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目黒記念2020の予想を公開!

目黒記念2020(東京芝2500m)の予想です。

5月31日に東京競馬場で開催され発走時刻は17:00です。出走馬はタイセイトレイル、オセアグレイト、ステイフーリッシュ、ボスジラなど。東京競馬場の芝2500mで行われるGIIです。

 

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【1冠目皐月賞の成績】
1着コントレイル
(昨年12月ホープフルS以来の外厩仕上げ)
2着サリオス
(昨年12月朝日杯FS以来の外厩仕上げ)

今週は牡馬クラシック2冠目の日本ダービー!1冠目の皐月賞はコントレイルとサリオスのマッチレースとなり激しいレースをコントレイルが制覇!この2頭にはある共通点がありました!それは最近の競馬のキーワードである『外厩仕上げ』であったこと!その外厩情報に精通されている予想サイトがあったのでご紹介します!

【外厩プラン情報的中実績】

5月23日(土)新潟9R/4歳上1勝C
1着タピゾー(4人気)
2着ユキノアンビシャス(5人気)
3着ウインドオブホープ(7人気)
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目黒記念 2020予想

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目黒記念の週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

日本ダービーの終了後に行われる目黒記念は実績馬、人気馬がとにかく活躍できないレース傾向。それもそのはずで、そもそも天皇賞(春)と宝塚記念のちょうど中間にあるこの時期では一線級の馬が出走してくるはずもなく、それに加えてハンデ戦ということで実績ある馬は斤量を背負わされますからまともに宝塚記念を狙おうなんて馬はほとんど出走してこない。そんなわけでそもそもがメンバーレベルが高くないので波乱の下地はあるわけで、それでいてハンデ戦なんですから伏兵がバンバン走ってきても当然と言えるだろう。

過去5年のレース結果を見ても、重賞路線を歩んできたような馬より条件戦やオープンを勝って勢いに乗っているような馬の方が成績が良く、昨年のアイスバブル、一昨年のウインテンダネス、2017年のヴォルシェーブ、2016年のクリプトグラム、2015年のレコンダイトなど、ほとんど重賞初挑戦というような格上げ挑戦組が毎年のように馬券に絡んでいる。ハンデ戦で能力差がないレースなのでそれだけ勢いが重要ということだろう。

 

ざっと今年の出走メンバーを見てみても、1番人気に推されそうなのがキングオブコージという低調なメンバーレベル。今年は例年以上に上位人気馬と下位人気馬の能力差はないと見て良さそうですし、それならばコース適性、ハンデ、勢いでもって伏兵が穴を開ける可能性が非常に高いと見て波乱もありの予想を組み立てました。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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目黒記念 2020の印

本命 ◎タイセイトレイル

本命は当初からここで狙うと書いていた馬が想定外に人気がないので信頼する。

昨年の緑風ステークスのレース内容を見た時に準オープンでなおかつ2着に負けたとは言えその時点で東京の長丁場なら重賞でも通用と評価していた馬。その理由は緑風ステークスのレースラップを見れば一目瞭然で、、、

12.9 – 11.5 – 12.0 – 12.1 – 11.9 – 12.1 – 12.0 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 11.7 – 11.9

ご覧の通りで前半、中盤、後半と全く緩みのないミドルペース戦で3頭が雁行気味に先行争いを繰り広げる展開。この馬はその熾烈な先行争いに参加してこのラップを刻みながら、明らかに展開向いた差し馬と最後までデッドヒートを繰り広げての2着という結果。3着以下は大きく離れましたし、一緒に先行争いをした馬も遥かに後方。それだけの超一流のロングスパート性能をこのレースで既に示していました。

その後のレースぶりを見ても、どうも右回りコースではそこまで良さが出ない感じで明かなサウスポーという印象。実際にアルゼンチン共和国杯で2着に好走するなど見立ては間違っていないと思いますし、ダイヤモンドステークスに関しては鞍上が前半部分で折り合いを全くつけられなかったので度外視できるだろう。それ以外のレースを見ても、日経新春杯は完全なイン伸び馬場で外を回して一番強い競馬をしていましたし、この馬はGIIレベルの長距離戦ならば普通に能力上位と見ていいんじゃないだろうか。

その認識をさらに強くしたのが阪神大賞典の圧巻のパフォーマンスで、レース結果だけを見ると6着と冴えないものなのだがこれまたレースラップを見れば凄まじく強い競馬をしているのが一目瞭然。

13.2 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 12.7 – 12.4 – 12.2 – 12.4 – 11.611.711.911.911.8 – 12.0 – 12.5

前半こそスローペースで楽に先行できていたが、途中から出遅れたキセキが暴走気味に捲ってきた事で一気のロングスパート勝負に。中盤から5ハロン連続で11秒台を刻むという厳しすぎる展開をこの馬は2番手から早め先頭という競馬をしており、それでいて直線半ばまで見せ場十分で3着とは0.1秒差というのは凄まじく強いパフォーマンスと言っていいか。少なくともこのレースで最も強い競馬をしていたのはこの馬だと思いますし、緑風ステークスと阪神大賞典のこのパフォーマンスを見ても高速馬場でのロングスパート性能ならば現役屈指のものを持っていると見ていいはず。

今回はサウスポーのこの馬にとって適性ベストの東京競馬場の長丁場コースになりますし、超高速馬場でどういう競馬になるかがわからない事を考えれば枠順も良さそう。とにかく目黒記念はトニービンとロベルトを持った馬が毎年のように激走していますし、もう能力面でも適性面でも血統面でも今回走らずにいつ走るという感じか。前走でもなぜか好スタートから最後方に下げた鞍上が心配ではあるのですが、おそらく日本ダービーでは勝負にならないと思うのでその分ここでやる気を出してくれないかと期待。

当初は断然人気になるんじゃないかと見て対抗評価にすることも考えていましたが、どうも蓋を開けてみれば1番人気にもならないんじゃないかというオッズ推移。目黒記念でこそ買いたいと言い続けてきた馬がこの程度のオッズで買えるならば、変に捻らずにベタに狙うのが得策と見ました。

 

対抗 ◯ゴールドギア

対抗はいかにも目黒記念でハマりそうなゴールドギアの末脚に期待したい。

今回は格上げ挑戦という立場ではあるが、もう準オープンではずっと能力上位だった馬で、後方からの追い込み一気という戦法が故に取りこぼしを続けていたような馬。その証拠に近走はほぼ全てのレースで最速上がりを記録しており、どのレースでもエンジンがようやくかかったところがゴールで差し損ねという競馬ばかりだった。

そんな差し損ねタイプの善戦マンが一変したのが前走。キャリアで初めてとなる東京コースの長丁場を使われると、この馬の弱点であるエンジンのかかりの遅さが目立たなくなり、一方でこの馬の良さである長く良い脚が存分に引き出された格好。その前走は前半部分がかなりのスローペースからのロングスパート勝負になっており、どう考えても先行有利のレース展開。実際に逃げ馬と2番手の馬がそのまま2、3着に粘り込むような展開をこの馬はあっさりと差し切っており相当に強い勝ちっぷりだったと見ていい。

12.7 – 11.9 – 12.6 – 12.5 – 12.0 – 11.8 – 12.2 – 11.8 – 11.5 – 11.1 – 11.4 – 12.3

その前走のレースラップを見ても中盤からは緩まずのロングスパート勝負になっているが、この馬は3コーナーを待たずに向こう正面あたりから仕掛けてゴール板まで伸び続けており、実質5ハロン近くは追い通しで長く良い脚を使ったような感じ。目黒記念はとにかく末脚の持続力が求められますからこの馬が前走で見せたような適性はドンピシャでハマる可能性が高い。

時計面で見ても前走内容は評価できそうな感じで、この馬の準オープンの勝ち時計は2:23:8だったが、同週に行われたメトロポリタンステークスの決着時計は2:25:8。確かにあちらはスローペースで全体時計が遅くなったとはいえ、この馬は2秒速い決着時計で上がりはほとんど変わらない33.9を使っているんだからメトロポリタンステークス組を評価するよりはこちらを評価したい感じ。そして今回の目黒記念はタイセイトレイル、オセアグレイト、アイスバブルなどメトロポリタンステークス組が人気の中心になるようなメンバー構成ですし、それならばこの馬で十分に通用していいか。

