函館スプリントステークス2022(函館芝1200m)の予想です。
6月12日に函館競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はナムラクレア、ビアンフェ、シゲルピンクルビー、ヴェントヴォーチェなど。函館競馬場の芝1200mで行われるGIIIです。
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函館スプリントステークス 2022予想
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函館スプリントステークスはどんなレースになりやすいのか?
函館競馬場で行われるサマースプリントシリーズ第1戦。昨年は東京オリンピック影響で開催日程が変更になって札幌開催になりましたし、2019年は禁止薬物による大量除外の影響で少頭数のイレギュラー開催に。どうも近年はちゃんと函館競馬場でフルゲートで開催できていないレースです。
1年間ずっと使われていない函館競馬場の開幕週に行われるスプリント戦ということで、雨が降らない限りは絶好の馬場コンディションの中で存分にスピードを活かせるレースになりがち。特に近年は函館競馬場の芝が高速馬場化していることもあって、1分6秒台後半〜1分7秒台中盤ぐらいの速い時計で決着することが多くなっています。
開幕週の高速馬場での平坦コースのスプリント重賞ということで前半からガツンとペースは速くなる傾向。とは言っても、馬場コンディションが絶好なので前も止まりませんし、極端に外を回すような差し馬はあんまり届かないレースです。
外を回す差し馬は不利となると基本的には内枠〜中枠が有利。近年でも外枠で好走したソルヴェイグやダイメイフジはテンから主張して枠の不利を打ち消したことで走れた感じですし、外枠から外外を回って差し込んでくるような馬では厳しいレースと言えるでしょう。
今年はどんなレースになりそうか?
今週が函館競馬場は開幕週。土曜の函館芝のレースを見てもかなり時計は速い馬場で、2勝クラス戦で1分8秒フラットの時計が出るなら函館スプリントステークスは1分7秒台前半の決着になりそう。
ただ、時計が速い高速馬場と言っても内枠先行有利な馬場だったわけではなく、開幕週でも外を回してくる馬が普通に差し届いていました。展開次第でどんな脚質の馬でも突っ込んでこれると思います。
ここは出走馬や枠並びを見てもビアンフェが外枠から主張してハナを奪うと見て良さそう。他に何が何でもハナというタイプはいませんし、ある程度ペースが流れるにしても隊列はすぐに落ち着くんじゃないでしょうか。
考察まとめ
【レース質】高速馬場での平坦スプリント戦でスピードが問われる。<■□□□>
【狙えるタイプ】高速決着に対応できる馬。
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函館スプリントステークス 2022の印
【本命 ◎13 ビアンフェ】
大型馬でフットワークが非常に大きいタイプ。スピード性能は非凡なのだがギアチェンジは苦手で一本調子に伸びてこその馬で、ベスト条件は「右回り」の「平坦コース」で「外枠」からハナを奪う形と見て間違いない。実際に右回りコースで逃げた時の成績は(4-0-2-1)と複勝率パーフェクトの成績で信頼度は抜群。
今回は既に重賞で2回好走している得意条件になりますし、自身の好走パターンである「右回り」「平坦コース」「外枠」の全てが揃った感じ。出走メンバーを見渡してもこの馬以外に逃げたい馬が他にいませんし、逆にこの馬に行かせて番手で進めたい馬が多そうな感じ。開幕週の小回りスプリント戦なんて強い馬をいくら勝ったところで捌けなければアウトですし、それならスピードを活かして不利を受けずに自身の力をフルに発揮できる馬を買うのがベターだと思います。
【対抗 ◯8 ヴェントヴォーチェ】
これまでも強い馬だとは思っていたが、前走の春雷ステークスがちょっとこちらの想像を超える強さ。普通に時計だけ見ても重賞級であるのは間違いなく、前走と同じだけ走ればここでも上位争いは間違いないはず。前走があまりにも鮮やかな変わり身だったので信頼しすぎるのは若干怖さもあります。
【単穴 ▲7 ナムラクレア】
小倉2歳Sやフィリーズレビューで見せた脚力からして明らかにここでは上位ですし、桜花賞でも3着に走れたように世代上位の実力もあり。そんな馬が裸同然の50kgで走れるんですからまぁ普通に考えれば来ちゃうだろう。スタート不安があってごちゃつく可能性があるので、スムーズに捌けない不安は少しある。
【特注 ☆6 シゲルピンクルビー】
以前はスプリント戦ではテンのスピード不足という印象だったが、前走は前半3F=33.2の速い流れを先行して抜け出す強い競馬。モーリス産駒らしくここに来て本格化してきている感じで、今のこの馬ならスプリント重賞でもやれていいんじゃないだろうか。
【△1 プルパレイ】
これまでのレースぶりを見てもマイルでは距離が長いのは間違いない。ただ、毎回のように出遅れて後方になる馬で、今回は初の1200mで高速馬場でデムーロで差し遅れるイメージしか湧かない。
【△2 キャプテンドレイク】
ロードカナロア産駒らしく芝1200mを使われてから本格化して3連勝。前走で連勝は止まったが、直線で終始どん詰まりで全く追えておらず、前走だけでオープン重賞で通用しないと判断するのは早計。今回は好枠が引けましたし、スムーズに末脚が伸ばせればやれてもいいか。
【△4 キルロード】
高松宮記念は大穴を開けたが雨が残って時計が掛かる馬場で最大限に恵まれた印象。これまでの最速持ち時計が1:08:3では今回は足りないですし、7歳馬でどれだけ時計を詰めてこられるか。
【△5 タイセイアベニール】
溜めないとダメな馬で、なおかつ揉まれ弱かったりと好走条件が多い馬。ただ、近走は揉まれ弱さが解消して来ている感じで、シルクロードSでも重賞で僅差まで差し込めていた。展開と捌き次第でチャンスあってもいいんじゃないだろうか。
【△12 ファーストフォリオ】
折り合い重視で末脚を活かしてこその馬。条件戦時代は強いと思ったことがなかったが、オープン昇級後はスワンSでも差のない競馬を披露。前走の鞍馬Sは超高速馬場を大外枠から良く追い込んでいますし展開次第で通用しても良さそう。武豊騎手は函館芝1200mで複勝率50%超えの圧倒的な成績を誇りますし、印は打っておきたい。
【印まとめ】
【推奨買い目】
三連複 13→8,7,6→8,7,6,1,2,4,5,12 (13,8,7は重ね買い)
【買い目及び予想のポイント】
ここは控えて差すタイプの馬は捌けるかの運に関わってくるので、同型不在で自分の競馬ができそうな◎ビアンフェが軸としては妥当と判断。相手も◯▲☆は普通に強そうなので2列目はここにして、とはいつつハンデ戦のスプリント重賞なんて荒れないと面白くないので3列目で何か変なのが突っ込んできてほしい。