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黒船賞の予想を公開!

てっきり黒船賞は水曜開催だと思っておりまして、余裕ぶっこいておりましたが、読者様からリクエスト頂いて今日だと思いだしました。

今年のメンバーはすごいですね。JBCスプリントって言っても差し支えないんじゃないでしょうか。

現時点でのオッズは、

1番人気:ワイドバッハ    2.0倍
2番人気:ドリームバレンチノ 3.6倍
3番人気:ダノンレジェンド  3.7倍
4番人気:セイクリムズン   7.8倍
5番人気:サクラシャイニー  49.3倍

役者は揃いました。
予想も気合を入れて行きましょう!

高知競馬場のコース形状を把握する

地方競馬というと何でもかんでも逃げたもん勝ちな考えの人は多いとおもいます。
実際に高知の地元馬同士のレースですと力の違いで先行馬がそのままというケースばかりですが、高レベルのレースになった場合どうなるか?

それはきちんとコース形状を把握して考えて行きましょう。

 

 

高知競馬場の一番の特徴は1〜2コーナーがきつい小回りで、3〜4コーナーが緩やかな大回りになっていること。

そして、その上で4コーナーを回ってからゴールまで200mしかないことです。

これが何を意味するかといえば、まず

1コーナーを入る時点で先行争いの決着がつくこと

1〜2コーナーの角度が急なので、このコーナーに入る時点の順番で先行争いは決着します。ただし、逃げたい馬が複数頭いるまではこの1コーナーに入るまでが凄い争いになることが多く、だいたい400m通過が23秒台中盤がオープンレースでの平均とすると、22秒台になると前が崩れます。

 

そして、1コーナーで先行争いに決着がついた後、ここから高知競馬の勝負所が始まります。

このコースのポイントは短い直線と3〜4コーナーの緩い大回りのカーブ

名古屋競馬場なども直線が短いので、スパート自体は向こう正面で始まってとなりますが、名古屋競馬場はカーブがきついので前にいる馬が相対的に残りやすい。

高知競馬場は緩やかなカーブとなっているので、差し馬もスピードを保ちながらカーブを回ることができる。よって、

高知競馬場は他の地方競馬のコースよりもまくり差しが効きやすいコース

と言うことができるでしょう。

そうなれば狙うべきは、

コーナーで加速して差すことができる捲りの上手いタイプの馬

こういった馬の信頼度が高いです。

では、今年のメンバーから展開を予想し、予想を組み立てていきましょう。

 

渾身の展開予想

枠順や前走のレース内容を考えて、まず間違いなくダノンレジェンドがハナを叩くと読んでいます。

ダノンレジェンドの前走は中山ダート1200mをハイペースで先行して後ろを全て潰した競馬。普通ならバテるペースで行くことで、逆に後ろの馬を潰してしまい、自身は凌ぎきるといった感じのレースぶりでした。

この馬はおそらくそういった短距離で厳しい流れを自ら作り出して粘り切る、そういうレースに非常に向いている馬です。よって小回りで厳しい流れになりやすい地方重賞は向いている馬でしょう。

 

ハナ争いになると思われるのはタイセイレジェンド。

この馬は前走は兵庫ゴールドトロフィーで外枠でふわっと出して言ってハナは主張せずに大敗。まぁ59kgが重かったって可能性もありますが、恐らく敗因はゆったり構えたことでしょう。

恐らくこれで陣営も出していかなければダメな馬というのはわかったはずで、今回はJBCスプリントと同じく積極的な競馬で運ぶと思います。ただ枠順差でダノンレジェンドからハナは奪えないかなぁ。

 

1コーナーの入りはダノンレジェンド先頭、2番手にタイセイレジェンドで、400m通過が22.7〜23.0くらいの少々早いペースになると読んでいます。

3番手は枠順利でセイクリムズンがとるんじゃないでしょうか。戸崎騎手は地方での経験から意識して地方交流では前目に行きます。今回は前2頭は飛ばすでしょうから、ちょっと差のある3番手くらいで1コーナーに入るんじゃないかと。

4番手は地方馬の中では唯一スピードについていけそうなサクラシャイニーあたりが外からセイクリムズンの少し後ろを回ってくるような形を予想。

その後ろの内の5番手にドリームバレンチノ。

少し離れて先行5頭とペースについていけなかった地方馬たちの間の6番手にワイドバッハがいるような展開になると見ています。

 

結構早いペースで1コーナーまでは行くと読んでいますから、能力ある馬たちにまくられる前2頭はかなりきついです。

ただダノンレジェンドは前がきついレースが得意なタイプですから、ハナさえ奪えればあんまり崩れるイメージは湧きません。

タイセイレジェンドはこのペースで2番手ならば高知コースならまくられて大敗と読んでいますが果たして。

 

向こう正面からまず第一にスパートを始めるのは岩田騎手のドリームバレンチノ。

岩田騎手は高知コースを熟知しているでしょうから、内枠を引きましたが内ではなく外を通りたいはず。なので早めに動いて外からまくりにいくはずです。

というのも高知コースは直線の内側の砂がとても深いので、内を突いた馬が全く伸びない。セイクリムズンの3連覇の中で一番危なかったのは内を突いた時でしたし。

だから、岩田騎手は外をまくるために早めに外から追い出しにかかると見ています。

それに続くのはこのコースが大得意のセイクリムズンと戸崎騎手でしょう。

ワンテンポ遅れてワイドバッハが仕掛け始めると見ています。

さて、ではこうなった場合にどうなるか。もっとも大事なことは

この中でどの馬がコーナーで加速するまくり差しが得意か?

ということだと思います。

高知コースでは直線でエンジンをふかしても届きません。3コーナーの入り口から加速を始めて4コーナー回って直線を向く時にはオーバートップにしなければならない。

そういった競馬が得意で、かつ能力最上位の馬を本命にするべきでしょう。

では印を公開します。

 

黒船賞 印

◎ドリームバレンチノ
◯セイクリムズン
▲ダノンレジェンド
△ワイドバッハ

 

本命は◎ドリームバレンチノに打ちます。

この馬は恐らく現在の短距離ダート界の中で最も捲り差しがうまい馬。
加えて道悪が得意なので脚抜きの良い馬場なら最高です。

前走のJBCスプリントでも先行絶対有利の盛岡コースをコーナーで加速してまくり差しで差し切りました。

去年のこのレースでもフェブラリー大敗後ながら2着に来ていますし、一昨年の年末の兵庫ゴールドトロフィーはひとまくりでとんでもない強さで勝ちました。

調子は昨年以上にあると思いますし、岩田騎手はこのレース3連覇中。59kgも背負いなれていて特に斤量負けしない馬です。休み明けさえ苦にしなければ一番勝ちに近い馬だと思います。

 

対抗は◯セイクリムズンにしました。

なぜ、この馬が3連覇できているのかと言えば、それは高知コースのゆるやかなコースでのまくり差しが大得意だからです。

ある程度自在脚質を持っていて器用に動けてバテないこの馬にとってはこのレースはベスト条件。昨年と比べても衰えは見えませんし、前走くらい動ければ圏内です。

 

単穴は▲ダノンレジェンドにしました。

この馬の場合はいかに早いペースでもハナに立っちゃえばある程度粘れる馬だと思うので、まくられても粘り切る可能性は結構あると思います。

懸念はペースよりも1400mじゃないでしょうか。一本調子な馬なだけに、地方コースは向くと思いますが、前走からの距離延長は微妙な気も。負けるときは大敗することも考慮にいれなければいけない馬です。

 

△ワイドバッハの印は落としました。

ちょっとこの馬はどう考えても地方の小回りコースは合わないでしょう。東京ダート1400mでも追走に苦労して、残り200mで一気に伸びてくる馬ですよ。

もちろんその200mの伸びがGI級だからこそこれだけ活躍しているんでしょうが、高知の最後の直線は200m。つまりコーナーを回ってきた時点でトップギアに上げられるのかっていう話ですよね。

この馬は後ろに馬がいると気にするので後方一気の脚質にしたはずです。まぁ今回はある程度の位置は取りに行くでしょうが、それでも中央馬の中では一番後ろの位置になるはず。

一応、小回りも小倉ダート1700mで500万下を勝ってますが、この時は距離がダート1700mですし、この距離ならテンを出しに行かなくてもある程度の位置取り取れますからね。今回は1400mで小回りです。ある程度出していかなければかなり後ろになるはず。

そういった状況でコーナーひとまくりで差せるのか全く未知数なので評価を落としました。岩田騎手や戸崎騎手と比べると武豊騎手はこのコースを理解しているかも怪しいですしね。サマーウインドでオーバーペースでぶっ飛ばした過去のレースなどを見てみてもこのコースには合わないんじゃないかと思います。

ですので、予想としてはスタート軽く出して6番手を取るも、岩田や戸崎がスパートをかける後ろでふわっと外から押し上げにかかり、直線入ってから猛烈な脚で追い込むも2〜4着で届かず、っていうレースになるかと思います。

以上、長くなりましたが、黒船賞の予想でした。

 

勝負の買い目

三連単 ◎→◯▲△ 6点

特にセイクリムズン2着の◎→◯→▲△を厚めに買ってみたいと思います。

 

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第64回 スプリングS(G2)

高配当のキーホースとなる

激走穴馬の正体は!?

3連単勝負買い目を無料公開

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弥生賞も終わり、牡馬クラシック戦線も次第に勢力図が出来上がってきたが、このスプリングSも今後を占う上で非常に重要な1戦。皐月賞のステップという観点で見れば、過去10年で勝ち馬4頭を輩出しているのは同レースが、いかに注目すべきかおわかり頂けるだろう。

今年は2歳王者ダノンプラチナがココから始動。現3歳世代では圧倒している感もある関東馬、3戦無敗で弥生賞を制したサトノクラウンの台頭もあるが、実績で言えば現時点での大将格はこの馬と言っていい。一方、関西からは2戦2勝で共同通信杯を制したリアルスティールが再び東上。この2頭の対決結果によって、より勢力図がハッキリしてくることはホボ間違いない。

しかし、馬券がこの2頭で決まるのかと言えば話は別だろう。ともに中山は初経験、トリッキーなコースということだけでも死角はある。事実、「広いコースでガチンコだったら分が悪いかもしれなけど、ココならウチの馬の方が分はある。どっちも先を見据えた仕上げをしてくるだろうから、そういう意味でも付け入る隙はあるはずだよ」と、一発を狙っている某陣営の存在を独占キャッチ。この馬が高配当を呼び起こす“キーホース”となりそうだ。

この馬の存在を含めたスプリングSの情報、そして今週は特別に3連単勝負買い目も特別に無料公開。しかも、更に今回は同日に行われる阪神大賞典も公開させて頂こう。この機会に、シンクタンクの情報力を余すところなく体感してもらいたい。

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