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金鯱賞2021の予想を公開!

金鯱賞2021(中京芝2000m)の予想です。

3月14日に中京競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はデアリングタクト、グローリーヴェイズ、ポタジェ、ブラヴァスなど。中京競馬場の芝2000mで行われるGIIです。

 

土曜競馬はどの会場も雨の影響を受けて、特に中山は凄まじい大雨となったので平場はちょこっとしか買わず。唯一の勝負レースは中山牝馬ステークスでしたが、ここが◎ロザムールから綺麗に的中!

<中山牝馬ステークス レース結果>
1着:△ランブリングアレー 7番人気
1着:◎ロザムール 5番人気
3着:▲フェアリーポルカ 6番人気

印6点に絞って人気馬もバッサバッサ切っていたので回収率も良くなりましたね。的中された方はおめでとうございます。

明日の2重賞もそれなりに買いたい感じなので当てられるように頑張ります!

 

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去年の8人気2着サトノソルタスみたいな1頭

こういう好走人気薄馬見抜いてくれるはずです!

直近難解だったG1、重賞を3連単的中!!

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中山記念2021

ウインイクシード
7番人気指数4位推奨3着

ケイデンスコール
5番人気指数2位推奨2着

フェブラリーS2021

エアスピネル  9番人気指数5位推奨2着

ワンダーリーデル8番人気指数3位推奨3着

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実は先日京都牝馬Sでブランノワール9番人気指数4位推奨3着
荒れる牝馬もこの指数はご機嫌分かる模様!

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金鯱賞 2021予想

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金鯱賞の週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

中京競馬場は金曜夜から土曜午前にかけてかなりの雨量があり、土曜日はその影響をもろに受けた中での競馬になった。土曜日の芝は通常時と比較しても5〜6秒ぐらい時計がかかる馬場。日曜日は晴れるので馬場レベルは回復するだろうが、それでも金鯱賞の時点では稍重馬場ぐらいのコンディションにはなりそう。道悪適性だけが問われるような馬場にはならないだろうがパワーは必要なレースになるだろう。

かなり骨っぽいメンバーこそ揃いましたが、10頭立てで逃げ馬不在ということでまずスローペースは確定的。陣営コメントを見る限りではジナンボー、鞍上キャラを考えればギベオンあたりが逃げそうで、期待馬じゃなければ前付けして目先の結果を取りに行くルメール騎手のサトノフラッグが外目の2、3番手ぐらいで追うような展開になるか。

稍重馬場でスローペースとなると2019年の金鯱賞が最も似たようなサンプルになりそう。あの年は馬場もタフでスローペースの展開だったが、それでもダノンプレミアムとリスグラシューのGI実績馬がワンツー。やはりそれだけ中京コースは地力がはっきり問われやすい舞台だと思いますし、今年も変に馬場や展開だけに惑わされずに能力もしっかり考えて予想を組み立てたほうがいいと思います。

というわけで予想の発表。

 

どんなレースになるかを推理

[コース特徴] 向こう正面から下り坂になってロンスパ戦になりやすい
[馬場レベル] D=やや重い
[馬場バイアス] フラット
[血統傾向] 過去4年はディープインパクトとキングマンボの寡占市場。
[レース展開] スローペース
[メンバーレベル] B=やや高い
[想定ラップ] 12.7 – 11.0 – 13.0 – 12.8 – 12.5 – 12.2 – 12.0 – 11.8 – 11.3 – 11.8
[想定時計] 2:01:1
[勝負度] D

 


 

 

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金鯱賞 2021の印

【本命 ◎1 デアリングタクト】

ここは人気でもこの馬に逆らっても仕方がないと思います。

昨年の3歳牝馬クラシックで圧巻のトリプルクラウンを達成した馬で、今後2年ほどの日本の芝中距離路線を背負って行く馬と見ていいはず。ちょっとこの世代の3歳牝馬はレシステンシア以外のレベルが微妙だったので、古馬と戦ってどこまでやれるかと見ていましたが、それもジャパンカップの結果を見れば杞憂だった感じ。

ジャパンカップはキセキが大逃げを打った事で実力がはっきりと問われるレースになりましたが、GIで常に上位に走ってきたアーモンドアイ、コントレイル、グローリーヴェイズ、カレンブーケドールあたりと差のない競馬ができましたし、道中のロスがなければコントレイルとそこまで差のない2着争いはできていたと思います。

これらGI級の化け物たちとそれ以外の差ははっきりあると見て良さそうで、ワールドプレミアやミッキースワローなどのGII級の馬(まぁワールドプレミアはGIを勝っていますが)がこれだけ離されたのを見ても、今の芝中距離路線ではGI級の化け物ホースたちには逆らわないほうが良さそう。昨年のGIIレースを振り返ってみても、、、

【京都記念】1着:クロノジェネシス 2着:カレンブーケドール

【札幌記念】1着:ノームコア 2着:ペルシアンナイト 3着:ラッキーライラック

【京都大賞典】1着:グローリーヴェイズ 2着:キセキ

というような感じで、休み明けの不利があるGI実績馬がどれも順当に好走している。今の中距離路線はそれだけGI級の馬たちとそれ以外の馬たちに能力差があるんだろう。

土曜日に大雨が降った中京競馬場ですが、もうこの馬は桜花賞で極悪馬場で完璧な競馬をしたレシステンシアを差し切っているんだから馬場を苦にするはずはない。スローペースからの瞬発戦にしても、オークスであれだけの不利を受けながらあっさりと突き抜けたんだから問題ないだろう。

もう今回の雨が残る馬場でのスローからの瞬発戦というのはいかにも合いそうな条件に見えますし、馬群の中でどん詰まりで全く動けないような状況にでもならない限りはあっさりと突き抜けそう。少々詰まったぐらいでも一瞬の加速ギアでこじ開けて突き抜ける可能性が高いとみます。

 

【対抗 ◯4 グローリーヴェイズ】

対抗もここでは明らかに上位だろうグローリーヴェイズでいいだろう。もう本命馬のところでも一度載せた画像だが、ジャパンカップの最後の直線を見ればこの馬の強さは明らか。

ワールドプレミアやミッキースワローなどのGIIレベルの馬を遥か後方に突き放していますし、今の中距離路線はジャパンカップの上位勢+クロノジェネシスあたりが抜けきっている感じ。基本的にこれらの馬は間隔を開けてGIしか使ってこない事が多いが、稀にGIIを使ってきた時はだいたい無双して終わる。昨年の京都記念、札幌記念、京都大賞典の結果を見てもそれは明らかだろう。

本命のデアリングタクトに対して評価を落としたのは、若干今の距離適性からズレる点や、道悪が残りそうな馬場、6歳馬の休み明けという部分を考慮してのもの。

まぁ芝2400mぐらいがベストの馬だとは思いますが、天皇賞(春)でもラスト1000mは凄まじく速い時計で走っていますし、3歳時に佐渡特別で芝2000mで圧巻の走りを見せている点などからも普通にこなせていいはず。高速馬場でスピードが問われる芝2000mでは厳しい部分もありますが、雨が残ってタフさが問われるようなレース質になればそこまで心配はいらないだろう。

ほどほどの道悪馬場は問題なくこなすと思いますが、想定外に日曜日に馬場が乾かなかった場合は若干リスクがありそう。とは言っても川田騎手なら前付けして競馬をしてくると思いますし、能力は抜けきっているので3着には来る可能性が高いんじゃないでしょうか。

 

【単穴 ▲8 ペルシアンナイト】

直近の戦績や調教を見てもペルシアンナイトは人気がなさすぎだろう。昨年シーズンの後半の成績を振り返ってみても、札幌記念ではラッキーライラックを差して2着に好走。マイルCSでは明らかに今のこの馬には良馬場のマイル戦は短いと見ていましたが、最後は最速上がりで突っ込んでくる好内容。そして有馬記念でも最後は見せ場十分のレース内容でした。

今回は7歳馬の休み明けということで人気がないんだと思いますが、CW調教の動きを見ても最近では一番ではないかという出来の良さ。もともと休み明けは走らないタイプでしたが、それは本番を見据えた作りで仕上げていた可能性もありそうで、もう7歳でGIでは厳しいと見ているからこそ金鯱賞を見据えて仕上げている可能性はある。

大野騎手ならまず後ろで脚を溜める競馬になると思いますが、雨の影響が残る中京芝2000mならスローペースでも力がある馬なら差し込んでこれるはず。水分は含まないが、若干時計のかかる稍重馬場ぐらいは一番合いそうな感じもしますし、ここまで人気ないなら上位評価にしたい。

 

【特注 ☆2 サンレイポケット】

上位評価3頭の馬たちに比べると格落ちになるが、この馬はオープン昇級後でなかなか適条件でスムーズな競馬ができていないという印象。

【新潟記念】超スローペースで良さであるスタミナは発揮できず

【毎日王冠】1800mでは距離が短かったがよく3着まで差し込んできた

【ARG共和国杯】荻野騎手が伸びない最内に突っ込んでおり度外視できる

【日経新春杯】陣営コメントからも休み明けで仕上がり微妙だった感じ

【白富士S】開幕週の高速馬場の東京芝2000mなんて一番合わなかった。

こんな感じで少しずつ適性などがズレていた感じで、本来のこの馬の爆発的な末脚を繰り出せたレースというのはなかった印象。

今回は条件戦時代に最も強い競馬を見せた中京芝2000mになりますし、前日に大量の雨が降って時計がかかりそうなのは相対的にプラスになるはず。血統背景を見てもサンデーサイレンスを持たない配合ですし、ジューンSで不良馬場をグイグイ伸びて差し切った内容からもタフな馬場の差し込みは最も得意とする舞台だろう。

今回は少頭数でスローペース必至で展開面が向かない感じもしますが、中京芝2000mはスローペースでもスパートが早くなったりすれば外からの差しが1頭ぐらいは突っ込んでくることも良くある印象。今回は鞍上が秋山騎手となれば道中はじーーっとしての直線だけ外に出しての3着狙いのような騎乗をすると思いますし、自身のベスト条件で使われた強みを活かせれば強力GI勢にも太刀打ちできていいんじゃないだろうか。

 

【△3 ブラヴァス】

父キングカメハメハ×母ヴィルシーナで友道厩舎というのを見てもいかにもな晩成血統。実際に休養を挟むごとにパフォーマンスを上げており、そろそろ完成期に入る可能性が高い。ただ、今まではGIIIレベルの相手に善戦してきたが、今回の相手はGI級が数頭。中京マイスターの福永騎手が完璧な競馬をしたとして、化け物相手にどこまで迫れるか・・・

 

【△6 ジナンボー】

前走は絶好のスタートを切ったが岩田騎手が控えてしまう消化不良のレースぶり。上位が前に行ったキレない組が独占したのを見ても前付けしていれば馬券になっていたか。今回は厩舎コメントを見ても積極策を取るようなので、スローペースの逃げが打てれば面白さはありそう。相手が強いので一瞬で交わされる可能性も十分にあるとは思います。

 

【×9 サトノフラッグ】

いかにもキレない持続力型のディープ産駒で、今までに使った最速上がりは34.5。菊花賞の激走には驚いたが、それ以外は微妙なパフォーマンスしか見せていませんし、今回は一線級相手のスローからの瞬発戦となると分が悪そう。弥生賞は相対的に体力差で勝っただけでっし、渋った馬場というのも基本はマイナスだと思います。

もうルメールが乗るというだけが強みな感じで、期待していない馬なら勝ちに行っての先行策を取るはず。展開には恵まれそうだが、あとはルメールパワーでどこまでやれるだろうか。

 

【×7 キセキ】

能力自体は衰えていないが、ルーラーシップ産駒らしくキレを失って持続力の方にシフトしてきている感じ。今では2000mの距離は明らかに短いはず。近走は出遅れ癖も再発してきましたし、それでいて鞍上が出遅れ常習犯のデムーロとなるとまず位置は後ろからになりそう。今のこの馬では2000mの瞬発戦では厳しい感じがします。抑えまで。

 

【消5 ギベオン】

中京芝2000mは重賞勝ち実績もありますし、昨年の金鯱賞も超スローペースに恵まれたとはいえ4着に好走。最も適性が高い舞台と見ていいはず。ただ、明らかに能力は落ちている感じがしますし、さすがに今回のメンバーとなると厳しそうな感じ。西村騎手なら積極的な騎乗をしてきそうだが、それでもさすがに通用しないと見ます。

 

【消10 ポタジェ】

ルージュバックの半弟という血統背景で基本的にズブくてキレには欠けるタイプ。条件戦は相手や展開に恵まれたり川田騎手の好騎乗があって3連勝となった感じで、前走の白富士Sもルメールの意味不明な捲りの恩恵を受けて完璧にハマっての勝利だった。

今回は一気の相手強化になりますし、今まで乗っていた川田騎手もこの戦績なら本当に強ければ乗るだろう。乗り替わりが北村騎手となると溜める競馬をしそうですし、そこまでキレないこの馬に手も合わないと思います。人気必至ならばバッサリ切って妙味か。

 

【推奨買い目】

三連複 1→4,8,2→4,8,2,3,6,7,9 本線ベース

三連複 1,4→8,2,3,6 重ね買い

三連単 1→4,8,2 本線

 

【買い目及び予想のポイント】

◎デアリングタクトから三連複をベースとして買いつつ、ちょいズレでグローリーヴェイズが飛んでくれたりしたらわりかし配当はつきそう。まぁグローリーが無難に来ちゃっても2頭軸で重ね買いはしておきます。

KAZ: