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ダービー卿チャレンジトロフィー2023の予想を公開!

ダービー卿チャレンジトロフィー2023(中山芝1600m)の予想です。

4月1日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はジャスティンカフェ、レッドモンレーヴ、ゾンニッヒ、ウイングレイテストなど。中山競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。

 

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ダービー卿チャレンジトロフィー 2023 予想

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ダービー卿チャレンジトロフィーのレース概要

中山芝1600mで開催されるハンデ重賞。安田記念の前哨戦的な意味合いの強いレースではあるが、ハンデ戦ということで実績馬は重い斤量を背負わされるので出走しにくい傾向。「チャレンジ」トロフィーのレース名通りにまだ実績がない馬が重賞にチャレンジする意味合いが強いレースです。

ただでさえクセの強い中山マイルでなおかつハンデ戦ということで波乱上等のレース傾向。昨年は二桁人気の馬が2頭も絡んでの大波乱になりましたし、堅く決まることはあんまりないイメージで予想は組み立てたい。

 

データ的な見地からの考察


※過去10年のダービー卿チャレンジトロフィーの所属別成績

昔ほど顕著な傾向は出ていないとはいえ、中山マイルコースはスタート地点がおかしい場所にあるため基本的には外枠不利。ダービー卿チャレンジトロフィーもBコース開幕週の中山マイル戦なら内枠有利で外枠不利の傾向が出るのは当然か。外枠で好走した馬はほとんどがテンにダッシュ力ある先行馬でした。

 


※過去10年のダービー卿チャレンジトロフィーの前走クラス別成績

また、このレースは実績ある馬がハンデを背負わされるため、相対的に斤量を背負わなくて済む上がり馬の成績が優秀。こうして見ても3勝クラス組の成績が圧倒的に良いですし、今年で該当するのはレッドモンレーヴだけになりますが人気でも上位評価する必要があるでしょう。

 

ラップ的な見地からの考察

中山芝1600mはスタートしてすぐにコーナーがあるのでテンの先行争いが激しくなりやすく、最初のコーナーを曲がってからずっと緩やかな下り坂になるので中盤ラップ部分が緩まずに進む傾向。JRAの1600mコースの中でも持続力が最も問われる舞台で、速いペースをしっかりと追走できる馬が有利になりやすいです。

 

血統的な見地からの考察

前項でも書いた通りでダービー卿チャレンジトロフィーは中盤ラップ部分が緩まないので追走スピードが重要。それでいてタフな中山コースを走れるスタミナも重要なので、スピードとスタミナを併せ持つダンジグ系やストームキャット系の好走が目立っています。

 

レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?

2週続けて不良馬場での開催になったところで今週末はBコース替わり。どうやら今週は良馬場で開催ができそうですが、土曜日は本当にどんな馬場になるのかさっぱりわかりませんね(苦笑)

枠順発表後の出馬表を眺めてみましたが、どうも枠並び的に内枠にダッシュ力のない差し馬が揃って、外枠に先行タイプの馬が揃った感じ。スタート直後に外から複数頭が切れ込み気味に先行するような展開になりそうで、内枠でダッシュ力のない馬は位置を落として厳しくなりそう。中枠で自在に競馬ができるタイプがちょうど向きそうです。

 

考察まとめ

【レース質】中盤ラップが緩まない持続力勝負。<□■■□>

【波乱度】クセのある中山マイルのハンデ戦なので波乱上等

【ラップ特徴】前半から中盤が緩まない平均ラップが濃厚。

【血統特徴】ダンジグやストームキャットを持っている馬が優秀。

【狙えるタイプ】内枠〜中枠の馬。

【狙えるタイプ】前走が3勝クラスだった馬

【狙えるタイプ】先行馬が穴候補

 



 

ダービー卿チャレンジトロフィー 2023の印

【本命 ◎8 インダストリア】

これまでの戦績を見てもパワータイプで明らかな中山コース巧者。東京コースでは毎回のようにキレ負けしているが、中山マイルは2戦2勝でどちらも圧巻のパフォーマンス。中山コースなら2000mの距離も弥生賞でこなしましたし、スローペースで展開が向かないながらドウデュースやアスクビクターモアと接戦できていれば上出来。

古馬になってから初の重賞挑戦だった前走ですが、東京新聞杯はヴィクトリアマイルや安田記念でも上位に走れそうな馬が揃っていたハイレベル戦。そんなハイレベルなレースで適性合わずにキレ負けしながら0.5秒差に走れていれば評価していいはず。

今回は外枠から先行馬が主張しそうな展開を考えると中枠で自在に立ち回れるこの馬はスムーズな競馬ができそう。中山コース適性抜群の馬が最もスムーズな競馬ができそうとなれば本命でいいんじゃないだろうか。

 

【対抗 ◯3 レッドモンレーヴ】

マイルなら全く底を見せていない馬で、負けた秋色Sも超ハイレベルなレース。ダービー卿チャレンジトロフィーは準オープン勝ちの上がり馬が走りやすいレースですし、いかにも今年はこの馬が走りそうなイメージがあります。

 

【単穴 ▲11 ウイングレイテスト】

スクリーンヒーロー産駒だけに6歳にして本格化。前走は適性から少しズレる条件でタフな馬場になって対応できず。今回はベスト条件の中山マイルで先行2頭の直後ぐらいで競馬ができれば好勝負になりそう。

 

【特注 ☆9 マテンロウオリオン】

6走連続で末脚の質が問われるマイル戦を使われているが、おそらくダイワメジャー産駒だけにパワー型のマイラー。前走は位置が取れてスムーズな競馬ができていますし、あの競馬を今回もできれば中山マイルでパフォーマンスを上げてきそう。

 

【△6 ミスニューヨーク】

パワー型の牝馬で中山マイルではほとんど崩れていない戦績。56キロも前走で背負って最後は差してきていますし、おそらく斤量で少し嫌われそうだが十分にやれていいはず。

 

【△15 ファルコニア】

一本調子の脚しか使えない持続力型。中山マイルは条件的にベストで、ベレヌスとトーラスジェミニが主張する展開の直後の位置が取れるのは良さそう。展開的にはちょうど良さそうだが、今回は58.5キロを背負ってもう6歳の立場。

 

【△16 ゾンニッヒ】

ラブリーデイ産駒らしくここに来て本格化。準オープン勝ちは同週のオープンよりも速いものですし、前走のオープンでの内容を見ても重賞で通用する素材。そこまでテンが速くない馬なので、今回は大外枠を引いてしまってどう立ち回るかがポイントになる。

 

【推奨買い目】

三連複 8→3,11,9→3,11,9,6,15,16 本線

馬連 8→3,11,9,6,15,16 本線

ワイド 8→3,11,9 抑え

単勝 8 インダストリア ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは枠並び的にちょうどハマりそうな◎インダストリア本命。2列目にはそれなりに人気馬を置きますが、ジャスティンカフェを切ることで妙味を見出したい。

 

KAZ: