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マーキュリーカップ2024の予想を公開!

マーキュリーカップ2024(盛岡ダート2000m)の予想です。

7月15日に盛岡競馬場で開催され発走時刻は18:15です。出走馬はメイショウフンジン、クラウンプライド、ロードアヴニール、ビヨンドザファザーなど。盛岡競馬場のダート2000mで行われるJpnIIIです。

 

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マーキュリーカップ 2024 予想

マーキュリーカップはどのようなレースか解説します

7月の最初に行われる盛岡ダート2000mの交流重賞。近年は2021年が砂入れ替え後で特殊なハイペース前残り戦、2022年と2023年はテリオスベルが捲って特殊な流れになったが、普通に考えれば盛岡ダート2000mは広くてコーナー半径も大きく、他のコースでは不器用さを見せるようなロンスパタイプの馬がしっかり良さを発揮できるような舞台。コース形状を見ても東京ダート2100mに似た舞台だと思いますし、東京ダート2100mを大得意にしていたマスターフェンサーが連覇したのも偶然ではないでしょう。

その東京ダート2100mはやたらにキングカメハメハの血を持つ馬が走りやすい舞台ですが、このマーキュリーカップも昔からキングカメハメハ系の好走が顕著。近年でも毎年のように父キンカメ系or母父キンカメ系が好走していますし、今年も該当する馬がいたら注目したい。

 

今年のマーキュリーカップを予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

盛岡競馬場周辺は週末全て晴れ予報。馬場は乾いて良馬場での開催になりそうです。

 

展開想定

2年連続で出走していたテリオスベルが引退。そうなればメイショウフンジンが逃げる可能性が高そう。ヒロシクンがどこまで先行できるかですが、2番手もクラウンプライドあたりでそこまでペースは速くならないか。

 

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

広くてコーナー半径も大きい舞台でのロンスパ戦

 

狙える馬のタイプ

他の舞台では不器用さを見せるようなロンスパタイプ

 

嫌える馬のタイプ

長く脚を使えない馬

 



 

マーキュリーカップ 2024の印

【本命 ◎3 テンカハル】

器用さはゼロに近いがとにかく長く脚を使えるタイプ。昨年は日本テレビ盃でウシュバテソーロの2着に走った後にブラジルカップも勝利。浦和記念や東京大賞典でも展開向かない中でそこそこ走れていますし、交流重賞のGIIIくらいなら勝てるレベルにある馬か。

矢作厩舎所属の大型馬だけあって休み明けは走らなそうなタイプで、ここ2戦は前残りレースで動ききれずの2連敗。2回使ってそろそろ動ける状態になってきそうですし、今回は中間のCW調教でも明らかに動きが良くなってきている。

予想文中にも書いた通りでマーキュリーカップはコース自体も大きくてコーナー半径も大きいので不器用なロンスパタイプがよく走る舞台。東京ダート2100mとの類似性がある舞台でいかにもこの馬は適性が合いそうですし、父が相性抜群のキングカメハメハで馬場もタフでペースもそれなりに速くなりそう。ここは差し込んでこれていいでしょう。

 

【対抗 ◯9 クラウンプライド】

絶対能力や実績は今回のメンバーに入れば断然。近3戦は結果が出ていませんが、チャンピオンズカップは立ち回りレースで好位外目の位置しか取れずで折り合い欠いてレースにならず。サウジカップは超ハイペースを先行して構想しろなんて無理でしょうし、かしわ記念は距離不足のマイル戦で不良馬場のハイペース戦で自分のリズムで競馬ができなかった。

近3戦をノーカウントとすれば圧勝まであっていいと思うが、馬というのはこういう大敗で走る気をなくしている場合もある。能力評価で対抗としますが、ポカがあっても驚けないイメージを持っておきたい。

 

【単穴 ▲13 ビヨンドザファザー】

オープン昇級初戦の三宮Sでキングズソードやメイクアリープと接戦できている馬。どうも戦績を見ても暑い時期しか走らないようで、昨秋の休み明けからは冬時期でさっぱり走らず。ようやく暖かくなってきて前走で一変した。

その前走は東京マイルでの差し切り勝ちでしたが、もともとかなりズブさがあって準オープンは京都ダート1900mで勝利したような馬。ゆったり構えられて差しを活かせるこれぐらいの距離条件は合いそうで、普通に差し込めていいんじゃないだろうか。

 

【特注 ☆1 メイショウフンジン

揉まれずに自分のリズムで走ってこその馬で、そういう競馬ができた時はほとんど崩れていない。ここに来て地力も強化してきている感じがありますし、平安ステークスはかなりレベルが高かったレースで3着好走。今回のメンバーに入ってもクラウンプライドの次点の能力評価でいいか。

今回はとにかく1枠1番で自分のリズムで競馬ができるかが全て。途中で捲ってきそうな馬はいないので逃げてしまえば力を出せると思うが、控えて揉まれる競馬になると怪しさもある。

 

【△5 ロードアヴニール】

3連勝でオープン入りした馬だが、3戦連続でタイムランクEでどれも完璧な騎乗で展開にも恵まれている。今回はオープン昇級初戦でいきなりの重賞挑戦、初の地方馬場、長期休養明け、初の左回りコースと未知なものだらけになりますし、これで走れたらあっぱれという感じです。

 

【△7 アラジンバローズ】

もともとJRAのオープン戦でキングズソード、スレイマンといった強敵相手に4着に走れている馬。その後に園田に移籍したが、まだ7歳馬で移籍して1年しか経っていないことからも能力が衰えている可能性は低い。

マーキュリーカップは3着ぐらいに地方馬が突っ込んでくることがよくありますし、芝っぽい適性が問われるロンスパ戦になれば穴を開ける可能性もあるか。

 

【△8 ケイアイパープル】

スピードこそ衰えているが、白山大賞典やブリリアントSのレース内容を見ても揉まれずに先行できればまだそこそこはやれそう。前走は門別移籍初戦で1枠から逃げざるを得ないレース展開で、なおかつ最強馬ベルピットに早めに被される競馬で厳しかった感じ。今回は外目の枠で揉まれずに自分のリズムで競馬ができれば穴を開けても。

 

【△10 パワーブローキング】

もともとオープン昇級初戦でアンタレスSで4着に走ったことがあるような馬。その後はスランプに陥っていたが、前走は南関移籍初戦でシャルフジンを子供扱いする素晴らしいパフォーマンス。調子さえ戻していればこのぐらいのメンバーならやれていいんじゃないだろうか。

 

【△11 ギガキング】

戦績を見ても明らかなようにとにかく船橋コースしか走らない船橋巧者。一昨年の日本テレビ盃では差のない競馬ができたのも船橋コースだからでしょうし、その前走のマーキュリーCは特に惜しくもないレース内容だった。今回のメンバー構成ならやれてもいいと思うが、船橋コースでないとなればこれぐらいの評価。

 

【消2 ヒロシクン】

交流重賞で同型多数ではさすがに厳しい。

 

【消4 グローリーグローリ

さすがに厳しいんじゃないだろうか。

 

【消6 スワーヴアラミス】

最近のレース内容からも9歳馬で衰えがありそう。もう交流重賞では厳しそうだ。

 

【消12 グランコージー

さすがに厳しいんじゃないだろうか。

 

【消14 フレイムウイングス

さすがに厳しいんじゃないだろうか。

 

【推奨買い目】

三連複 3→9,13,1→9,13,1,5,7,8,10,11 本線

三連複 3→9,13,1 重ね買い

三連複2頭軸流し 3,9→13,1,5,7,8,10,11 (※5倍ぐらいつくなら3-9のワイドで良い) 重ね買い

 

【買い目及び予想のポイント】

ここはちょっと穴人気しすぎだが◎テンカハルがいかにもこの条件に合う。どうも人気馬は怪しさもありそうなので、三連複フォーメーションで波乱が起きて欲しいところ。

 

KAZ:
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