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福島牝馬ステークス2023の予想を公開!

福島牝馬ステークス2023(福島芝1800m)の予想です。

4月22日に福島競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はストーリア、クリノプレミアム、ジネストラ、ホウオウエミーズなど。福島競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。

 

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福島牝馬ステークス 2023 予想

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福島牝馬ステークスのレース概要

福島芝1800mで開催される牝馬限定重賞。一応はヴィクトリアマイルの前哨戦という意味合いのレースだが、東京芝1600mとはまるで異なる舞台で行われるレース。一年間で行われる牝馬限定重賞の中でも最もスタミナ方向に傾いたレースと言っていいです。

そもそも福島芝は小回りコースの中でもベースの馬場がタフになりますし、この時期の福島は雨の影響も受けやすい。そんな条件でなおかつ最終週に行われるという事もあって、相当にスタミナが問われる傾向になっています。

 

データ的な見地からの考察


※過去5年(新潟開催を除く)の福島牝馬ステークスの脚質&上がり順位別成績

小回りコースで行われる重賞となると当然前に行ける馬が有利のように見えますが、この福島牝馬ステークスは福島コースで行われた近5年で逃げ先行馬が一度も勝利していません。

普通ならば小回りコースで極端に成績が下がるはずの中団以下の馬の成績が良いですし、上がり最速を使った馬の複勝率は8割超えそれだけタフな馬場で差しが決まりやすいレースという事でしょう。

 

ラップ的な見地からの考察

小回りコースらしく平均ペースの持続力勝負になりやすい傾向。タフな馬場で上がりがかかりやすく、だいたい毎年36秒台のレース上がりになります。これだけ上がりがかかればオープンクラスの馬ならズバッと差して来れますね。

 

血統的な見地からの考察

これまで書いてきたように福島牝馬ステークスはとにかくスタミナやタフ馬場適性が重要なレース。こうして過去の血統傾向を見てもサドラーズウェルズ系の馬がやたらに走っていたり、欧州スタミナ血統やステイゴールド系の好走が目立っています。日本のレースというよりは凱旋門賞を走りそうな血統を買うといいんじゃないでしょうか。

 

レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?

今週が福島馬場は最終週。序盤の2週はどちらも雨の影響を受けましたし、先週も芝の中距離はかなり時計のかかる馬場になっていました。最終週はBコースに変更されますが、いきなり時計の速い馬場になるとは思えません。タフでスタミナが問われる馬場にはなるでしょう。

ウインピクシス、ジネストラあたりが先行しそうなメンバー構成で、横山武史騎手ならストーリアが早めに動いていきそう。やはり例年通りに上りがかかってスタミナが問われるレースになるんじゃないでしょうか。

 

考察まとめ

【レース質】最終週のタフ馬場でのスタミナ差し勝負。<□□■■>

【波乱度】牝馬の得意ではない分野が問われるため大波乱傾向。

【ラップ特徴】とにかく上がりがかかる消耗戦になりやすい。

【血統特徴】長距離スタミナ血統が走りやすい舞台。

【狙えるタイプ】スタミナタイプの差し馬。

 



 

福島牝馬ステークス 2023の印

【本命 ◎3 ホウオウイクセル】

もともと今回と同舞台で初勝利をあげている馬で、同じコーナー4回の重賞を勝利した実績もある。クラシック期間は出遅れ癖を発症してしまって何もできずに終わったが、その後に長期休養を挟んで悪癖も解消。新潟牝馬Sでは大外を回りながら差のない競馬ができましたし、スタミナが問われる牝馬重賞なら普通にやれていい馬でしょう。

前走の愛知杯はスタート直後に両サイドから挟まれる凄まじい不利が全て。他馬と接触してしまったことで馬がエキサイトしてしまって1周ほぼ丸々折り合いを欠く競馬になっていましたし、超スローペースのレースであれだけ折り合いを欠いていればノーカウントとしていいはず。

今回はこれまでの実績からもベスト条件に近い舞台ですし、差しが決まりやすいレース傾向も良いはず。鞍上も最終週の福島コースなら一流ジョッキーと遜色ない騎乗をしてくれる人ですし、人気薄での一発に期待したい。

 

【対抗 ◯11 クリノプレミアム】

右回りコースで前半部分で折り合いを重視する競馬をした時には崩れ知らず。中山金杯では牡馬相手に2着で立派ですし、中山牝馬ステークスはあまりにも早すぎるタイミングで動いてしまったデムーロの騎乗ミスか。あまり無理をしない柴田善臣騎手は手が合いそうですし、スムーズに力を発揮できればここでは上位。

 

【単穴 ▲13 ストーリア】

前走は横山武史騎手らしい早めに動く競馬で強い内容の2着。いかにも長く良い脚を活かしてこその馬ですし、今回も前走のような競馬ができればチャンス十分。

 

【特注 ☆10 ホウオウエミーズ】

タフ馬場不問で周りがバテる条件ほどパフォーマンスを上げるタイプ。近走内容を見ると2000mより長い距離の方が良さそうですし、昨年の福島牝馬ステークスは展開が向いて伸び負けていた。今年はそこから一つ歳を重ねてどこまでやれるか。

 

【△7 ミスニューヨーク】

今回のような上がりが掛かるマイルー1800mの条件はベスト。差しが決まりやすいレース傾向も合うだろうが、ここに来てデムーロから加藤騎手はさすがに鞍上弱化。先週時点で(0-0-0-32)で今年1度も馬券に絡んでいない騎手ですし、これぐらいの評価が妥当。

 

【△9 ビッグリボン】

キセキの全妹という血統背景で素質は高そう。前走で速い流れをオープン初戦で経験できたのはプラスですが、父ルーラーシップ、兄キセキも小回りの1800mは短いイメージ。今回の条件は忙しくないだろうか。

 

【×1 スライリー】

とにかく折り合いに難がある馬で、前半はじっとして終いに賭ける競馬がベスト。前走はテンから出してしまう津村騎手と手が合わなかった感じで、今回は高松宮記念で同じようなタイプのトゥラヴェスーラを持ってきた丹内騎手で変わらないか。

 

【×4 エリカヴィータ】

ここ2戦はターコイズステークスが距離不足でスロー。愛知杯は道悪馬場でスタート直後に致命的な不利を受けていた。フローラステークスはかなり恵まれていたが、今回は人気を落とすなら抑えておきたい。

 

【×8 ジネストラ】

近2走を見てもマイルなら重賞で通用するはず。ただ、スピードに勝ったタイプのロードカナロア産駒に見えますし、初の1800mでスタミナが問われた際に不安が残る。

 

【×12 ウインピクシス】

条件戦は弱い相手にスローペースの展開が恵まれていた印象。前走は途中で捲られたにしても負けすぎですし、今回は福島コースで展開に恵まれてどこまでやれるか。

 

【推奨買い目】

三連複 3→11,13→11,13,10,7,9,1,4,8,12 本線ベース

三連複 3→11,13→11,13,10,7,9 重ね買い

馬連 3→11,13,10,7,9 本線

馬連 3→11,13 重ね買い

ワイド 3→11,13,10 抑え

単勝 3 ホウオウイクセル ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは次走注目馬◎ホウオウイクセルが単勝8番人気想定で買えるなら妙味あり。相手は人気の◯▲のどちらかはきそうなので三連複フォーメーションと馬連をメインに。

 

KAZ: