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【11/26(土)】平場・特別ハンティング

さて、いよいよ今週はジャパンカップウィーク。今週で東京と京都開催も終了であります。気候は一気に寒くなってきましたが、これから年末までが日本の競馬が一番熱くなる時期でもあります。ちょっと仕事が片付かないのでジャパンカップには私は行けなそうですが、行かれる方はくれぐれも寒さに気をつけて楽しんできてください。

今日は京都2歳ステークス以外はあんまり平場で買いたいレースがない感じ。楽しみつつも熱くなりすぎずにおさえたい1日です。

 

厳選の一頭!

1日の中で最も勝ち負けの可能性高く、オッズ的にもまぁまぁ許容範囲な馬を推奨するコーナー。今日はこの馬をセレクトしました。

 

東京9R カトレア賞 サラ2歳500万下 ダート1600m

ここは少頭数の割にメンバーが揃った印象。まず少頭数になった理由は美浦でのブランエクラの評判がやたらに高いからだろう。もう美浦の2歳ダート馬の中でも3本の指に入るレベルという評判で、父ハンセンで母がヒシアマゾンの兄弟となれば逃げる馬がいても仕方がない。メンバーを見渡しても逃げそうだったアードラーが差しフェチの音無厩舎のおかげで「控える競馬をしたい」などと言っており、ブランエクラは新馬戦と同じ競馬ができそう。新馬戦で下した2着馬のバスカヴィルも次走で圧勝しているところを見ても、ここは勝ち負けになりそうだ。

ただ、恐らくはムーア騎乗で圧倒的人気になりそうなブランエクラだが、本来のパフォーマンスを発揮できればこの馬で逆転できると見ている。実際に新馬戦レビューでは重賞級とかなりの評価をした馬で、今の2歳馬ではエピカリスは別格としてその次のレベルぐらいにはあると見ている。前走もインでどん詰まりの中を馬群をなんとか抜けて伸びてきて後ろを突き放した。スムーズならばもっと差はついていたはずで、今回はごちゃつかない外枠を引くことができ、この枠で楽に外から追い出せれば最後にブランエクラを交わしてもなんらおかしくない。

 

平場ハンティング

メルマガの勝負レースにはしませんでしたが、このレースを平場ハンティングで紹介しておきます。

 

京都9R 高雄特別 サラ3歳上1000万下 芝2400m 勝負度D

◎ライトファンタジア
◯サンライズセンス
▲サラトガスピリット
☆タイセイアプローズ ※当初ロードナカヤマと誤記しておりました
△1アグリッパーバイオ
△2ケージーキンカメ <穴推奨>
△3ダンディーズムーン <穴推奨>
△4ビービーブレスユー
△5コルコバード

ここは恐らくダンディーズムーンが久々に単騎逃げ叶いそうなメンバー構成。サンライズセンスやタイセイアプローズも前々に行きそうですが、人気の2頭コルコバードとサラトガスピリットは後ろからの競馬になりますし、ダンディーズムーンがゆったりと行ければまずスローペースで前有利のレースは堅いか。先週の京都の馬場を見ても荒れてきているとは言っても前目の馬が残っていましたし、最終週の荒れ馬場が得意な前々でレースをする馬を買えば良さそう。

そうなれば◎ライトファンタジアを本命にしたい。この馬はもともと3歳秋時に1000万で好走してローズSでも穴人気をしていたほどの馬。そのローズS後に一気に不振に陥って鳴かず飛ばずの成績だったが、ここ2戦で明らかに復調を見せるレース内容。2走前はデムーロが派手に出遅れて途中から捲るような大味な競馬で2着。ロスさえなければシャケトラとそこまで差のないレースをしていたはず。前走はスローペースをインの番手で追走したとはいえ、軽く追われるとグイグイ伸びての完勝。ここ2戦の内容を見る限り、明らかに3歳秋の状態に戻ったとみていい。

父ゼンノロブロイ×母父トニービンという配合通りにスパッとはキレないがバテないスタミナが売りの馬で、2400m戦は2走前に道悪の阪神でデムーロが無理矢理な競馬をしてもバテなかったのだから距離は問題なし。とにかくしっかり折り合いがつく馬で、今回は福永騎手ならスタート決めて3、4番手の位置で折り合って脚を溜める形になるか。持久力が売りの馬にしては追われてからの反応は早いですし、いかにも展開、馬場に合いそうな今回は馬体さえ戻していれば面白そうだ。

対抗は同じく前へ行きそうな◯サンライズセンスが有力か。この馬は典型的な叩き良化型の馬で、叩き2戦目は重賞以外はパーフェクト連対という成績の持ち主。調教内容を見ても叩かれて確実に良化してきており、馬場もいかにも合いそう。

三番手は▲サラトガスピリットが能力上位。昇級初戦とはいえもともとこのクラスでも互角に戦えていた馬で互角以上の能力の持ち主。タフ馬場はなんら問題なく、積極的に乗りそうなシュタルケとも手は合いそう。最後は確実に脚を使えるはずなので、あとは差し損ねないかだけ。

断然人気になりそうなコルコバードは今回は少し怪しむ。前走は休み明けとはいえ木村厩舎の休み明けといえば、もう天栄で完璧に仕上げて逆に馬が絶好のパターン。前走も特殊な馬場と展開になったレースで、後ろに差はつけているが走破時計は微妙。ステイゴールド牝馬の小柄な馬で、いつ萎れてもおかしくなさそうですし、今回が関西圏への輸送が初めて。いかにも危ない匂いがしますが果たして・・・

 

KAZ:
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