葵ステークス(京都芝1200m)のレース予想です。
5月31日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はポッドベイダー、ウイントワイライト、カンシン、ムイなど。京都競馬場の芝1200mで行われるGIIIです。
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過去10年を振り返ると
1番人気は2勝どまりで
勝ち切れていません。
昨年は9番人気ダノンデサイルが1着に。
一昨年は4番人気タスティエーラが1着に。
エフフォーリアもシャフリヤールに捲られましたね。
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○桜花賞
指数3→1→5位
○大阪杯
指数1→3→2位
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○高松宮記念
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葵ステークス 2025 予想
葵ステークスはどのようなレースか解説します
概要・データ
2018年から重賞に昇格した3歳限定のスプリント戦。2021年と2022年は中京開催のため度外視して傾向を見ていくと、顕著な傾向として出ているのは内枠と先行馬が有利な点。京都開催の直近4年で好走した馬のほとんどが内枠を引いた馬か先行した馬ばかりで、外枠で好走したのは人気の実力馬が多かった。昨年も外枠の馬が上位独占とはいえ全て先行した馬ですし、やはり内前有利の傾向が顕著なレースと言えます。
ただ、今年に関しては、後ほど馬場のところでも書きますが、これまでの年よりも明らかに馬場が荒れていてタフなコンディションになりそう。ガラリと傾向が変わるかもしれません。
レースラップ
直線が平坦なスプリント戦だが、最初からずっと下り坂が続く小倉芝1200mとは異なり、京都芝1200mはスタート直後が登り坂になっている。そのためテンがそこまで速くならないのが特徴で、基本的には前に行った馬が圧倒的に有利な舞台になります。
血統傾向
高松宮記念やスプリンターズステークスの好走血統を見ると日本の主流血統とは真逆の傾向が出ることが多いが、この葵ステークスは逆に日本の主流血統が走りやすいレース。
昨年こそ完全な前残りレースでスプリント血統の馬が好走しましたが、それ以外の年を見てもディープインパクト系やキングカメハメハ系の馬がよく走っており、スプリント血統よりも芝の中距離血統がよく走っています。
今年の葵ステークスを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
京都競馬場は今週が最終週。毎週のように雨の影響を受けていて外差しが決まる馬場になっています。今週末も雨が降るんじゃないかという天気予報だったのですが、どうも最新の天気予報を見る限りは良馬場で開催できそうです。
先週日曜の芝短距離のレースを見ても、もう逃げ馬が直線でインを空けて馬場の真ん中を走るようなコンディション。おそらく今週もこんな馬場になるはずで、、、
外が伸びる馬場=外枠有利ではない
コンディションだと考えたいです。まぁそういう馬場が一番、予想が難しいんですけどね(苦笑)
内を通るしかない、外を回すしかない極端な枠の馬は割引と見て良さそうで、どういう競馬でもできそうな中枠の馬が一番好走率が高くなるんじゃないでしょうか。
展開想定
スタートが抜群に速いベイビーキッスが逃げる展開が濃厚。他にも速い馬がいて外枠から主張していきそうですし、スタート直後が登り坂でペースが上がりにくい舞台ではありますが、今年は早いペースで流れると見ます。
勢力図
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
例年よりもタフな馬場で全馬がインを空けての特殊なレース
狙える馬のタイプ
スムーズに馬場の良い部分を通れる馬 or 先行争いに巻き込まれずに好位中団から差し込める馬
嫌える馬のタイプ
内に突っ込んだり外を回しすぎそうな馬 or スピード一辺倒で先行争いに巻き込まれそうな馬
葵ステークス 2025の印
【本命 ◎11 カンシン】
新馬戦こそ逃げて勝利したが、それ以降のレースを見てもある程度溜めを効かせる競馬が合いそうなタイプ。差す競馬ではまだ底を見せていない感じで、黒松賞は高速馬場の超ハイペース縦長戦で脚を余しただけ。ソーダーンライトの1勝クラスは特殊な馬道悪馬場でしたし、前走の1勝クラス勝ちは4着以下を突き放した上で2-3着馬が次走で強い競馬をしていたのを見てもレベルは高かったでしょう。
今年の葵ステークスは例年よりも差しが決まる馬場になりそうで、かといって全馬がインを空けるレースになりそうなので中枠ぐらいで好位〜中団差しの競馬ができる馬が向きそう。この馬は枠も脚質もちょうど良さそうですし、かなりカオスなレースになりそうな中で比較的向くんじゃないかというのがレース前の見解。
ファンも予想が難解で苦しんでいそうなレースですが、実際に乗っている騎手もどう乗ればいいか理解している騎手は少なそうな感じがしますし、「内すぎず外すぎない枠」で「溜めて差せるタイプ」で、なおかつ「この条件で信頼できる騎手」をセレクトするのが良さそう。
どんな脚質にしても位置を取りに行ってタイトに回らないといけないコースだけにこの条件は坂井騎手が抜群の成績を誇っており、過去2年のコース成績を見ても、、、
ご覧の通りで今回乗っているジョッキーの中では圧倒的な成績。馬自身が能力あって枠、馬場、展開がちょうど向きそうで、なおかつジョッキーの勝率が3割、連対率が4割、複勝率が5割ならば、ある程度騎手で人気するのは仕方ないと見てジョッキーの腕を信頼するのがいいんじゃないだろうか。
【△5 ムース】
ここ2戦はスプリントに転向して連続好走。カラヴァジェスティはなかなか素質高そうな馬に見えますし、この馬もタフな馬場は得意そうなので上手く内枠からインを掬えれば。
【△7 モジャーリオ】
1勝クラス勝ちを見ても脚力はなかなか。マーガレットSは超スローでしたし、ファルコンSは距離長い中で外枠から終始外を回って厳しい競馬。今回は調教抜群なので上手くエスコートできれば足りてもいいか。
【△8 アブキールベイ】
萌黄賞は外枠からでもインを通って完璧な競馬。それでもさざんか賞は外が伸びる馬場でインを通ってよく頑張っていましたし、マーガレットSは超スローで展開が向いていない。
タフ馬場不問で相手なりに差し込める馬に見えますし、ここは最も競馬がしやすそうな枠で岩田望来騎手ならやれてもいいか。
【△9 ダンツエラン】
ファンタジーSはかなりうまく行った印象。フィリーズレビューも展開向いたにしては案外でしたし、ここでどこまでやれるか。調教は抜群に見えますし、枠もいかにも良さそうなところ。ロードカナロア産駒なので1200m適性は高い可能性は十分ですし、鞍上も団野騎手なら印は打ちたい。
【△10 サウスバンク】
橘Sは距離が長かった感じ。黒松賞の競馬ができればここでも通用しそうだが、今回はスピードを活かす競馬を想定しているようで先行争いに巻き込まれないかは少し心配。西塚騎手の乗り方次第。
【△12 レイピア】
スピード一辺倒の馬だったが、ここに来て溜めが効くようになったのは収穫。素質自体はここでも上位だと思いますし、上手く先行争いに付き合わずに競馬ができれば。
【△15 クラスペディア】
小倉2歳Sで差のない2着に好走したのを見ても適性はスプリント。最近は単純に適性外条件に使われていただけだと思いますし、ここは久々の適性条件で走れていいか。
【能力&隊列早見表】
【推奨買い目】
ワイド 11→5,7,8,9,10,12,15 本線
馬連 11→5,7,8,9,10,12,15 本線
単勝 11 カンシン ボーナス
【買い目及び予想のポイント】
ここは馬場もさっぱりわからない上にまだ勢力図もわからない3歳のスプリント路線のフルゲート戦という超絶難解なレース。もう各馬の能力比較などをまともにやっても仕方ないレースだと思いますし、能力あって枠や展開向きそうで坂井騎手が信頼できそうな◎カンシンから相対的に恵まれそうな馬にバラ撒くイメージで買ってみたい。
もう相手もなんとなくしかわからないので勝負度は低め。本当は単複で買いたいぐらいですが、どうせカンシンは単複は売れると見ているので前日予想ではワイド馬連を推奨しておきます。