ものまね王座決定戦みたいなのが日テレでやってましたが、優勝した青木隆治さんのLet It Goはすごかったですね。こういうのをエンタテイメントと言うんだなぁとただただ感動しました。最近こういうなんの予備知識もなくただ心震わせるエンタテイメント、芸術系がないなぁと思っていたのでこういう凄い才能を持った人がいっぱい出てくるとテレビも楽しくなりそうですね。
徹底的能力比較(JRA勢)
まずはJRA勢の徹底的能力比較をしていこう。
一番人気濃厚なのは福永騎手騎乗のタップザット。福永騎手騎乗で道悪のローカルコースで差し馬、買える要素が一つもないですが馬がずば抜けて強ければ別です。この馬をはじめ多くの馬が走っているプラタナス賞を見てみましょう。
プラタナス賞 東京ダート1600m 1:39:5 タップザット
12.4 – 11.5 – 12.7 – 13.1 – 13.0 – 12.1 – 12.0 – 12.7
最初の2F目こそ少し早いがあとは比較的ゆったりなペースで、最後の1F目がかかる。ラップだけ見るぶんには平凡な特にレベルの高いとは思えないレース。1:39:5と勝ち時計自体も強調できるわけでなく、ゆるいラップを追走しつつ最後に先行馬がバテてくれたおかげで差し馬が来れたというレース内容と捉えるのが妥当か。
その証拠か、プラタナス賞を走った馬の次走を調べてみると、、、
14頭中、次走で3着に絡んだのは5着のディアドムスと13着のレンイングランドのみ
他の馬はことごとく馬券に絡めていない。タイムが強調できなく、メンバー構成的にも果たして強いメンバーが揃っていたのかは疑問。
そのレースを勝っただけで、福永騎手鞍上で道悪濃厚のローカルコースで差し馬のタップザットを買えるだろうか?今回は評価をガタッと落としてみようと思う。
その他のJRA馬の評価はどうなるか。
タケデンタイガーは兵庫ジュニアグランプリで地方馬に捲り負けしての大敗。戦績から見ても短距離の方が向くはずで、兵庫ジュニアグランプリよりも距離が伸びて1600mになるここは見送りが妥当か。
ディアドムスは函館ダート1700mでタフなレースを作り出しての圧勝、プラタナス賞ではゆるい流れを好位追走しながら差しきれず。距離延長で上がりがかかる展開となった北海道2歳優駿で圧勝。戦績的にもわかるようにスピードが売りのダート馬ではない。タフな流れになって上がりがかかりスタミナが要求される舞台で好走するタイプ。道悪濃厚の川崎ダート1600mではスタミナよりもスピードが要求されそうで舞台適性は高くなさそう。
タイセイラビッシュは鞍上、戦績、脚質全てが評価できる馬だ。
2歳500万下 東京ダート1600m 1:37:9 タイセイラビッシュ
12.5 – 11.2 – 11.9 – 12.3 – 12.6 – 12.5 – 11.7 – 12.4
稍重馬場だったとはいえ1分37秒台で走れているのは評価できる。現3歳世代で1分37秒台で東京ダート1600mを勝った馬はノースショアビーチ、ペアン、ジャッカスバーグ、サトノアルバトロスなど。ラップにしても稍重馬場だったとはいえプラナタス賞よりは淀みない流れで、途中しっかりとペースを落としてラスト2F目まで追い出しを待ったのは岩田騎手の腕のなせる技だろう。最後12.4かかってもきっちりと1着に残してきた。
総じて稍重馬場の恩恵はあったとはいえ、先行できる脚質、重馬場をこなせる適性、レースを自在に操れる信頼できる鞍上とタイセイラビッシュには買える要素が揃っている。唯一、懸念材料は父カンパニー×母父シンボリクリスエスとダートGIを獲るには芝寄りの血統な気がしないでもないことか。
ワンダフルラスターはダート1400mを先行策で500万勝ち。時計的にはまぁまぁ評価できるくらい。鞍上はムーア騎手で積極的な競馬をしてきそうだが、心配なのはここにきての距離延長。京都ダート1400mのように最後の1Fがあまり時計がかからないで押し切れるレースでは勝ち切れたが、その前走は阪神ダート1400mで最後の1F13.4と上がりがかかるレースでキャプテンシップに差されている。1400mから1600mへ距離延長される分、要求されるスタミナは大きくなる。その点で京都で押し切れたが阪神で差されている馬の距離延長というのは少し引っかかる。
徹底的能力比較(地方勢)
北海道2歳優駿では道営のクラバズーカーが3着、兵庫ジュニアグランプリは浦和のジャジャウマナラシが1着で道営のオヤコダカが2着。
どちらのレースも中央から駄馬が出ていたというわけではなく、今回と同じようにプラタナス賞好走馬が出てたりしていた中での地方馬の入着だ。今年の世代に関して言えば、中央勢相手でも地方馬で十分に通用すると考えていいだろう。
ただ、何が何でも全て地方馬を拾っていても仕方ない。正直、後ろから行くことになる馬はタップザット以上の脚力が使えるとはあまり思えない。ある程度の位置で競馬できる馬を選んでいくべきだろう。
クラバズーカーは実績的にも地方勢では最も評価できる馬か。パーティメーカーは少々人気しすぎだが、中央相手でも力負けはしない馬だ。
一番面白そうな馬はウインバローラス。もともとウイン名義の中央出走馬。勝ち上がりも福島ダート1150mでクローバー賞でトーセンラークと差のない競馬をしているように力は中央勢にも通用。もともと勝ち上がれば川崎に転厩は決まっていた模様で、転厩二戦は全くレースにならなかったが、リバーサイドジュニアカップで復調の兆し。道悪で先行が有利になりそうで、現在のオッズは単勝110.7倍。最大の大穴はこれか。
明日、昼ごろまでに予想を掲載予定。その際に展開予想も同時に掲載する予定です。
今のところの本命馬はこの馬。
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