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マイルCS[2] 勝ち馬は別路線組から選ぶ

常に椎名林檎の「日出処」を聴いています、とは前のエントリーでもお伝えしました。もうとにかく「JL0005便で」がツボすぎて、ニューヨークまで旅をしたくなるほど。そのほかでは「孤独のあかつき」っていう曲が好きです。ただ、iPodでこの曲を見るたびにオペラハウス産駒を思いだしてしまうのはもう職業病てやつなんでしょうか。職業病がひどいですがせめてマイルCSくらいは当てさせてください。

マイル路線は弱い

マイルCSのここ5年の勝ち馬を見てみたい。

【2013年】トーセンラー 京都記念2200m 1着
【2012年】サダムパテック 皐月賞2000m 2着
【2011年】エイシンアポロン 弥生賞2000m 2着
【2010年】エーシンフォワード 高松宮記念1200m 3着
【2009年】カンパニー 天皇賞(秋)2000m 1着

共通して言えることは、

どの馬もマイルが本職ではない、もしくはマイルも走れる程度の馬

であることだ。

ウオッカが引退して以降、日本に強いマイラーは出てきていない。マイル路線は中距離路線とスプリント路線のちょうど中間。現在のマイルCSの位置づけは

別路線組でも勝てるんじゃね?と思ってしまうGI

こういう位置付けであることはいたしかたない。だからジャパンカップに行くには距離不安やメンバー不安な馬がマイルCSに矛先を向けたり、中距離で壁にぶち当たった馬が「マイルならなんとかなんじゃね?」的なノリでマイル路線に向かってきたりしている。

昨年もマイル路線の強豪がそろったが、トーセンラーの末脚に木っ端みじんにやられた。

現代の日本競馬においてマイル路線は谷間の路線であり、そこで好走を続ける組よりも、勝ち馬にはマイルも走れる強い馬を狙うべきだと、ここ最近の傾向から類推する。

1400m~1800mはマイル組でも許容範囲であるだろうから、基準として1200m及び2000mの重賞で3着に入ったことのある馬をあげてみよう。

エキストラエンド 京都新聞杯2200m 3着 本質は中距離
グランデッツァ  ラジオNIKKEI杯2000m 3着 本質は中距離
サダムパテック  皐月賞2000m 2着 本質は中距離
サドンストーム  CBC賞1200m 3着 本質は短距離
タガノグランパ  セントライト記念2200m 3着 本質は中距離
トーセンラー   京都記念2200m 1着 本質は中距離
ロゴタイプ    皐月賞2000m 1着 本質は中距離
ワールドエース  皐月賞2000m 2着 本質は中距離

現在のマイル路線のレベルを考えると、勝ち馬としてはこうした別路線で活躍した実力馬の単純な強さを信頼したい。過去5年マイルの本職馬が勝っていないという事実は、きちんと説明できる。だからこそ今年の狙い馬もこういう馬を選ぶべきだ。

別路線組で「マイルも狙えるんじゃね?」という考えで臨んできているような馬。しかも別の距離でGIで好走なんてしてたらマイルでは大威張りできるはずだ。加えてこの馬は現在の京都馬場が確実に向く。枠次第だが本命候補は今のところこの馬だ。

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