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目黒記念2024の予想を公開!

目黒記念2024(東京芝2500m)のレース予想です。

5月26日に東京競馬場で開催され発走時刻は17:00です。出走馬はサトノグランツ、シュトルーヴェ、クロミナンス、マイネルウィルトスなど。東京競馬場の芝2500mで行われるGIIです。

 

土曜日は全レース予想しましたが、そもそもあんまり買いたいレースがなく、、、なんとか東京メインの11番人気◎ベジャールが3着に走ってくれて格好はつきました。

<欅ステークス レース結果>
1着:△コスタノヴァ    2番人気
2着:△エンペラーワケア  1番人気
3着:◎ベジャール     11番人気

これだけじゃダメですね。日曜日にバシッと当てたいところです!!日曜日もメルマガにて全レース予想をやりますので乞うご期待!!

 

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目黒記念 2024 予想

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目黒記念はどのようなレースか解説します

概要・データ

日本ダービーと同じ日に日本ダービーより100mだけ長い距離で行われる古馬混合のハンデ重賞。2400mから100m伸びるだけだが、それによって坂下部分からのスタートになってスタミナが問われる舞台というのが昔からの通説。実際にこのレースは昔からやたらに差し追い込みタイプの馬の好走が目立っていました。

最近はどうも超スローペースで流れる年が多く、アルゼンチン共和国杯含めて東京芝2500mはただの前残りレースになることがしばしば。恐ろしい超スローペースになった2021年を筆頭に、舞台適性というよりは展開が全てというレースが続いています。

 

好走データで特筆するべきものはそこまでありませんが、8枠の馬の成績は悪くなっていますね

 

レースラップ

ペースさえ流れればズバッと差しが決まる舞台ですが、前述の通りで近年は超スローの年が目立ちます。今年は大逃げを打ちそうなケイアイサンデラがいるので、ちょっと近年の傾向からは変わってくるかもしれません。

 

血統傾向

もともとはステイヤー血統がよく走っていたが、最近はステイヤー血統というものも無くなってきているのでシンプルにディープインパクト系やキングマンボ系のような王道血統がよく走る。

そういった血統に加えてロベルト、トニービン、サドラーズウェルズのような欧州スタミナ血統を保持している馬が配合的には良さそうです。

 

今年の目黒記念を予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

東京競馬場は今週からCコースに変更。以前はこのコース変更でイン有利馬場になっていましたが、最近の傾向から言えばそこまでイン有利の馬場になるとも思えません。現時点では土日ともに晴れる予報ですし、良馬場で開催できるんじゃないでしょうか。

 

展開想定

このメンバーならケイアイサンデラが逃げることになりそう。藤懸騎手のキャラクターを考えても溜めて逃げるとは思えず、飛ばし気味に逃げて淀みないペースになりそうです。

 

ノーザン・ルメール・川田の取捨

ルメール騎手も川田騎手もそこまで相性は良くないレース。やはり直前にある日本ダービーに全神経を集中させてしまうということでしょうか。

ノーザンファーム生産馬の複勝率は過去10年で22%ほどで、まぁまぁな成績という感じです。

 

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

ペースが流れればスタミナ差し勝負

 

狙える馬のタイプ

とにかく長く脚を使える馬

 

嫌える馬のタイプ

スタミナに欠ける馬

 



 

目黒記念 2024の印

【本命 ◎12 ケイアイサンデラ】

これまでの戦績を見ても逃げた時はまだ底を見せていない印象。非常に地味なキャラではあるが逃げればとにかく渋といタイプで、一昔前のヤマカツライデンあたりにそっくりなタイプだと見ています。

とにかくこの馬が強かったのは年明けのタフな京都の馬場で開催された琵琶湖特別の内容で、こんな馬場で前半3F=34.1で前半5F=58.2なんてペースで逃げれば普通ならほぼ間違いなく最下位だったと思うが、ギリギリまで粘ってタイム差なしの2着。このレースだけ見てもスタミナは相当なものがある。

前走の烏丸Sも超高速馬場で騎手意識が前がかりになり、前半3F=33.8、前半5F=58.3というハイペースを逃げて差のない競馬。前走に関しては前が有利過ぎる馬場が逆に後続のマークを執拗にさせてしまった感じで、もう少し楽に逃げさせてくれれば格上挑戦のオープンぐらいなら普通にやれそう。

今回は格上挑戦でのGIIレースになりますが「最近の芝2200m以上の長距離GIIが高齢化で低レベル戦になっている」ことを考えればとてもGIIとは呼べないメンバー構成。ハンデ差あればこれぐらいの馬でも十分にやれそうですし、格上挑戦で鞍上も地味キャラとなれば誰もマークはしてこないでしょう。

1勝クラス勝ちの時に33.9の上がりを使っているようにある程度の上がりは使える馬ですし、おそらくこの騎手なら一髪を狙って後ろを大きく引き離した大逃げを打ちそう。少々速いペースで行ってもバテないのはこれまでのレースで証明済みですし、近年の目黒記念のレース傾向からもこういう前に行ける伏兵が粘り込む可能性は十分にあると見ます。

 

【対抗 ◯1 ジューンアヲニヨシ】

最近の日本の競馬を見ていると芝2200m以上の競馬はキズナ産駒の独壇場状態。どこの競馬場でも芝の長距離戦はキズナ産駒ばかり走っていますし、それだけ長く脚を使わせる条件にキズナ産駒は適性が高いということか。

