今日のエントリーは週末の競馬予想記事ではありません。小説もkindleなどの電子書籍、雑誌もkindleやrentaなどの電子書籍、音楽もapple musicやspotifynなどのネットストリーミング、映画やドラマ、アニメもhuluやNetflixなどのストリーミング配信が現代の主流。
私自身、紙で読む本の手触りだったり、CDやレコードで聴く音楽の魅力は十分にわかっていますが、ここまでテクノロジーが進化してデジタルでなんでも出来るようになった以上、今を生きる人間として活用しない手はないと思っています。
そんな中で未だに紙媒体での利用が圧倒的なシェアを占めているのが競馬新聞。
もう紙での新聞なんて若い世代はほとんど読んでいないと思いますが、若い世代の競馬ファンでも競馬に関しては競馬新聞を買っている人がほとんどだと思います。私自身も日々のニュースはネット版の新聞を購読していましたが、競馬新聞はアナログなものを買っていました。
そんな中で今回、完全なデジタル化に切り替えたので、その実践例を皆様のお役に立てればとここに残しておきます。
競馬新聞が普通の新聞とは違うのは「書く」事が主体という点
これを読んでいる皆さんも週末になるとワクワクしながら競馬新聞を購入して予想を始める人がほとんどだと思います。ただ、こんな僻地のブログにまでたどり着いて定期的に読んでいただけるような方は、恐らく競馬新聞の記者の印だったりオススメ予想などを見たいために競馬新聞を買っているわけではないでしょう。
ある一定レベルの競馬ユーザーが競馬新聞を買う理由は「既知の情報を書き込む」ということに尽きると思います。
これは2週前の競馬予想で実際に私が使用していた新聞の残骸。
個人的にも記者の印だったり新聞独自の見解なんてものは全く見ていませんでしたが、予想をする上で「どの馬が逃げるか、前に行くか」だったり「2走前のあのレースがハイレベルだった」などを記述しないとできないタイプです。
今、いろんな競馬新聞がネット版を出していますし、そういうのを試してみようかなんて思った時期もありましたが、デジタルデータだとなかなか思い通りに書き込めないので競馬新聞慣れしていると予想が捗らないんですよね。
恐らくほとんどの競馬ファンがデジタル化に移行できていない理由もこの「書き込む」という要素がデジタル化された出馬表に不足しているからだと思います。
アナログ新聞は廃棄するのも大変という問題もありますよね。地域によっては資源ごみにかなり厳しかったりしますから、家の中に溜まって溜まってという人も多いんじゃないかと思います。
apple pencilという神スタイラス登場で競馬もデジタル化の時代へ
そんな「書き込む」という競馬予想において重要な要素をカバーしてくれるテクノロジーが昨年登場したので個人的にもずっと注目していました。色々と情報を確認した上で、とてつもなく操作性が良いという確証を得たのでついに私も購入しました。
昨年、appleから発売された「iPad Pro」と「apple pencil」です。
色んなまとめサイト及び購入した友人の感想、ユーチューバーの操作説明などを見尽くした結果、ほぼ全員が大絶賛していたということもあり少々高い値段でしたが奮発して購入。
【iPad Pro 10.5inch】
64GB 69,800円〜
256GB 86,800円〜
512GB 108,800円〜
【iPad Pro 12.9inch】
64GB 86,800円〜
256GB 103,800円〜
512GB 125,800円〜
【apple pencil】
10,800円
こんな感じの値段ラインナップ(2018/2/26時点)で、私は10.5inchの64GBという一番安い物にapple pencilをセットにして購入。ヤマダ電機で先にiPadを購入してついたポイントでapple pencilも購入するような形を取ったので7万強ぐらいの金額で購入できたと思います。
もちろん競馬予想のためだけにこれを購入したわけではないですよ!(汗)
本や雑誌を買っても後々捨てるのがバカらしくなってきたので、それならばもうプラットフォームも整ってきたのでメインはkindleなどの電子書籍で事足りるかなと思ってタブレット端末がもともと欲しかったのですが、それなら競馬新聞もデジタル化してしまおうということでこのiPad Proを購入した次第です。
※ちなみにapple pencilに対応しているのは2018年2月時点ではiPad Proだけです。他のモデルのiPadではapple pencilは使えないのでご注意ください。
「書ける」デジタル予想の実践
というわけで、早速どんな感じでiPad Proとapple pencilを使用して予想ができるのか、という点を紹介してみましょう。
私が使っているのは最もスタンダードなJRAの出馬表。
そのままだと出馬表サイズが大きくて一つの画面に収まらないので、JRAの出馬表ページの右上にある「印刷ページ」から印刷用にまとまったページを呼び出します。そしてそのページをiPadでスクリーンキャプチャで写真に保存。
こんな感じで写真に保存できるので、写真メニューの右上の編集ボタンを押して編集画面に移行。
そうすると下に編集メニューが出てくるので一番右の「・・・」というボタンを押すとマークアップという項目が出てきます。これを押すとapple pencilで自由に書けるようになります。文字で説明するとやたら面倒そうですが、実際にやってみるとキャプチャ保存してから編集画面に行くまで5秒くらいでできます。
このapple pencilの凄いところはもちろん書き味が普通のペンとほぼ同じというところもあるんですが、画面に手をついて書けるところが一番凄い。
今までのスタイラスだと画面に手が触れてしまうと、その部分も色がついてしまうので難しい体勢で書かなければいけませんでしたが、これはapple pencilのペン先しか反応しないので片手をつこうが両手をつこうが何も関係ありません。
実際に先週の競馬開催で使用した例。前述したアナログ競馬新聞とほとんど同じ事がタブレット端末上でできます。インクも減らないし、間違ったらすぐに消せる。しかも競馬新聞を捨てる必要もないですし、データとして端末上に残しておくことも可能。ちょっと一度触ってしまうとアナログの新聞予想には戻れそうにありません。
ブログを書く時用などのmac bookをデータベースや競馬映像を見る端末として機能させつつ、iPadの出馬表に情報を書き残しながら予想して行く、、、というほぼ競馬新聞と同じ利用法ができます。
個人的にスターバックスなどのカフェで競馬新聞をザザーーーっと大きく広げて予想をするのが若干恥ずかしくもあったので、これだとカフェなどでもスタイリッシュに予想ができるという点も良いですね。
もちろん競馬場やWINSでも競馬新聞を広げる必要はなく、iPadを持っていけばいいだけなので、現地でもスタイリッシュ感がアップします!
JRAがあれだけ若者向けを狙ったポップなCMを打ち出しているんだから、既存ファンもスタイリッシュに若者を呼び込んで行きたいですよね。
最後に競馬以外などの使用法なども含めたまとめ
というわけで、今回は競馬予想用にiPad Proとapple pencilを購入したので、その活用法や便利さをまとめてみました。
確かに競馬用だけのために購入するとなると高い買い物なのですが、もちろん競馬以外の日常生活の全用途に使えるので、冗談ではなく生活が変わると思います。最後に競馬以外の使用法なども含めてまとめを書いておきます。
競馬予想をメインに使うなら12.9インチをオススメ
本当にiPadの主要用途は上に書いたような競馬予想だけだ、と言う方には12.9インチ型のサイズをオススメします。
10.5インチのタイプだとフルゲートのレースになると文字が小さくてなかなか読みづらいです。12.9インチはA4サイズになるので、フルゲートのレースの出馬表でも難なく小さい文字も読めると思います。
私は競馬予想以外に電子書籍代わりとして購入したので、小さいサイズの10.5インチにしました。店頭で見ていただければわかりますが、12.9インチは本当に大きくて持ち運べるか不安になる程なので、その点はご注意ください。
電子書籍、WEB雑誌を読むならiPad Proは凄い
もともと以前の古いバージョンのiPadは持っていたのですが、このiPad Proはもうその時と性能が段違いです。以前のバージョンでは電子書籍のページ送りなどでの読み込みにイライラする事がありましたが、これでは全くありません。
dマガジンさえあればGallopも他の雑誌もほとんど読める時代ですし、月に何冊も雑誌を買うような人ならある程度性能の良いタブレット端末とWEB雑誌の方がコスパ的にも圧倒的に良いと思います。
JRAの出馬表をキャプチャしたように、雑誌や本の気になった部分をキャプチャしてapple pencilで注釈つけて保存(これアナログの本や雑誌だとやりたくてもなかなかできませんでしたよね)が自由にできますし、本や雑誌をたくさん読む人によっては素晴らしいツールだと思います。
動画もサクサクで映画やスポーツ観戦にも最高
ストリーミングの映画配信サービスや、スポーツ配信サービスのDAZNなんかもサクサク動くのでストレスが全くありません。よくスポーツジムなどでエアロバイクを漕ぎながら映画やドラマを見ていますが、スマホでみるよりタブレットの方が見やすくて最高ですね。
ただグリーンチャンネルWEBに関してはスマホ料金ではiPadでは見れないのでその点はご注意ください。
と言うわけで、今日はiPad Proとapple pencilを使った競馬新聞の代替方法について簡単に書いてみました。もし今週末の競馬で大きい配当を当てたら検討してみてください♪