血統的に距離が持つかという不安を持つ方もいそうですが、この馬の場合は母父ゼンノロブロイが強く出ている中距離馬と見て良さそうで、母母父に目黒記念に相性抜群のトニービンを持っている点もプラス。いかにもトニービンの良さが前面に出たロングスパート性能に優れた馬という感じだろう。

戦績的に追い込みタイプではあるが、目黒記念というレースはなぜか高速馬場なのに毎年のように外からの追い込みが決まる傾向。昨年のルックトゥワイス、2017年のフェイムゲーム、2016年のクリプトグラム、2014年のマイネルメダリスト、2013年のムスカテールなど勝ち馬はほとんどが外から長く良い脚を活かして追い込んできた馬だ。前残り傾向の強い日本ダービーの後に行われるということで騎手意識も前に行くでしょうし、それでいてメトロポリタンステークス組よりも強い可能性がありながら最軽量ハンデで競馬ができるとなれば普通に上位評価としていいだろう。

プレ予想では本命にしていましたが、予想以上にタイセイトレイルの人気がないのでそちらを最終的に上位に取りました。

 

単穴 ▲オセアグレイト

三番手はまぁこちらも人気するとしてもオセアグレイトは能力上位か。

準オープンを圧勝した後はダイヤモンドステークスで前付けして唯一粘り込む強い内容。前走のメトロポリタンステークスではスローペースを後方から脚を余しての競馬でしたし、まぁ今回は巻き返してくると考えるのが妥当か。

心配な点は高速馬場での時計的な裏付けがないことで、東京芝2400mベースで考えても2:26:0の時計が最高。血統的にオルフェーヴルに欧州血統という配合ですから高速決着よりは時計のかかる決着の方が合いそうですし、その点で若干の割引としました。まぁ能力上位の馬でレース質も合いそうですし、鞍上も日本ダービーで物足りない競馬になりそうな後の天下のルメールとなれば無難に評価していいんじゃないでしょうか。

 

特注 ☆アイスバブル

人気薄ならば本命も考えていたアイスバブルだが、レーンが乗るとなれば買いにくい。

昨年このレースで2着に好走後は一気にスランプに陥ったが、ここ2戦で明らかに復調傾向。日経賞は外伸び馬場でインを突いて見せ場十分のレース内容でしたし、前走のメトロポリタンステークスはスローペースでキレ負けしただけだろう。これで津村騎手ならば9番人気ぐらいで買えて穴で面白そうだったが、レーンでこの内枠となれば3番人気ぐらいになりそう。この人気で信頼して買えるほど美味しい馬ではないと思います。

 

△ ボスジラ

前走で若干底が見えた感じがするボスジラもこの評価までにします。

いかにもこの血統らしいキレないけれども末脚の持続力を活かして良さそうなタイプで、条件戦の3連勝は十分に評価できる内容。阪神大賞典はちょっと不甲斐ないレースぶりでしたが、距離を短くしてこの条件ならばまだ通用する余地はあると思います。

 

△ ノーブルマーズ

血統、コース適性、枠順から玄人がこぞって評価しそうなノーブルマーズだが、近走を見る限り衰えは相当にあるだろう。

何よりベスト条件で全てが向いたはずの京都大賞典での4着が不甲斐ない内容で、全盛期のこの馬ならばまず勝ち負けには持ち込めていたはず。確かに今回はベスト条件で内枠も引くことができましたが、最高に上手く立ち回って今のこの馬でどれだけやれるかというイメージです。

 

印まとめ

◎タイセイトレイル
◯ゴールドギア
▲オセアグレイト
☆アイスバブル
△ボスジラ
△ノーブルマーズ

勝負度 C

 

推奨馬券

ワイド 1→12 本線

三連複 1→12,16,4,17,2 本線ベース

三連複 1→12,16→12,16,4,17,2 重ね買い

馬連 1→12,16,4,17,2 本線ベース

馬連 1→12,16 重ね買い

馬単 1→12,16,4,17,2 本線ベース

馬単 1→12,16 重ね買い

KAZ: