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中山牝馬ステークス2020の予想を公開!

中山牝馬ステークス2020(中山芝1800m)の予想です。

3月14日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はコントラチェック、エスポワール、ウラヌスチャーム、デンコウアンジュなど。中山競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。

 

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中山牝馬ステークス 2020予想

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中山牝馬ステークスの週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

中山芝1800mで行われる牝馬限定重賞。中山芝1800mというとJRAの全コースの中でも最もスローペースになりやすく立ち回り勝負のイメージが強い舞台。ただ、この中山牝馬ステークスは過去の結果を見ても真逆の傾向が出ており、一般的なこの舞台の立ち回り勝負のイメージで予想をしてはダメだろう。

過去5年のこのレースの結果を見ても、通過順位のところを見れば一目瞭然で差し追い込みが有利な傾向。一般的な見方では立ち回り勝負になりやすい舞台でも、牝馬限定重賞の中では距離も長くてタフな部類に入りますし、何よりもAコース終盤でタフ化が進む時期の中山コースということもあって、このレースは立ち回り勝負のイメージとは真逆の不器用な差し追い込みタイプが好走しやすい。

 

先週の中山の芝傾向を見ても、雨の影響を受けた日曜日は明らかに外が伸びる傾向。弥生賞も能力差はあったとはいえ4コーナーで外を回した4頭が上位を独占しましたし、そこからコース替わりがないとすれば似たような傾向になる可能性が高い。

 

前日時点での中山競馬場周辺の天気予報はこんな感じ。イマイチどれくらい降るかはわからないが、色々な天気予報を見ても関東地方は朝から雨が降るそうですし、おそらくメインレースの頃には先週の日曜ぐらいには馬場が悪化していそう。

もともとタフで差し追い込みがズバズバ決まる中山牝馬ステークスですが、今年はそれに加えてさらにタフな馬場になると仮定すれば例年以上にその傾向が強まるはずで、最後はタフ馬場に対応できる差し追い込み馬が突っ込んでくるようなレースになると見ます。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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中山牝馬ステークス 2020の印

本命 ◎ウラヌスチャーム

本命はこの条件でタフな外差し決着ならばこの馬が突っ込んでくるイメージが最も湧く。

近走は長めの距離の条件に使われているが、どれもあんまり展開に恵まれておらずで厳しい競馬。本質的に体力上位の牡馬相手でのスタミナ勝負では厳しい部分もあった感じで、ここ3戦に関してはそれなりに度外視ができる内容か。

昨年もタフな馬場で淀みない流れとなった中山牝馬ステークスで差し込んできて2着に好走。その後のクイーンステークスでも全く展開が向かない中で4着に突っ込んできていますし、この馬は芝1800mの牝馬限定重賞で差しが決まるレースになればまず能力上位と見ていいはず。

この舞台が合うイメージが全くない不器用なロンスパ型の差し馬ではありますが、前述の通りで中山牝馬ステークスはこういうタイプの馬が毎年のように激走するレース。外が伸びる馬場も馬群に包まれなさそうな外枠もこの馬には合いそうですし、この鞍上となるとおそらく後方ポツンからの追い込み競馬に徹しそう。そういった意味でギャンブル要素は強いとは思いますが、それがハマりそうな馬場、展開にもなりそうですし、もう雨馬場でカオスな馬場、展開になればそもそも全馬が不確定要素を持ちそうなレース。それならば最もイメージに合うこの馬の末脚がハマる方の目に期待したい。

 

対抗 ◯エスポワール

純粋に能力だけならば最上位だろうエスポワールを対抗評価とします。

この馬はとにかく2勝クラスのシンガポールトロフィーと3勝クラスの修学院ステークスの内容が圧巻で、前走のターコイズステークスは初のマイル戦でハイペースを先行しての2着。唯一、大敗した秋華賞だけがよくわからない負け方だったが、この時は主戦のミルコではなくシュタルケ騎手だったことが敗因の一つと言えるか。

一連のレースぶりを見てもマイルよりも明らかに今回の距離の方が合いそうですし、血統的にもタフ馬場は何ら問題なし。ミルコがあんまり前を意識せずに溜める競馬をしてくれば順当に好走してくると見ます。

 

単穴 ▲デンコウアンジュ

ここも馬場と展開が向きそうなデンコウアンジュは連続好走あっていいはず。

溜めに溜めて小回りコースで一瞬の脚を使ってこその馬で、前走の愛知杯はハマった感じが強いにしてもレイホーロマンスやフェアリーポルカに比べれば明らかに強い競馬をしていた。毎度のように展開が向くか、スムーズに捌けるかが鍵になる馬だが、今回はいかにも差しが決まりそうな条件ですし、前走から1ハロン距離が短くなるのもプラス。再度の好走に期待したい。

 

特注 ☆レッドランディーニ

大穴で一発ありそうなのがレッドランディーニか。

前走の愛知杯はあまりのタフ馬場すぎて走れなかった感じ。エリザベス女王杯は超スローで度外視できますし、府中牝馬ステークスはかなりのハイレベル戦だったことを考えればそこそこ走れている。マーメイドステークスでは差し込んで2着に好走できていますし、その時の馬場もかなりタフだったことを考えると少々の道悪はこなしそう。全く人気ないなら面白いんじゃないでしょうか。

 

△ カリビアンゴールド

穴人気になりそうなカリビアンゴールドはどうもスローペース専用機のイメージあり。

前走の洛陽ステークスは完全に外伸び馬場が向いての好走。リゲルステークスは時計や相手を考えると物足りないですし、WASJの第2戦の内容を見てもこの馬は長く良い脚は使えないか。昨夏に好走した五稜郭ステークスとクイーンステークスはどちらもスローペースでしたし、今回はペース流れてタフな決着となってどこまでやれるか。

 

△ フェアリーポルカ

今回は人気になりそうなフェアリーポルカだが、枠順と展開がどうだろうか。

この馬は今までの戦績を見ても明らかにスローペース専用機というイメージ。ペース流れたGI戦ではどれも惨敗していますし、ある程度能力の底は見えている。

前走は外枠から上手く立ち回って4着で今回は内枠をひきましたが、前述の通りで今の中山の馬場は内枠がプラスとは言えなそう。そこまでスローペースにはならなそうですし、人気の割にはあんまり評価できないと見ます。

 

△ フィリアプーラ

前走で復調を見せたフィリアプーラだが若干距離が長そう。

半兄アルフレードもマイルを主戦としていた馬で、母プリンセスカメリアは1200mで活躍していた馬。この馬もフェアリーS勝ちがあるようにマイルがベストな感じはありますし、紫苑ステークスでは完璧にインを立ち回りながら伸びきれなかった点は不満。今回は馬場と展開は向きそうですが、この距離でどれだけやれるか。

 

△ レイホーロマンス

近走で復調気配が見られるレイホーロマンスも抑えておく。

確かにタフ馬場が合いそうな差しタイプで今回の条件には合いそうだが、ここ2戦は完璧な競馬ができての好走という感じ。今回は馬場も展開も向きそうだが、ここ2戦よりスムーズな競馬が果たしてできるか。

 

△ ゴージャスランチ

ここなら足りてもおかしくないゴージャスランチも抑えておく。

パールSや佐渡Sの内容を見ても牝馬限定重賞なら通用して良さそう。エリザベス女王杯は出遅れて何もできていませんし、マンハッタンカフェ産駒の得意な非根幹距離ならば抑えておいた方がよさそう。

 

△ リュヌルージュ

最大の大穴は格上挑戦のリュヌルージュか。

この馬は上がりがかかってこそのスタミナ勝負で活きる馬で、前走勝利するまではとにかく展開に恵まれていなかった。素質的にここでも通用しそうな感じはしますし、全く人気ない上に50kgの斤量なら一発あっても。

 

印まとめ

◎ウラヌスチャーム
◯エスポワール
▲デンコウアンジュ
☆レッドランディーニ
△カリビアンゴールド
△フェアリーポルカ
△フィリアプーラ
△レイホーロマンス
△ゴージャスランチ
△リュヌルージュ

勝負度 D

 

推奨馬券

三連複 14→9,5→9,5,1,8,3,2,10,13,15 本線

馬連 14→9,5,1,8,3,2,10,13,15 本線

ワイド 14→1 抑え

KAZ: