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京都大賞典2024の予想を公開!

京都大賞典2024(京都芝2400m)のレース予想です。

11月6日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はブローザホーン、プラダリア、サトノグランツ、スマートファントムなど。京都競馬場の芝2400mで行われるGIIです。

 

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京都大賞典 2024 予想

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京都大賞典はどのようなレースか解説します

概要・データ

京都芝2400mで開催される別定GII。以前は天皇賞(秋)の前哨戦としての位置付けでしたが、今はもう完全にジャパンカップの前哨戦としての位置付けに。今年の出走メンバーを見ても、ここから天皇賞(秋)に出走する馬はいないんじゃないでしょうか。

京都芝2400mで開催される別定GII。以前は天皇賞(秋)の前哨戦としての位置付けでしたが、今はもう完全にジャパンカップの前哨戦としての位置付けに。今年の出走メンバーを見ても、ここから天皇賞(秋)に出走する馬はいないんじゃないでしょうか。

開幕週で行われるレースですが、割としっかりスタミナが問われるのが特徴。良馬場での開催でもそこそこ上がりはかかりますし、ヨーロピアン色の強い馬が走りやすいレースです。

 

前走ローテで言えば宝塚記念からの出走馬が無難に好走傾向。あんまり短縮ローテの馬の戦績は良くありませんね。

 

レースラップ

京都外回りコースを使用する長距離戦ということで前半ペースは速くならない傾向。過去5年平均で見ても4コーナーの坂の頂上からスパートが始まってラスト4ハロンの瞬発戦になるイメージのレースです。

 

血統傾向

芝2400mのダービーディスタンスで行われるレースで、基本的には王道血統が走りやすい。前述のとおりで開幕週に行われるレースにしてはスタミナが問われるので、少し重めのヨーロッパ血統を持つ馬も走りやすい。

 

今年の京都大賞典を予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

今週が京都競馬場は開幕週。土曜日は雨の影響もほとんどなさそうでしたし、普通に開幕週らしい高速馬場になるんじゃないでしょうか。相対的にロスなく立ち回った方がそりゃ有利だと思います。

 

展開想定

何が何でも逃げたいバビットが先手を主張しそう。2番手もケイアイサンデラでしょうし、前は飛ばすにしても後続はスローペースになりそう。開幕週なのである程度の位置からは競馬ができたほうが良さそうです。

 

ノーザン・ルメール・川田の取捨

ルメール騎手は不在。川田騎手はこのレースではまずまずの成績ですが、京都コースは阪神や中京ほど成績は良くありません。

根幹距離の2400m戦なのでノーザンファーム生産馬もそれなりに信頼度はあるレースです。

 

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

高速馬場での4ハロン瞬発戦

 

狙える馬のタイプ

ロスなく立ち回って長く脚を使える馬

 

嫌える馬のタイプ

極端に後ろからになりそうな馬

 



 

京都大賞典 2024の印

【本命 ◎1 サトノグランツ】

なかなか活躍馬を出せていないサトノダイヤモンドの代表産駒で、この種牡馬の特徴をしっかり受け継いだようなキャラクターが特徴。スパッとはキレないが長く脚を使えるタイプの馬で、父同様に京都外回りの下り坂を活かして加速をつけてトップスピードに乗る競馬が理想。前走の目黒記念は得意ではない東京コースで海外遠征帰りでトップハンデ58.5キロ。目黒記念はハンデ背負う馬は実績馬でもあっさり飛ぶレースですし、前走に関してはノーカウントで良いんじゃないだろうか。

京都新聞杯や神戸新聞杯を見ても高速馬場の芝長距離戦で立ち回りと決め手を活かす競馬は大得意ですし、日経新春杯はハイペースを8枠から早めに仕掛けてこの結果なら負けて強し。

今回は開幕週の高速馬場でこれ以上ない枠が引けましたし、ルメール騎手も戸崎騎手も坂井騎手も西村騎手もいない中での関西場所での川田騎手。この騎手とこの調教師のコンビは凄まじい成績を誇りますし、どう考えてもここ目標のローテでこのコンビとなると崩れるイメージがなかなか湧かない。今回は他の人気馬が軒並み危険に見えますし、ここはこの馬を軸として信頼していいんじゃないでしょうか。

 

【対抗 ◯2 ケイアイサンデラ】

非常に地味なキャラではあるが逃げればとにかく渋といタイプで、一昔前のヤマカツライデンあたりにそっくりなタイプだと見ています。

とにかくこの馬が強かったのは年明けのタフな京都の馬場で開催された琵琶湖特別の内容で、こんな馬場で前半3F=34.1で前半5F=58.2なんてペースで逃げれば普通ならほぼ間違いなく最下位だったと思うが、ギリギリまで粘ってタイム差なしの2着。このレースだけ見てもスタミナは相当なものがありますし、その時の僅差の勝ち馬はオープンでも活躍しているゴールデンスナップならさらに価値がある。

