ドバイワールドカップ2024(メイダン ダート2000m)のレース予想です。
3月30日にメイダン競馬場で開催され発走時刻は日本時間の3月31日1:35です。出走馬はウシュバテソーロ、デルマソトガケ、ウィルソンテソーロ、セニョールバスカドールなど。メイダン競馬場のダート2000mで行われるGIです。
火曜日に行われました黒船賞が◎タイガーインディから三連複5万馬券的中!!これ以上ない最高な結果になりましたね。予想本文をお読みになりたい方はコチラから見てみてください。
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<黒船賞 レース結果>
1着:☆シャマル 2番人気
2着:△ヘリオス 6番人気
3着:◎タイガーインディ 7番人気
三連複で最も配当が高いところが来てくれました!!この回収率はだいぶステキですね。頂いた的中報告などは週明けの回顧の記事でまとめて紹介させていただきます。
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0408クイーンエリザベスS
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0430クイーンエリザベス2世C
ワイド1点5,000円
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1001凱旋門賞
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ドバイワールドカップ 2024 予想
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ドバイワールドカップはどのようなレースか解説します
概要・データ
ドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップデーのメインレース。総賞金1200万アメリカドル(約16億9000万)はサウジカップに次ぐ世界第2位。昔から日本のダート馬の最大の目標のレースでありましたし、昨年はついにウシュバテソーロが念願のダートでのドバイワールドカップの初制覇を達成しました。
ダートの頂上決戦ということで基本的にはアメリカ調教馬が強いレース。ただ近年は日本馬が力をつけてきていることに加えて、コロナ渦の影響もあってあまり強いアメリカ馬が遠征してこなかった印象。昨年に関しては超ハイペースで先行したアメリカ調教馬が全てぶっ飛ぶようなレース展開になりましたし、色々な理由が重なって最近はアメリカ調教馬の独壇場ではなくなってきています。
血統面を見る上で重要なのはアメリカ調教馬とそれ以外の馬で考え方を分けること。アメリカ調教馬でよく走るのは父か母父エーピーインディ系の馬で、インリアリティの速い血を持っている馬もよく走っています。
一方でアメリカ調教馬以外の好走馬の血統を見ると、シャマーダルだったりオーストラリアで活躍しているメダグリアドーロ、ヘルメット、ロンロなど、やたら芝の短距離向きの血統が走っています。追走スピードが問われるレースだけにこういうスプリント血統が有利なのかもしれません。
今年のドバイワールドカップを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
なかなか海外競馬の馬場がどうなっているのかを判断する材料は現地のレースを見る以外にないので難しいところですが、コチラの記事を参照すると例年のドバイよりも馬場が軽くて先行馬有利の可能性ありとのことです。
展開想定
サウジカップはアメリカのスピードタイプがズラリと揃ってハイペースが確定的なメンバーでしたが、今回はアメリカのスピードタイプが1頭もいないのが特徴。前に行きそうなのがドゥラエレーデ、ディファンデッド、ミリタリーロー、ローレルリバーぐらいですし、アメリカのスピードタイプがいないとなればそこまで極端に速いペースにはならないでしょう。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
例年より軽い馬場で先行馬も手薄で前に行ける馬有利
狙える馬のタイプ
前付けして押し切れる王道タイプのダート馬
嫌える馬のタイプ
後ろからの差しタイプで展開待ちの馬
ドバイワールドカップ 2024の印
【本命 ◎4 デルマソトガケ】
サウジカップで崩れたとはいえ、ホワイトアバリオは今のダート中距離路線で最もレベルが高い馬の1頭(ちょっとアメリカのダート馬のレベルが下がってきているのは否めませんが・・・)と見て良さそう。そんな馬とBCクラシックでハイペースで展開が向かない中で互角の競馬をしているこの馬は今回のメンバーに入れば最上位。
サウジカップは輸送中のアクシデントがあった上に、休み明けで前に行く馬には厳しいハイペース。上位を後方待機馬が占める中で早めに仕掛けてのこの結果は普通に負けて強しだと思いますし、展開のアヤだけでセニョールバスカドールやウシュバテソーロとは力差がないでしょう。
