ウルトラマンダッシュの中村俊輔はやはり凄い。この企画は海外も注目しているみたいですからね。そんな選手を高校時代からずっと見ることができて、常にそばで応援できたことは良かったなと思います。来季も期待します。
ディープバイアスの継続
昨年のエリザベス女王杯〜マイルチャンピオンシップの時に、現在の京都馬場がいかにディープインパクト産駒に有利なバイアスが生じているかを述べた。それを確認するために昨年の京都芝コースで行われた重賞の勝ち馬を下に記載する。
【京都記念 1600m】エキストラエンド = ディープインパクト産駒
【シンザン記念 1600m】ミッキーアイル = ディープインパクト産駒
【日経新春杯 2400m】サトノノブレス = ディープインパクト産駒
【京都牝馬S 1600m】ウリウリ = ディープインパクト産駒
【シルクロードS 1200m】ストレイトガール = フジキセキ産駒
【きさらぎ賞 1800m】トーセンスターダム = ディープインパクト産駒
【京都記念 2200m】デスペラード = ネオユニヴァース産駒
【マイラーズC 1600m】ワールドエース = ディープインパクト産駒
【天皇賞(春)3200m】フェノーメノ = ステイゴールド産駒
【京都新聞杯 2200m】ハギノハイブリッド = タニノギムレット産駒
【京都大賞典 2400m】ラストインパクト = ディープインパクト産駒
【秋華賞 2000m】ショウナンパンドラ = ディープインパクト産駒
【スワンS 1400m】ミッキーアイル = ディープインパクト産駒
【ファンタジーS 1400m】クールホタルビ = ステイゴールド産駒
【デイリー杯2祭S 1600m】タガノエスプレッソ = ブラックタイド産駒
【エリザベス女王杯 2200m】ラキシス = ディープインパクト産駒
【マイルチャンピオンシップ 1600m】ダノンシャーク = ディープインパクト産駒
【京都2歳ステークス 1600m】ベルラップ = ハーツクライ産駒
【京阪杯 1200m】アンバルブライベン = ルールオブロー産駒
実に19重賞の内、12の重賞をディープインパクト産駒が勝利していた。
この事実だけでも凄いが、ディープインパクトが勝つことができなかった重賞を見てみると、
短距離戦(1200m〜1400m) 3レース
長距離戦(3000m〜200m) 2レース
中距離戦(1600m〜2400m) 3レース
短距離戦と長距離戦はディープインパクト産駒には厳しいレース。より他に適性の高い馬が多い為ある意味仕方がない。
そう考えると適性内の中距離レースで負けたレースは3レースのみ。ただし、その3レースも全てにエクスキューズがあった。
【京都記念 2200m】デスペラード = ネオユニヴァース産駒
このレースは稍重馬場だがかなり時計のかかる馬場になっていた。2着に来たディープインパクト産駒のトーセンラーは良馬場ならほぼ間違いなく差し切っていたと言っていい。
【デイリー杯2祭S 1600m】タガノエスプレッソ = ブラックタイド産駒
そもそもこのレースにはディープインパクト産駒が出走していなかった。そして、特出すべきは勝ち馬のタガノエスプレッソの血統。ブラックタイドはディープインパクトの兄弟馬で血統背景は全く同じ。ディープ産駒が出走していないレースで兄弟が勝ったのだ。
【京都2歳ステークス 1600m】ベルラップ = ハーツクライ産駒
この日は降り続いた雨によりかなりの重馬場に。1頭出走していたティルナノーグはホープフルSでの結果を見るに、重い馬場は全くダメなタイプ。馬場的にエクスキューズは可能だろう。
こうして見ていくと京都1600〜2400mではほぼ間違いなくディープインパクト産駒が勝つ。
そう断言しても問題ないだろう。
今回のレースでもディープ産駒を重要視すべきか?
では、過去の京都金杯でディープインパクト産駒の成績はどうだったか?
【2013年】
1着:エキストラエンド ディープインパクト産駒
2着:フィエロ ディープインパクト産駒
【2012年】
1着:ダノンシャーク ディープインパクト産駒
【2011年】
2着:ダノンシャーク ディープインパクト産駒
このように成績は完璧。
そして、今年出走予定のディープインパクト産駒は・・・
エキストラエンド
この1頭のみが出走予定、しかも昨年覇者で前走マイルCSでは5着と好走。
じゃあこの馬を買うだけでいいんじゃないの?
恐らくそう考えている人は多数。エキストラエンドは意外に人気をするはず。そしてエキストラエンドは昨年の優勝時にはない2つのハンデがある。それは、、、
(1) 出遅れ癖
(2) ルメール騎手→福永騎手
エキストラエンドはこの1年間で出遅れ癖がついてしまった。マイルCSでもダッシュは付いておらず、まずスタートダッシュは見込めない。京都の開幕週で後方からの競馬になることは大きなハンデだ。
そして昨年は内を巧みに突いたルメール騎手の好騎乗。それが今年は福永騎手に替わる。ただでさえ、出遅れの危険性がありスタートが良くない馬。そして外を回した時点でアウトの京都開幕馬場。そんな舞台で後方から行く福永騎手が乗る馬は買いにくい。
よって、今回、私は久しぶりに京都の芝重賞でディープ産駒軽視で臨む予定。
その代わりに評価したいのはこの馬だ。
前走は先行勢が壊滅的な結果に終わる中、唯一先行勢で粘った。最も強い競馬をした馬と言っていい。
能力よりも人気をしないタイプの馬で、血統的には重い馬場向きに思うが京都で33.2秒の末脚を使ったこともあり、京都馬場にも対応できそう。ハンデも54kgでハンデ戦ではこういう馬を狙いたい。
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