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京都2歳ステークス2023の予想を公開!

京都2歳ステークス2023(京都芝2000m)の予想です。

11月25日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はシンエンペラー、サトノシュトラーセ、オールナット、パワーホールなど。京都競馬場の芝2000mで行われるGIIIです。

 

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京都2歳ステークス 2023 予想

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京都2歳ステークスのレース概要

秋の最終週の京都芝2000mで行われる2歳限定重賞。皐月賞と同じ芝2000mで行われる重賞ということで出世レースになっても良さそうなものだが、こうして京都開催の直近5年の結果を見てもほとんどクラシックには繋がっていない。1週前に東スポ杯2歳ステークスがありますし、タフ馬場の京都コースはクラシックで求められる適性とは違う部分が要求されるんでしょう。

この時期の2歳馬にとって芝2000mというのはスローペースでも走り切るのは過酷な条件。そんな距離で最終週のタフ馬場の中で行われるわけですから、はっきりとスタミナが問われるのは明確です。

 

最終週に行われるレースで荒れてもいいようなものですが、直近の京都開催の5年は平穏な傾向。今年も上位人気馬がそれなりに強そうなので極端な波乱まではないか。

 

データ的な見地からの考察


※京都競馬場で行われた直近5年の京都2歳ステークスの年齢別成績

まぁ最近はどのレースにも言えることなんですが、京都2歳ステークスはその中でもノーザンファーム生産馬の成績が圧倒的。複勝率は5割になりますし、ノーザンファーム生産馬を本命にしなくても、1頭も馬券に絡めない馬券ではなかなか厳しそうです。

 


※京都競馬場で行われた直近5年の京都2歳ステークスの前走クラス別成績

このレースは1戦1勝でポテンシャルが高い馬 or オープンや重賞で実績ある馬のどちらかが走りやすい傾向。中途半端に未勝利勝ちや1勝クラスを使ってきた馬の好走はあんまりありません。

 

ラップ的な見地からの考察

秋華賞などでは激流のハイペースになりやすい舞台ですが、2歳戦ということもあって京都2歳ステークスはそこまで速いペースになりません。基本は1秒から2秒ぐらい後傾のラップになることが多いですね。

ただ、今年はやたらに逃げて勝利してきた馬の数が多いので、それらの馬がやり合った場合は速いペースになるかもしれません。

 

血統的な見地からの考察

ヨーロピアンな適性が問われるレースということで欧州血統が好走。欧州ノーザンダンサー、トニービン、ロベルトなど欧州要素の強い血統がよく走っています。

このレースをステップに日本ダービーで走る馬が少ないということもあり、あんまりダービーで走りそうな王道タイプの血統は走っていませんね。

 

レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?

京都競馬場は今週で最終週。走るたびに土の塊が飛ぶようなタフ馬場になっており、もう日本競馬特有の高速馬場という感じではない。欧州競馬に近いヨーロピアンな性質の馬場になってきています。

今回は出走メンバーの半数近くが前走で逃げもしくは2番手ぐらいから競馬をしていた馬。さすがにそれなりに速いペースになりそうで、はっきりとスタミナが問われる展開になるんじゃないでしょうか。

 

考察まとめ

【レース質】タフな馬場ではっきりとスタミナが問われる。□□■■>

【波乱度】直近の京都開催時はそこまで荒れていない。

【ラップ特徴】今年は逃げ馬多数でペースが流れそう。

【血統特徴】欧州血統が優勢。今の馬場もヨーロピアンな血統に向く。

【狙えるタイプ】ノーザンファーム生産馬。

【狙えるタイプ】前走新馬勝ち組or重賞オープン組

【狙えるタイプ】スタミナタイプの差し馬

 



 

京都2歳ステークス 2023の印

【本命 ◎7 ギャンブルルーム】

新馬戦はなかなかハイレベルなメンバーが揃っていたが最内を突いて素晴らしい内容で差し切り勝ち。札幌2歳Sはイン先行しか無理な馬場状態を見越して先行策を取ったが、外枠で終始外目を通ったことで最後は伸びきれずでインをぴったり通った2頭に先着を許した。

父がパワータイプのディープインパクト系で母父がダートもこなした良血で近親にドゥラメンテもいる血統背景の馬で、ヨーロピアンな馬場で決め手を活かす競馬はいかにも合いそう。今回のメンバーの中では4頭しかいないノーザンファーム産馬ですし、前走重賞組の成績も優秀。鞍上も溜めて末脚を活かせるタイプの騎手なのでここは期待していいか。

 

【対抗 ◯5 シンエンペラー】

初戦は時計自体も優秀だが、加速ラップであっさりと突き放した内容は今年のダービー馬タスティエーラ級の素質を感じるもの。血統背景は凱旋門賞馬ソットサスの全弟で東京コースの高速馬場の瞬発戦が向くタイプには見えませんし、おそらく今の京都のヨーロピアンな馬場で決め手を活かす競馬の方が合いそう。鞍上もマジックマン=モレイラですし、ここはやれていいんじゃないだろうか。

 

【△3 キープカルム】

初戦のレース内容を見てもジャンタルマンタルとそこまで差はなさそう。前走もスローからの長い脚比べで勝ち切りましたし素質はそれなりにあるか。今回は重賞のメンバー相手にどこまでやれるか。

 

【△12 ディスペランツァ】

初戦は動ききれなかったが2戦目の前走で一変。外を捲って2着以下は突き放しましたし、その2着馬も次走で勝ち上がったなら評価はできるか。今の馬場はミルコに合うと思いますし、ここはやれていいはず。

 

【△13 サトノシュトラーセ】

初戦はハイレベル戦だったが、底でのレースぶりからしてショウナンラプンタとは差がありそう。2歳戦の長距離で強い友道厩舎で川田騎手ですが、素質馬揃う重賞レースでどこまでやれるか。

 

【推奨買い目】

単勝 7 ギャンブルルーム

ワイド 7→5

馬連 7→5

三連複2頭軸流し 7,5→3,12,13

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは馬場や展開が向きそうな◎ギャンブルルームがそこそこの人気で買えるなら妙味あり。相手は素質最上位で血統も向きそうでモレイラも信頼できる◯シンエンペラーと見て、ほぼこの1点で馬券は買いたい。

 

KAZ: