X

京都牝馬S [2] 牝馬の旬は4歳春にあり

前回のエントリーではウリウリに乗る福永騎手というジレンマを解説した。ウリウリはメンバーの中でも屈指の実力を持つ馬、そして京都マイル戦で強調できるディープインパクト産駒。ただし、福永騎手の重賞実績は燦々たるもの。このジレンマをどう解き明かしていくかということで、ウリウリの2,3着固定で1着馬を見つけることこそこのレースを解き明かす近道ではないかと述べた。では、今日から勝ち馬探しを始めていきたい。

牝馬の旬は4歳春にあり

エリザベス女王杯でも毎年活躍するのは3歳牝馬。それでもわかるように牝馬のピークは3歳秋〜4歳。ジェンティルドンナやブエナビスタのような名牝クラスになれば別だが、メイショウマンボほどの馬でも4歳春以降は一気に衰えた。

京都牝馬ステークスは4歳牝馬が能力のピークにある状態で行われるレース。だからこそ下の過去10年の年齢別成績を見ていただければわかるが、4歳牝馬の勝率は凄まじいものがある。

4歳 (7-2-1-39)14.3% 18.4% 20.4%
5歳 (2-6-3-38) 4.1% 16.3% 22.4%
6歳 (1-3-4-31) 2.6% 10.3% 20.5%
7歳上(0-0-1-13) 0.0% 0.0% 7.1%

過去10年で7勝を4歳牝馬があげている。
この事実を見れば1着候補として買うべきは4歳馬が中心と見るのが明白だ。

 

今年の4歳馬勢

ウエスタンメルシー
シャイニーガール
ダンスアミーガ
フォーエバーモア
プロクリス
ベルルミエール
リアルヴィーナス
レーヴデトワール

牝馬ということもあるが、全くわからない馬が数頭(笑)

シャイニーガールは京都コースで勝ち鞍もあり、父はブラックタイドでディープインパクトと同配合。スイートピーS勝ちもあるように現4歳牝馬ではトップクラスの実力だろう。ただしアドマイヤデウスの時と同様にオークスからのぶっつけとなれば全くわからない。

フォーエバーモアは阪神JF3着、クイーンカップ1着までは順風満帆なクラシック路線だったが、桜花賞からガタッと調子を落とした。秋を全休したことからもこれが調整ミスだったのか、それともただの早熟馬だったのか。母父ミスプロと言えども父ネオユニヴァースでここまで早熟になるとも思えず、2週連続休み明け馬の激走の怖さはある。

ベルルミエールは3歳時からその強さを個人的に絶賛していた馬で、何度走っても人気にならないので非常に好きな馬だった。ただし、やはりベストはマイル以下の距離に見え、マイル以上ではニュージーランドトロフィーの3着が最高。馬券内はあっても頭まではどうか。

レーヴデトワールは前走の負け方が不可解。ゲートを出た時点で川田騎手が諦めた感じで直線も全く追っていなかった。素質はあると思うが、この馬はやはりパンパンの京都の馬場は合うとは思えない。

こんな感じで今年の4歳勢は一発ありそうな馬はいるが、信頼できる馬があまりいない。
そうなれば、ウリウリ2,3着固定での1着は3頭ほどに夢を託すフォーメーションが現実的か。

その中でも最も夢をたくせる馬は現時点ではこの馬。

 

その馬の名は?

↓↓↓

☆その馬の名はブログランキングで公開中☆

上記ブログランキングの(C)に記載ありますのでチェックしてみてください!

KAZ: