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武蔵野S [2] とにかくスピードを重視

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ミスプロ系の爆走が目だつ

前回、武蔵野ステークスの項でお伝えしたのは、、、

とにかく次のGIの大舞台で走らなそうな馬、GIに行かなそうな馬を狙う

ということでした。

最もダート中距離の番組で多いダート1800mと東京ダート1600mは求められる素質が異なってきます。ですので、次のGIを目指しているような馬はこの条件は合いません。それよりも、ここを好走しても次で惨敗、もしくはフェブラリーS前まで休養に入ることが予想されるような馬を狙ってみたいです。

では、そのような馬をどう見つけていくか。
まずは血統から見てみましょう。

【2013年】
1着:ベルシャザール 父ミスプロ
2着:アドマイヤロイヤル 父ミスプロ
3着:ベストウォーリア 父母父ミスプロ 母父ミスプロ

【2012年】
1着:イジゲン 父ミスプロ
2着:ガンジス
3着:ダノンカモン 東京1600mのスペシャリスト

【2011年】
1着:ナムラタイタン 父ミスプロ 母父ミスプロ
2着:ダノンカモン 東京1600mのスペシャリスト
3着:アドマイヤロイヤル 父ミスプロ

【2010年】
1着:グロリアスノア 父ミスプロ 母父ミスプロ
2着:ダノンカモン  東京1600mのスペシャリスト
3着:ブラボーデイジー 母母父ミスプロ

【2009年】
1着:ワンダーアキュート
2着:ダイショウジェット 父ミスプロ
3着:ワイルドワンダー 母母父ミスプロ

 

3年連続馬券に絡んでしまったダノンカモンは東京ダート1600mの超がつくスペシャリスト。そのダノンカモンを除けば、10/12の確率で好走馬はミスプロの血を保持していた。

なぜ武蔵野ステークスでミスプロの血が重要なのか?それは前回から述べている東京ダート1600mの特性と強く関わってくる。

ミスプロ系と言えば早熟性とスピードの持続力に優れる血統。ダートで必要なパワーよりもどちらかと言えばスピード豊かな馬を生み出しやすい。他のダート中距離戦よりも瞬発力を要求される東京ダート1600mコース。ミスプロの血が存分に活きるコースと言う事か。

ダートの主流血統ということもあり大体の馬がミスプロの血は保持しているが、人気の馬でミスプロを持っていない馬が二頭いた。

エアハリファ 想定1番人気
ゴールスキー 想定3番人気

エアハリファは1800m戦でも戦ってきた馬。果たして1600mのスピード勝負が合うだろうか?力はあると思うが、このデータを見ると不安要素もあるだろう。

 

スピード=若さ

トウカイトリックは10歳を超えても一線級で走り続け、ステイヤーズSでは馬券に絡んだりもしていた。なぜそこまで活躍できたか?それは長距離戦だったからである。

人間でもシニアマラソンなどは最近はやっている。だが、短距離競技をやっている人は若い人口が圧倒的に多い。

年齢によって衰えるのはスピードだったり瞬発力だ。スタミナはトレーニングによってカバーできる部分がある。だからこそ、スタミナで押し切るようなダート馬はだいたい8歳くらいまで走れる馬が多いだろう。

それはこのスピード活きる舞台で行われる武蔵野ステークスでも言えることだ。

過去10年の7歳以上馬の武蔵野ステークスの成績は・・・
(0-0-1-23)

普通に7歳以上がゴロゴロ活躍しているダート界ではこの成績は異常だ。他のダートコースよりも瞬発力、スピードが要求される舞台だからこそ、経験やスタミナよりも若くてスピードがある事が重要だ。

アドマイヤロイヤル
ゴールスキー
ダノンカモン
トウショウフリーク
メイショウカンパク
レインボーペガサス

といった馬が7歳以上に該当する。まだスピード健在と判断できる馬ならばいいが、基本的にこれらの馬は軽視したい。

まとめると、、、

・チャンピオンズカップ(1800m)を凡走、もしくは回避しそうな馬
・ミスタープロスペクターの血を保持している馬
・6歳以下のフレッシュでスピードが健在な馬

武蔵野ステークスの狙い目はこういったところだろう。
能力も加味して、最も馬券内に絡みそうな馬はこの馬か?

 

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