去年のUAEダービーで前半1000mで60秒を切るハイペース逃げで押し切っていたり、BCクラシックでハイペースを前付けして最後まで伸びていたり、この馬はアメリカ血統らしくハイペースを正攻法で押し切るアメリカンな競馬が合いそう。今回は同じようなアメリカンな先行馬の数が少ないのでこの馬は展開が向くと思いますし、どうも鞍上のインタビューなどを見ていると相当に積極的な競馬を取りそうな感じ。メイダンへの馬場適性や展開利など考えても今回はウシュバテソーロよりこちらの方が勝つ可能性は高いと見ます。
【対抗 ◯3 ディファンデッド】
昨年のハリウッドゴールドカップではセニョールバスカドール、カントリーグラマーなどに勝利。オーサムアゲインSでは強敵スローダウンアンディに接戦しているところなどを見ても、普通にアメリカの中距離路線で強い相手と戦ってきた馬。今年のドバイワールドカップのメンバーなら能力最上位級に評価していいでしょう。
前走のサウジカップはサウジアラビア移籍初戦で半年の休み明けでさすがに走りきれなかった感じ。前付けしてじわじわと伸びてこその馬ですし、徹底先行タイプがズラリと揃って何もできずに終わったような印象でした。
今回は叩き2戦目で状態も良くなりそうですし、メンバー弱化で前に行く馬の数も減。普通に考えて明らかに前走よりもレース条件が良くなりますし、ここは穴馬はこれじゃないでしょうか。
【単穴 ▲11 ウシュバテソーロ】
アメリカ調教馬の層が薄い現状のダート中距離界において世界ナンバーワン級の馬であることは確か。ただ、昨年のドバイワールドカップや今年のサウジカップは超ハイペースで完璧に展開が向いての好走で、今回はその2レースに比べればペースは落ち着きそう。地力で差し込んできそうではありますが、もしどこかで崩れるとしたら今回じゃないでしょうか。
【△5 ドゥラエレーデ】
フェブラリーSは内枠でハイペースを揉まれる競馬でノーカウントでOK。チャンピオンズCも東京大賞典も前残りの流れに恵まれましたが、それでもダートのキャリアが浅い中でこれだけ走れている点は評価。何よりも昨年のUAEダービーでメイダン競馬場を経験している点は強みで、その時もデルマソトガケには突き放されたとはいえハイペースを先行して2着に好走。上手く前残りの流れになってくれれば粘り込みがあっていいかも。
【△6 カビールカーン】
カザフスタン、ロシアで走ってUAEに転戦してきて2連勝。さっぱりプロフィールのわからない馬ではあるが、アルマクトゥームチャレンジは途中で動く競馬で楽勝。相手が弱いのは認めるにしてもメイダンの馬場への適性は見せていますし、一枚抑えておいた方が良さそうだ。
【△9 ニューゲート】
前走サンタアニタハンデでG1勝ちもその時の2着馬はアルゼンチンからの移籍馬でレースレベルが疑問。ここに来て力をつけてきているアメリカ馬ということで一枚抑えますが、実績的には厳しそうなイメージ。
【△10 セニョールバスカドール】
ペガサスワールドカップ、サウジカップとどちらも超ハイペースで完全に差し馬に展開が向いた。器用さゼロで完全に展開待ちの馬だけに今回は展開向かないと不発に終わりそうだが、どうもそこまで人気しなそうなイメージ。抑えておく分にはいいんじゃないだろうか。
【△12 ウィルソンテソーロ】
東京大賞典では逃げてウシュバテソーロの2着。チャンピオンズカップは凄まじい決め手を見せてレモンポップの2着。この2頭に僅差で走れているというだけでも今の日本のダート界では上位か。フェブラリーSでは松山騎手のスパルタ先行策でハイペースで展開が向きませんでしたし、ノーカウントでいいでしょう。
今年のドバイワールドカップはアメリカ調教馬および地元馬のレベルが高くないので、日本でトップレベルなら普通に通用しそうなのですが、この馬の場合は能力というよりも「どういう競馬をするのか」が非常に難解。あまり先行馬が多くないメンバー構成なのでウシュバテソーロと同馬主となるとラビット役を務める可能性もありそう。日本の陣営はそういうことをしたがらないのでどういう競馬をしてくるかがさっぱりわかりません・・・
【推奨買い目】
馬単 4→3,11,5,6,9,10,12 (4→3,11は重ね買い)
三連複2頭軸流し 4,3→11,5,6,9,10,12 (4,3,11は重ね買い)
【買い目及び予想のポイント】
ここは2番人気の◎デルマソトガケが普通に圧勝までありそう。断然人気になりそうなウシュバテソーロはここは取りこぼして欲しいところ。
相手筆頭はシンプルに能力上位に見えて前に行ける◯ディファンデッドで、ここは人気もそこまでなさそうなので三連複2頭軸も買いたい。
どうせ川田騎手なのでウシュバは3着内には来ちゃいそうな感じがしますが、崩れるならここしかないと思うので、ウシュバが差し届かずの波乱まで期待したい。