3走前の烏丸Sも超高速馬場で騎手意識が前がかりになり、前半3F=33.8、前半5F=58.3というハイペースを逃げて直線では不利もありながら差のない競馬。その時の走破時計は超高速馬場とはいえ2分22秒9ですし、開幕週の高速馬場の京都大賞典に挑む上でこの時計を持っているのは心強い。

前走の準オープン勝ちは時計や対戦相手云々よりも控える競馬をこなして勝利した点を評価したい感じで、唯一の弱点だった「逃げないと脆い」点がクリアできたのならいよいよオープン重賞でもチャンスは大きいはず。今回はバビットが飛ばして逃げる中で内枠から楽に2番手のポジションが取れそうですし、開幕週の馬場ならどう考えても恵まれるはず。目黒記念のように引きつけすぎないで、上手く下り坂を活かして早めにセーフティリードを取るような競馬ができればかなり面白い。

 

【単穴 ▲5 ジューンアヲニヨシ】

ゆったり進めてズドンと決め手を活かしてこその馬で、これまでのレースぶりを見ても京都外回りコースでこそ良さが出るタイプ。昇級してからの2戦は単純に京都外回りコースじゃなかったですし、目黒記念は直線どん詰まり、新潟記念は距離不足でスピード負けしただけで悲観する内容ではない。

超高速馬場とはいえこの舞台で2分22秒6の時計を持っている馬ですし、内寄りの枠からスムーズに捌いて差し込んで来れれば普通に上位争いできていいか。

 

【特注 ☆6 スマートファントム】

もともと神戸新聞杯で最速上がりを使えているような馬だったが、近走は長距離条件で完全に本格化。前走の天皇賞(春)は昇級初戦で大外枠でさすがに無理と見ていたが、じっくり溜める競馬で最後は4着に追い込んできた。脚色はほぼブローザホーンと同じでしたし、相当に力をつけてきていると見ていいでしょう。

良馬場の芝2400mへの適性はブローザホーンより高いと思いますし、あちらが叩き台なのに対してこちらはここが本番。斤量も2キロ差ある事を考えても普通にここは狙い目か。じっくり脚を溜めて藤岡佑介騎手には直線一気の決め打ちで差し込んできてほしい。

 

【△4 シュヴァリエローズ】

ここに来て長めの距離で良さを出しているが、6歳なだけに一気に本格化した感じはあまりしない。京都記念も完璧に立ち回って4着ですし、メトロポリタンSもオープンで3着程度。目黒記念は大駆けしましたが、ハンデ差があった上で完璧に立ち回っての好走という感じがしました。

今回も内枠が引けてスムーズな競馬で恵まれそうですが、ハンデGIIで好走した馬が連続して別定GIIでも走るというイメージがあまり湧かず・・・

 

【△7 ディープボンド】

実績は最上位だが年齢を重ねるごとにスタミナタイプに偏ってきている感じ。もともと休み明けはあまり得意ではないですし、今年は得意条件の阪神大賞典さえ休み明けでは走れなかった。

昨年の京都大賞典はタフな馬場だから差し込めた感じがありますし、地力は認めるとしてもさらに1つ歳を重ねて高速馬場の京都芝2400mでどれだけ戦えるか。

 

【△8 プラダリア】

直近の京都GIIを2勝で京都巧者であるのは間違いないが、ジリ脚しか使えないスタミナタイプ。昨年の京都大賞典も今年の京都記念も馬場に恵まれましたし、この馬向きのレースだった感じがします。

ただ、今回に関してはそういう問題ではなく、単純に状態が整っていなそう。陣営コメントを見ても夏負けの影響で状態微妙とのことですし、調教でもあっさり遅れて全く良いところがなかった。今回は昨年の新潟記念のような感じでさっぱり走れず終わりそうなイメージです。

 

【△11 ブローザホーン】

現役屈指の道悪巧者で宝塚記念は馬場や枠が全てハマっての勝利。その宝塚記念以外もこの馬は出走するたびに雨に恵まれてタフな馬場でのレースばかりになっており、芝2400m前後の距離で良の高速馬場はオープンになってから経験なし。

どう考えても開幕週の馬場は合わないでしょうし、今回はここが目標ではない馬の休み明け。420kgそこそこしかない馬が59キロを背負うのも嫌ですし、ここは軽視が妥当じゃないだろうか。

 

【推奨買い目】

三連複 1→2,5,6→2,5,6,4,7,8,11 本線ベース

三連複 1→2,5,6,4 重ね買い

三連複 1→2,5,6 重ね買い

馬連 1→2,5,6 本線

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは条件、枠、騎手の信頼度などを考えて◎サトノグランツは堅軸。ここから人気馬が軒並み怪しいと見て、穴馬を2列目においての三連複と馬連を買いたい。なんとか印上位で馬券圏内独占してくれないだろうか。

 

KAZ: