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    Categories: 雑記

コースの特徴を理解し過小評価されている馬を狙う

3月になると「あぁもうクラシック」かぁという気分と同時に、鼻が限界を迎えます。

ええ、私は重度の花粉症で、鼻炎+花粉症という超強力コンボなので、この時期は本当に厳しいです。

ただ暑いのも嫌ですから気候的にはベストなんですけどねぇ。花粉症ではない人が本当に羨ましいです。

コースの特徴を理解する

今日は馬券的中における重要なファクターを説明しましょう。

それは、

「コースの特徴を理解する」

ということ。

例えば同じダート1200mでも、あなたは中山ダート1200mと京都ダート1200mの違いを説明できますか?

この違いを理解しておらず、同じダート1200mとして捉えていては一向に馬券収支は向上しません。

メルマガ会員の方は全レース分析シートを活用頂いているので、この違いは理解できているでしょう。

 

中山ダート1200m=終い2Fが非常にかかる

京都ダート1200m=終い2Fの時計がかからない

 

これがそれぞれのダートコースの真実です。

そう考えると、普通は終いがかかるコースは、先行馬が最後バテているわけですから差し馬が届きやすい。

終いの時計がかからないということは先行馬が楽に最後まで走れているから前が残りやすい。

そういうことですね!!

と言われる方が多数でしょう。

だが、実際は違うのです。

 

中山ダート1200mも京都ダート1200mもどちらも先行が断然有利

 

不思議でしょう。

全レース分析データを活用されている方でも最初は不思議に思ったかもしれません。

 

中山ダート1200mの典型ラップをグラフにすると、

 

京都ダート1200mの典型ラップをグラフにすると、

※どちらも徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」全レース分析データより引用

 

ご覧のように中山ダート1200mのほうが極端に終いがかかる傾向にあります。

ですが、どちらのレースも結果をご覧いただければわかるように前残り決着。

これがわかればそれぞれのコースに適性のある馬がもうおわかりでしょうか?

 

中山ダート1200m

スタートが下り坂なので前半3Fが早くなりやすく、後半はバテバテの時計が非常にかかるラップ構成になりがち。だが、前の馬もバテるが後ろの馬も追走でバテるため、前の馬がバテバテになりながらもそのままなだれ込むケースが多い

=消耗戦に強い先行馬が強い

 

京都ダート1200m

4コーナーに下り坂があり直線は平坦。先行馬は惰性を活かしてそのまま粘りこむことができ純粋なスピード能力を試される傾向にある。差し馬は断然不利。

=純粋なスピードタイプの先行馬が強い

 

このように同じ先行馬が有利なコースでも、得意なタイプは全く異なるのです。これを理解した上で先週の平場で取り上げた中山ダート1200mを見てみましょう。

*****************************

中山12R サラ4歳上1000万下 ダート1200m

◎モンテネオ ◯ウインネオルーラー ▲マリカ △タンブルブルータス △シュナップス △デルマネコムスメ △カワキタシャウト △ロトラトゥール ×フレンチトースト

畠山先生の定年最終レースということで◯ウインネオルーラーは完璧に仕上げてくること間違い無し。柴田大地のモチベーションもたかそうだが、引退レースなだけに能力以上に人気をしそう。

それならば◎モンテネオの展開利に期待。

この馬はハナにいければ1000万下でも勝ち負けできる馬で、実際に以前はこのクラスでも勝ち負けをしていた。前回は絡まれて超ハイペースになってしまったことが敗因で、今回は特に前へ行きたい馬も多くなく、マイペースでいければ一変しそう。

*****************************

↓↓↓

<結果>
1着:◎モンテネオ     4番人気
2着:▲マリカ        7番人気
3着:◯ウインネオルーラー 8番人気

【単勝】750円
【馬連】6,790円
【馬単】12,150円
【三連複】31,190円
【三連単】147,900円

馬単以上は全て万馬券。

これだけの配当なら週に1発当てればまずプラスにできます。

本命を打ったモンテネオは中山ダート1200mの成績が(3-1-0-2)という典型的な中山巧者。とにかく前へ行って粘り切る競馬が得意なタイプで、自身がバテても後ろもバテずに差せないというレーススタイルが中山ダート1200mにとにかく合うんでしょう。

ただし前走は同条件の中山ダート1200mで16着。それでは前走の全レース分析データを見てみましょう。

 

前半3F:33.6は年末開催の中山ダート1200mで3番目に早い前半時計。終始他の先行馬に絡まれてバテての大失速。レース結果を見れば上位勢は全て差し、追い込み馬。となればモンテネオにとってはかなり厳しいレースだったと言えます。

ちゃんとコメント欄にもその旨書いてありましたね。

それで、思い出して欲しいのは、

中山ダート1200mは基本的に先行馬が有利だということ

そのコースで前走は厳しい展開に泣いて大敗した中山ダート1200mが大得意な馬が出走してくる。出馬表を見てみるとあまり前へ行く馬が少ない。

そうすればどういう判断をすべきか?

全力で買うべきでしょう!

そういう思考回路のもとにモンテネオに本命を打ちました。

ちなみに対抗の◯ウインネオルーラー、▲マリカも前へ行けるという事から重い印を打ちました。だって中山ダート1200mは先行馬が有利なんですから。

その結果印上位3頭で万馬券のオンパレード。こういう事があるから競馬は楽しいですね。

 

そしてもう一つ。

このレースの一番人気だった馬、エイシンパラダイスを私は無印にしてバッサリと切りました。

エイシンパラダイスは中山ダート1200mの出走経験なし。ただしこの馬には中山ダート1200mが合わなそうな匂いがあった。それは、

京都ダート1200m(2-2-1-3)

という圧倒的な京都巧者ぶり。

この成績を見ればおそらくこの馬は純粋なスピード力が高く、京都に向くタイプの馬だということが推定できます。

そうなれば消耗戦になりやすい中山は合わない可能性が高い。

ここまで見えれば1番人気でもバッサリと切れます。

こうやってこの予想は構築されていたのです。

 

それぞれのコースの特徴を把握し、それに合った馬を狙い撃つ。

その手助けとしてメルマガで毎週配信しております「全レース分析データ」をご活用いただけると幸いです。

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