ダービー卿チャレンジトロフィー2024(中山芝1600m)のレース予想です。
3月30日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はパラレルヴィジョン、ディオ、クルゼイロドスル、セッションなど。中山競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。
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ダービー卿チャレンジトロフィー 2024 予想
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ダービー卿チャレンジトロフィーはどのようなレースか解説します
概要・データ
中山芝1600mで開催されるハンデ戦。トリッキーな中山芝1600mで行われるレースということもあり、人気馬が全く信頼できないのがこのレースの特徴。過去10年で見ても1番人気は1勝しかしていませんし、とにかく人気馬が信頼できずで波乱傾向というのは覚えておきたいところです。
ハンデ戦ということもあって安田記念を狙うような実績馬はあまり出走してこない傾向。そんなわけで準オープンを勝ち上がったばかりの馬が比較的軽いハンデで勢いのまま好走というパターンが多いです。
レースラップ
昨年はスローペースになったが、その昨年を除けば過去5年の前半3ハロン平均は34.4。かなり速いペースになりやすいのが近年の特徴で、先行馬が厳しくなって最後は差しが決まる年が多くなっています。
血統傾向
近年はキングマンボ系の馬の活躍が顕著。父か母父がキングマンボ系の馬ばかりが走っています。
今年のダービー卿チャレンジトロフィーを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
今週からBコースに変更。このコース変更に伴い4コーナー地点の荒れた部分がラチでカバーされそうですし、一気に時計レベルが回復しそう。ただ、金曜日にかなりの雨が降ったので、その影響がどこまで残るでしょうか。
展開想定
エエヤン、セッション、ラインベック、グランデマーレ、クルゼイロドスルあたりが先行候補。それなりにペースは流れるんじゃないでしょうか。
ノーザン・ルメール・川田の取捨
ルメール、川田はドバイ遠征不在。ノーザンファーム生産馬もそこまで強調するほどの成績ではありません。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
しっかりペース流れて追走スピードと末脚が問われそう
狙える馬のタイプ
追走スピードがある馬 or ある程度構えて決め手を活かせる馬
嫌える馬のタイプ
追走スピードがない馬 or スピードだけで押し切ろうとする馬
ダービー卿チャレンジトロフィー 2024の印
【本命 ◎11 ニシノスーベニア】
折り合いが難しい馬だったが、ここに来て一気に本格化してきた感じ。特に前走は3ヶ月の休養期間で別馬に化たようでまさしく圧巻のパフォーマンス。枠や馬場や展開が向いたにしても、あの走りができれば重賞でも通用していいでしょう。
ダービー卿チャレンジトロフィーは前走3勝クラス組、馬体重520キロ以上の超大型馬の活躍が目立つレース。今年の出走馬でその2つに該当するのはこの馬しかいませんし、上手く好位から中団で折り合いをつけることができればここは突き抜けてもいいんじゃないでしょうか。
【対抗 ◯7 ディオ】
勝ち味に遅くて条件戦にずっといただけで素質は高かった馬。ここに来て本格化している感じがしますし、半兄ソウルラッシュは中山コースが得意でこの馬も同じくパワーに溢れるマイラーという印象。枠もちょうど良いところを引けましたし、スタート決めてスムーズな競馬ができればここはやれるはず。
【単穴 ▲13 クルゼイロドスル】
なかなか折り合いが難しくて出世が遅れたが、ジュニアカップを圧勝してNHKマイルカップでも人気に推される予定だった馬。条件戦でも折り合いの難しさを垣間見せたが、節分Sでは東京コースのスローペースで大外枠という全く合いそうもない条件で勝ち切りましたし、川田騎手が上手かったにしても馬が強いところを見せた。
素質は重賞で通用する馬だと思いますし、折り合い面を考えれば重賞の速い流れの方が逆に合いそう。津村騎手も今年は中山コースですでに重賞を2勝していますし、ここもやれていいんじゃないだろうか。
【△1 ダディーズビビッド】
折り合い不安はあるがもともとマイルの距離自体は問題なかった馬。ハイレベルだった阪神カップで休み明けながらそこそこ走れていますし、前走は1200mで外枠で外を回る競馬で走れなかっただけ。今回はマイルでも上手く折り合いがつけばチャンスはありそうだが、どこまでやれるだろうか。
【△2 パラレルヴィジョン】
もともと芝のレースではキレ負けしていてダートで勝ち上がったような馬。前走のニューイヤーSは雪の降るコンディションでルメール騎手が内枠からこれ以上ないぐらいに完璧に捌いて勝利。その時に接戦だったグラティアスとアナゴサンは重賞では微妙な感じの馬ですし、ここに入れば戸崎騎手は信頼できるとしても前走ぐらい上手くは乗れるだろうか。
【△4 タイムトゥヘヴン】
一昨年の勝ち馬。近走を見ても展開や条件が合っていないだけで最後は末脚を使えている。今回は勝利した時のようにハイペースの展開になるかですが、ハマればやれてもいいんじゃないだろうか。
【△6 インダストリア】
昨年の覇者。陣営のコメントを見てもどうも今回は体調が微妙な感じで、最近のファンはそういうコメントに敏感なので全く人気がなさそう。枠自体は良いですし、オッズ妙味を考えても抑えておいていいか。
【△8 アルナシーム】
もともと超ハイレベルだった朝日杯FSで4着に走れていた馬。折り合いが難しいために出世が遅れたが、ピンハイやマテンロウスカイを倒したカシオペアSの内容などを見ても重賞で走れる馬でしょう。
京都金杯はイン先行有利馬場の外枠で全く競馬にならず。小倉大賞典はハイペースで差しが決まる展開で早めに動く競馬が厳しかった感じがしますし、ここ2戦がこの馬の力というわけではなさそう。今回はマイル戦で中枠を引いて前に壁を作る競馬ができそうなのは良いですが、このレースは小柄な馬があまり走らないのでその点がどうか。
【△9 セッション】
ワンペースでキレないところがある馬。上がりが掛かる中山マイル自体は合うと思うが、前走の京都金杯は反則的なイン先行有利馬場で完璧な競馬ができていた。今回は人気になりそうですし、そうなるとそこまで評価はしたくない。
【推奨買い目】
馬連 11→7,13,1,2,4,6,8,9
三連複 11→7,13→7,13,1,2,4,6,8,9
単勝 11 ニシノスーベニア
【買い目及び予想のポイント】
ここはかなり玄人人気しそうだがデータ完全合致の◎ニシノスーベニアで良さそう。単勝、馬連と◯▲を2列目に置いた三連複フォーメーションで波乱に期待したい。