この馬はいかにもな晩成のキズナ産駒の長距離砲で、使いつつ3歳秋に本格化。最近で崩れたのはタフ馬場だった琵琶湖特別ぐらいですし、それ以外のレースでは毎回素晴らしい脚を見せて差し込んできている。前走の走破時計も超高速馬場でも時計は優秀でしたし、ハンデの重賞ならいきなり通用してもいいイメージはある。

今年の目黒記念の予想において重要なのは「最近の芝2200m以上の長距離GIIが高齢化で低レベル戦になっている」こと。AJCCも日経賞も京都記念も7歳以上馬ばかりが出走してレースレベルが高くなかったですし、その中で相対的に好走できた高齢馬を評価しても、、、という感じ。一方で今年の4歳世代のクラシック路線は見事なまでにレベルが低そうですし、そんな4歳のクラシック組がハンデを背負ってここで強調できる感じもしない。

そうなれば狙うべきは4歳で遅咲きで力をつけてきた馬。この馬はいかにもそんなイメージに該当しますし、ハンデも軽い上なら能力的に通用してもいいはず。1枠からスッと好位が取れるのも良さそうですが、これまで京都コース以外でほとんど好走実績がない点をどう見るか。

 

【単穴 ▲9 シュトルーヴェ】

今回の有力馬の中では5歳で比較的フレッシュ。日経賞は高齢馬だらけで低レベルなレースでしたが、最後の脚は抜けていましたし中山コースが初経験だったことを考えても評価できる内容。今回はこの馬自身や堀厩舎が大得意にしている東京コースに戻りますし調教も絶好。他の人気馬に比べれば上積みがあると思いますし、鞍上もモレイラとなれば人気で信頼できるのはこれか。

 

【特注 ☆4 クロミナンス】

「条件戦時代は1800mがベストと言われていたような馬がここ2戦は芝の長距離で開花。とはいえ、ここ2戦は7歳馬が中心の低レベルなメンバーでしたし、まだ芝の長距離戦で重賞級と判断するのは早計。今回はここ2戦よりはフレッシュな馬が多いですし、東京芝2500mはとにかく長く良い脚が要求される舞台。ロードカナロア産駒で母が中距離馬のこの馬でどこまでやれるか。」

というのが、金曜日時点で書いていたプレ予想原稿。確かに距離不安ある血統背景で、重賞で1番人気になるような馬でもないとは思いますが、土曜日のルメール騎手の東京競馬場の成績は(5-2-0-0)で連対率100%という異常な成績。もうルメール騎手というだけで2列目に入れます。

 

【△2 サトノグランツ】

いかにも体力の完成が早くて若駒時に長距離戦で相対的に走れるイメージの馬。アムールトロフィーは完璧に立ち回った感じがしますし、今回は58.5キロのハンデを背負ってどこまで。目黒記念は軽斤量の4歳馬は走るが、重い斤量を背負って人気になる4歳馬はダメなレース。


※過去10年の目黒記念の4歳馬の斤量別成績

55.5キロのサリエラしか過去10年で好走馬はいないですし、まして低レベルと言われる今年の4歳世代の馬で58.5キロは怪しい。

 

【△5 ヒートオンビート】

日経賞はあまり得意ではない中山コースだったにしても負けすぎな印象。調教自体は動いていますが、もう7歳馬ですし59キロを背負って得意舞台でどこまで動けるか。良馬場の東京競馬場の長距離コースしか走らない馬なので印は抑えておく。

 

【△8 マイネルウィルトス】

調教は抜群に良いがすでに8歳馬。日経賞は高齢馬ばかりのメンバーで中山コースで上がりが掛かる消耗戦でクロミナンスに伸び負けての3着。より上がりの速さを問われる東京コースになってパフォーマンスを上げるイメージはあまりない。この舞台での実績もあって実力はあるので抑える程度。

 

【△10 ナイトインロンドン】

阿寒湖特別までは芝の長距離の隠し玉のようなイメージの馬でしたし、菊花賞も世代レベルが低いとはいえソールオリエンスあたりとはそこまで差のない競馬。そんなレースぶりからすると菊花賞後の2戦が案外過ぎる結果でしたが、前走の六社ステークスがスタートで挟まれて後ろからになりながら最後は最速上がりを記録。ここに来て調子を戻してきた可能性はあるので抑え。

 

【△13 バラジ】

昨年の目黒記念を見ても絶好の手応えで進出して最後は止まったようにこの距離は少し長いはず。とはいえ、先着されたのはサリエラ、ゼッフィーロ、プラダリアあたりの馬ですし、今年はそれらの馬は不在。新潟大賞典を見てもまともなら馬券圏内はあったようなレースぶりでしたし、だらっと長く脚を活かせれば今年のメンバーならチャンスあり。

近走は距離不足だったり去勢手術明けだったりで度外視できますし、今回は距離延長で位置を取りに行けるタイミングで、展開を考えても大穴に警戒しておく。

 

【推奨買い目】

三連複 12→1,9,4→1,9,4,2,5,8,10,13 (12→1,9,4は重ね買い) 本線

馬連 12→1,9,4 本線

単勝 12 ケイアイサンデラ ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは当初の予想よりも◎ケイアイサンデラの人気がなく、なおかつルメールの好調ぶりが異常ということもあって3頭ボックス予想からケイアイサンデラ本命予想にシフト。三連複フォーメーションで波乱に期待したい。なんとか藤懸騎手には強気の逃げで3着まで粘り込んでほしい。

 

KAZ: