今日は6/5(日)に行われる安田記念のレース考察を行います。東京芝1600mで行われるGI戦です。
さて、嬉しい嬉しい2場開催があと2週も続きます。競馬関係の仕事量が圧倒的に減るので、ここ2週がどこかへ行ける大チャンス。今日中に仕事が終われば、本当にノリだけでアジアくらいにサクッと行ってこようかなとも思います。として、どこに行くか、というのとパスポートの期限切れてないかがわからないのが気になるところ。
ひとまず今日中に仕事を終わらせなければそんなことも言えないので頑張ります。
【2016】安田記念 予想考察
過去5年のレース傾向
ざーっと見ていただければわかると思いますが、1年間行われるGIレースの中でも先行馬の期待値が最も低いと言えるようなレース。10番手以下の馬が毎年2頭くらいは馬券に絡んでくるレースで、東京マイルらしく立ち回りよりも決め手が優先されるレースになりがちです。
マイル路線のレベル低下が騒がれていた昨今ですが、ここ3年はとにかく強い馬が力を見せつけて勝利している印象。ロードカナロア、ジャスタウェイ、モーリスと1番人気が3勝しています。今年もモーリス、リアルスティールと強い馬が2頭登録しているので、その2頭が主役というのは間違いないんじゃないでしょうか。
血統傾向
東京芝1600mはただのスピード比べではなく最後の1ハロンはスタミナ比べになるコース。よく1600m以上の適性が必要になると言われますが、それは本当にその通りだなぁと思います。
それに関係する事として、非サンデーサイレンス系の活躍が目立つということが長年胃荒れてきました。最後にスタミナが要求されるので、サンデー系の馬よりも期待値が高いという論調だったんでしょう。ただ、それも最近ではあまり気にしなくてもよくなってきている気はします。普通に東京マイルで走りそうなディープ、キンカメだったりそういう馬を評価すればいいんじゃないでしょうか。
レースラップ傾向
前項でも書いた通り、このレースはマイル戦ながらも最後は時計がかかる傾向。惰性で走りきるような馬のは非常に厳しい舞台と言えそう。だからこそ、能力がそのまま要求されるレースになりやすいですし、あんまり立ち回り力は要求されないレースと考えて良さそうです。
ただ、今年に関して言えば少頭数で先行馬もさほど多くないメンバー構成。まず間違いなく歴史的なスローペースになると思いますし、今年に関しては最後の3ハロンだけの瞬発力勝負になる可能性も結構あると見ています。1600mをフルパワーで走るようなレースでは足りなくても、ラスト300mだけのレースで足りちゃうような馬は面白いレースになるかも。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
恐らくモーリスは上半期のGIで最も一本被りの1番人気になるんじゃないでしょうか。単勝1.5倍くらいにはなると見ています。
2番人気もリアルスティールで被りそう。サトノアラジンが少し離れた3番人気というところでしょうか。
安田記念はもともとサトノギャラントを狙おうかと思っていました。それぐらいの馬でも勝負になりそうなレースだと思っていただけに、回避が非常に残念。次に狙おうと思っていたマジックタイムも放牧に出たということで、さて買いたい馬が全くいなくなりました、どうしましょう。
というわけで、勝負度は低いレースになりそうですが、今の所の本命候補はこの馬です。
モーリスが強いことは百も承知。ただ、ここ最近のGIは能力がそのまま問われるポテンシャル勝負で、今回はそれとは全く違うレースになりそう。スローからの上がり3ハロンだけの勝負になってもモーリスが確実に勝てるかはちょっと微妙。そういう展開になれば逆転するのはこの馬が有力候補かなと思います。