X

天皇賞(秋) [8] 全頭診断その2 フェノーメノその他

サトノノブレス

父ディープインパクト 母父トニービン

総合評価 C

血統的には特注血統のトニービンを保持しており持久力も備えたディープインパクト産駒。天皇賞には悪くない血統だ。

だが、この馬3歳の途中からスピードを前面に押し出す競馬が多く、溜めればキレるはずだがそういった競馬をされてきていない。東京の長い直線で現在の競馬をすればキレ負けする可能性が非常に高く。その点でリスクの高い馬だと考えている。

 

ディサイファ

父ディープインパクト 母父ドバイミレニアム

総合評価 D

ディープ産駒にしては速い脚が使えないタイプで、得意なコースは小回りコース。その理由はペースが速くなって上がりがかかるから相対的に差し脚を使えると言うところが大きいはずだ。

今回も純粋な瞬発力勝負で太刀打ちできるとは思えず、台頭があるとすれば雨で道悪になった際。母父キンカメのディープは重馬場を苦にしないので、その際は一発があってもいい。

 

フェノーメノ

父ステイゴールド 母父デインヒル

総合評価 B

東京コース実績抜群で、父ステイゴールド×母父ノーザンダンサー系と天皇賞のベスト配合といっていい血統。一昨年で2着も経験しており、人気馬の中では最も信頼できるか。

間違いなく掲示板は外さないだろうが、確実に馬券に絡むや、突き抜けるとは言い切れない。なぜなら、この馬はスピードの持続力で勝負するタイプの馬。例年通りのミドル~ハイペースで流れる天皇賞になれば連対は確実だろうが、今年はスローが予想される。スローでの瞬発力勝負になった際はキレる馬に交わされる場面が想像つく。

ペルーサ

父ゼンノロブロイ 母父キャンディストレイプス

総合評価 E

天皇賞は2回馬券に絡んでおり、ペースの早くなりやすい東京コースのGIというのはこの馬のベスト舞台ということもわかる。だが、さすがにもう往年の実力はないだろう。年齢も年齢でパフォーマンスも落ちてきている。人気をする馬であるし、ここは見送りだろう。

 

ラブイズブーシェ

父マンハッタンカフェ 母父メジロマックイーン

総合評価 D

配合的にも長距離向きは明らかで、この馬のベスト舞台は恐らく有馬記念。ジャパンカップよりは天皇賞のほうが向きそうだが、それでも今年のスローペースに対応できるとは思えない。

もともと上がりのかかる展開で切れ味を要求されないレースで台頭する馬で、だからこそ洋芝実績が凄いのだろう。目黒記念での爆走が少し気にかかるが、基本的には必要ない馬だと考えている。

フラガラッハ

父デュランダル 母父トニービン

総合評価 D

父母父にノーザンテーストを持ち、母父がトニービンと血統的にはベストの評価をしていい馬。

最近は中距離戦でも成績を残してきており、特にオールカマーはスローの流れを最速で突っ込んでくるといういいパフォーマンスだった。ただし、この馬も純粋な瞬発力勝負よりも前崩れの上がりがかかる展開で台頭してくるタイプ。ヨーイドンのレースで中距離の一級戦の馬たちと戦えるかは微妙だ。

 

この中だったら最も強調できるのはフェノーメノだろう。

ただそのフェノーメノにしてもあまり重い印は打ちたくない。

フェノーメノに打つ予定の印は??

↓↓↓

で公開中!(キーワードF)

KAZ: