凌駕する勢いで売れていますし、タンタアレグリアにしてもほぼキタサンと同じくらいのオッズまで売れている。
もうこの時点でサトノラーゼンとタンタアレグリアは穴馬じゃなくなっているわけです
このオッズ推移を見て冷静に「キタサンブラック過小評価だな」と解釈して、ここに重い印を打てた人は今回の勝者でしょう。私には勉強不足でまだ無理でした。
ついこの間までは穴馬として買えたサトノラーゼンとタンタアレグリアが穴馬じゃなくなっている。
この事実に気づくべきだとは思います。
私の2年前くらいのブログの記事を読んでいただければわかりますが、その時は結構まだデータや血統をメインに分析を展開していました。理由はそこにまだ穴馬を見つける妙味があると思っていたから。
ただし、競馬ファンのレベルが急激に上昇してきて、もうデジタル的な予想がオッズを支える立場になってしまった。そこと同じ経路で予想を組み立てても、ゴールが同じになるので穴っぽい馬が穴馬ではなくなってしまったんです。
例えば日本初進出のハンバーガー屋の例で考えてみましょう。
日本で初めてハンバーガー屋を出したら、そりゃ皆物珍しさもあるし美味しいしお客はたくさん来るでしょう。初めのうちは革新的なビジネスになるに違いありません。
ただ、実際の市場でも同じように、そういう儲かるところには競合他社が多数参戦してくる。そうすると気づけばどこもかしこもハンバーガー屋だらけになって、その市場での妙味は一気に薄れてしまうでしょう。
競馬も今はちょうどその過渡期に入っていると思います。問題は今までのけぞってハンバーガー屋をやっていた人がこの危機感に気付けるかどうか。気づいた人はもう他店との差別化を図っているはず。
私の場合は最近はあえてデータや血統ではなく、映像で見るアナログ的な要素を重視した方がデータ派には見つけられない穴馬が見つかると思い、徐々にそちらの方にシフトしてきています。さすがに毎週全レース見直している人は大衆ではないでしょう。その強みを活かしたいと思っています。
ただ、良くメールやTwitterで聞かれることとして、
もうデータや血統で予想をしていちゃダメなんですか?
ということ。
それは全く方向性が違う質問です。
データや血統で予想をする人が増えたおかげで、オッズ妙味が下がったから以前は穴馬になりえた馬が穴馬にならなくなった、ということを言っているだけで、データ予想や血統予想が死んだわけでは全くありません。
日本競馬には長い歴史があって、そこで数多くのドラマあるレースが積み重ねられてきました。そのデータを利用することはこれからも競馬予想の中では大事だと思います。
血統というのは競馬予想の中でも一番ドラマとロマンがあって面白い分野。これが使えないなんてなったら私は悲しみます。
そうではなくて、今まで通りにデータと血統だけを見るだけで良かった時代は終わった、ということです。
だから、今回、秋華賞も菊花賞も、ほとんど内枠有利だったりデータ面での事は詳しくは書きませんでした。そんなのこれを見ている皆さんが既にご存知だと思いますし、それを1週間突き詰めても妙味ある予想には繋がらないと思ったのです。
これを踏まえた上で先ほどの「もうデータや血統で予想をしていちゃダメなんですか?」という質問に答えるとすれば、
データや血統予想は決して死にません。ただ今までと同じ事をしていても妙味はなくなっていくので、大衆とは比較にならない分析と知識で「穴馬」を見つけてください
と言うでしょう。
先ほどのハンバーガー屋の例えに戻りますが、競合他社が増えて来たときに、業績をあげる選択肢として考えられるのは、
(1)事業形態を変えて差別化を図る
(2)究極のハンバーガーを追求して差別化を図る
そうです、データ派や血統派はとことん追求すればいいんです。
藤原竜也勢が入ってこれない領域に達すれば、そこに妙味は必ず生まれます。
そうすれば「みんなが見つけていない穴馬」をきっと発見できるはずなんです。
血統で言えば亀谷さんがパッと名前を出す穴馬で「そこ行くのか!」となる人いるんじゃないですかね。つまりそれは他にバレていない穴馬だから。そのレベルに達すれば十分妙味があるんじゃないでしょうか。
データ派の例えは思いつかなかったので省略します(笑)
まぁ簡単にデータで回収率だけ見てホイホイ買っていれば簡単に儲かった時代は終わってしまったわけですが、実際、ビジネス市場でもそういう変革期の方が経営者は「面白い」と感じるもの。安泰した経営期にやりがいを感じる経営者もあんまりいないんじゃないでしょうか。
歴史で言っても、平和なときが続く江戸時代よりも、時代が動く幕末の方が人気がありますし、それぞれの「人間」がどう考えて行動したのか、っていうのがまざまざと分かる気がします。
馬場だったりオッズも含め、非常に難しい変革の時代になったなー、と思いますが、これを「楽しい!」「面白い!」と感じる心持ちを持って、自分の予想スタイルを貫くなり、新しく切り開いていくなりしていきましょう。
その先に大万馬券の的中があると信じて!!
さて、今日の夜から天皇賞の考察記事を書こうと思います。
最後に昨日1頭あげた天皇賞で注目している馬に加えて、もう1頭注目している馬をあげておきましょう。
前走は足の遅さがモロに響いた感じで、レースにさえ参加できず。こうなることは大体読めていたんですが、この馬このまま落ちぶれていくとはどうにも思えないんですよね。血統的にも。
恐らく消耗戦で前が止まったときに台頭してくるタイプで、今回は京都よりは追走しやすい東京コースで条件は上向くはず。なんだかエイシンヒカリをラブリーデイ陣営が潰しにいくといっていますし、久しぶりに超タフな天皇賞が見られそうな予感。
それこそトーセンジョーダンの勝った年のようなレースになれば、後方からこの馬が突っ込んできてもいいかなぁと思っています。
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ゴールドシップ、ドゥラメンテが不在であることを除けば、今年はほぼベストメンバーが顔を揃え、古馬中距離路線の頂上決戦にふさわしいレースとなりそうな秋の天皇賞。ラブリーデイ、イスラボニータ、ショウナンパンドラ、スピルバーグ、ワンアンドオンリーといったGI馬に加え、エイシンヒカリ、ヴァンセンヌ、ディサイファといった上がり馬、サトノクラン、アンビシャスといった3歳馬など、まさに多士済々の豪華メンバーといった顔ぶれだ。
世間の注目度の高いGIは、新聞を売りたいマスコミも力を入れて情報収集、紙面を割いて特集するが、毒にも薬にもならないような情報を垂れ流してるに過ぎない。なぜなら、各陣営も腹の探り合い、わざわざマークされるようなコメントを出したところで一銭の得にもならないからだ。
無論、元JRAの大物OBを抱える当社シンクタンクは、現役関係者から嘘偽りない本音を聞き出すことが可能。各陣営の“イル”“イラナイ”のジャッジを的確に下すことができる。既に厚く買うべき馬、高配当の使者になる馬などの目星は済んでいる。本物の情報を知りたい方は、今週の天皇賞の情報をぜひ入手してみて欲しい。
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