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朝日杯FS [2] 札幌2歳Sの価値

朝日杯が阪神JFの結果を参照して良いかどうかは先行馬がどれだけ揃うかになる。だから本格的な展開予想は出走馬確定までは行うことができない。そうなれば今のうちにやるべきことは「出走確定馬の能力比較」。今回は札幌2歳ステークスについてを見てみることにしたい。

札幌2歳ステークス組の活躍

【2013年】
1着:レッドリヴェール 阪神JF1着 桜花賞2着

【2012年】
1着:コディーノ 朝日杯FS2着 皐月賞3着

【2011年】
1着:グランデッツァ ラジオNIKKEI杯3着 スプリングS1着
2着:ゴールドシップ 皐月賞1着 菊花賞1着

【2010年】
1着:オールアズワン ラジオNIKKEI杯2着
2着:アヴェンチュラ 秋華賞1着

こうして見ているだけでも札幌2歳ステークス上位組はその後のクラシック戦線でかなりの活躍を見せている。それはなぜかと言えば単純に札幌2歳ステークスには強いメンバーが集まるからだろう。そこで結果を出した馬というのは強い。

札幌2歳Sで好走している馬は、少なくとも2歳時においては完成度の高さで他を圧倒できるレベルと言えるだろう。

ここに挙げていない馬でもロジユニヴァースやアドマイヤムーンといった馬も札幌2歳ステークスを勝っている。このレースを勝った馬に関してはしのごの言わずに評価しても良いだろう。

今年に関してはそこまでラップ上は厳しい展開のようには見えないが、映像を見る限りかなり早い時点からスパートが始まっており、3コーナーくらいから追い通しのレースになった。マークされたミッキーユニバースはあっさりと垂れて、内を通ってバテ合戦に勝ったマイネルシュバリエと、バテてヨレながらレッツゴードンキが3着に粘り切る。

その展開をペースが上がった時点で外外を通りながら、かなりロスある外を回して捲りきりあっさりと差した後に手綱を緩めたブライトエンブレムは相当に強いと評価して良いだろう。

全く相手にしなかったレッツゴードンキがほぼ勝ちに等しい阪神JF2着だったのだ。ブライトエンブレムは普通に考えれば何かが化けない限りは現時点での世代最強牡馬の可能性が高い。

この馬は名前こそカッコイイが長期休養明けとネオユニヴァースというイメージによって人気がどうなるかは未知数。おそらくアッシュゴールドに次ぐ2番人気と読んでいるが、休み明けが嫌われればダノンプラチナあたりに人気を譲っても不思議ではない。2歳GIは荒れるというイメージの割に強い馬が勝つ。だからこそ人気次第ではこういった一番強いと思う馬を買うのは間違いではない。

ブライトエンブレムに関しては人気がどれくらいになるかで本命評価をするかは考えたい。今日は適性のみで評価できる馬をあげておこう。血統的にはこのコースへの適性は抜群。新馬戦もこの世代屈指のレベルだったと考えられ、前走の敗因が全くわからないが、ここで一変してもおかしくない。

 

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