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【2016】ユニコーンS / 有力馬考察(ストロングバローズ、グレンツェントなどの徹底分析)

今日は6/19(日)に行われるユニコーンステークスのレース考察を行います。東京ダート1600mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

ユニコーンということで、ガンダムUCの話を書くか、ユニコーンの話を書くか、世界の終わりとハードボイルドワンダーランドに出てくる一角獣の話を書くか、非常に迷った挙句ユニコーンについてを書きます。ガンダムUCについては来年のユニコーンSの時に書きます。

先日、TAROの競馬さんと昔の音楽の話をしていて、トライセラトップスの話をしていたのですが、その話をした直後に奥田民生がユニコーンの人だということを知らない若者に出会って、もうそういう時代なんだなぁとしみじみとしました。

ユニコーンは断然、1枚目と2枚目が好きなのですが、好きな曲はもうライブでもやってくれないのですよね。Pink Prisonerが一番好きで、よくカラオケで歌っていたのですが、最近は本当にユニコーンが伝わらなくなってきたので、そういうのは封印してサカナクションとかを歌っています。

重版出来のエンディングとかもユニコーンなんですが、再結成後のユニコーンは奥田民生のソロっぽくてなんか昔のエネルギーを正直感じないんですよね。あの初期の頃の若さ丸出しのエネルギッシュな感じが好きでした。ちょうど今だとWANIMAとかが持っているあれです。話の終着点が思いつかなかったのでさっさとユニコーンSの予想に移ります。

 

【2016】ユニコーンS 予想考察

ユニコーンS 有力馬考察

ストロングバローズ

スタート上手く、レースセンス抜群な上に世代最上位の基礎体力まで持っている馬。ちょうど昨年亡くなったクロスクリーガーに似たタイプだと思います。今までの戦績を見ればわかるように、不発が少ないタイプなので今回もまず崩れることはないでしょう。

今年のダート路線のレースレベルを考えた時に確実に一番レベルが高かったと言えるのは伏竜ステークス。タイムランクや完全タイム差なんかを見なくても、このレースを走った馬の次走成績を見ればそれはすぐにわかるはずです。

マインシャフト産駒で普通に考えればワンターンの東京ダートの方が良さそうなんですが、この馬の武器はレースセンスの高さなので、その点で優位に立てるコーナ−4回のコースの方が現状は他と差をつけられる印象。ワンターンの東京ダートだとどの馬かの鬼脚に屈する気はします。

 

アルーアキャロル

新馬戦も異次元の末脚で勝利しましたが、何より圧巻だったのが2戦目の500万条件。4コーナーから馬なりで上がっていき、直線でも全く追わずに馬なりのまま先頭へ。最後に一応追っておくかという感じで申し訳程度に折っただけの大圧勝。あれだけのパフォーマンスを見せられたら、例年のダート路線ならユニコーンSでは単勝1倍でおかしくないはず。

そんな馬を負かしてしまう馬がいるのがこの世代の凄さ。負けたと言っても前走の青竜ステークスではグレンツェントとハナ差の激闘。力差を見せつけて3着に下したキョウエイギアが連闘策で鳳雛ステークスを勝ったのを見ても、まず間違いなく世代上位の能力の持ち主です。

 

ゴールドドリーム

2月時点での世代最強決定戦であるヒヤシンスステークスを制覇した馬。その時計も高速馬場だったとはいえなかなか凄い時計を出しており、この馬も弱いはずがありません。

前走は兵庫チャンピオンシップでケイティブレイブに逃げ切られたとはいえ、前が止まらない条件、馬場で前を捕まえられなかったことと、ケイティブレイブも伏竜ステークス3着ですから相当強い馬だったということです。

この馬自身は園田のコースよりも広いコースで決め手を活かす競馬の方がいいはずですし、前走よりはパフォーマンスは上げてくるはず。あとは前走を度外視するにしても、ヒヤシンスステークスからどれくらい成長しているかでしょう。

 

グレンツェント

この馬の初ダート戦となった中山ダート1800mの未勝利を見て、おそらくこの世代で一番強いダート馬はこの馬なんだなぁと思いましたし、メルマガでも注目馬として書かせていただきました。

その期待通りに500万は異次元の末脚で好時計で圧勝。あの内容を見ただけで例年の年ならば世代最強は確実かと思いますが、今年はこのレベルの馬が数頭いるというのが恐ろしいところ。

青竜ステークスでは驚異的な勝負根性で1着を確保。アルーアキャロルとはほぼ同じくらいの能力はありますし、前走はいつもとは違う早仕掛けの競馬で結果を残したことは評価できそう。この馬は脚を溜めて決め手を活かした方が良さそうな感じがしますし、ペースが速くなりそうなのも良さそう。突き抜けるイメージは湧く馬です。

 

エキドナ

本当にこの馬が5番人気になるんでしょうか?2走前はポッドクヒオ、モルゲンロートに大差をつけられての3着。あの内容を見てもポッドクヒオよりは能力落ちると思いますし、前走は圧勝したと言っても相手は強くありませんでした。

恐らくここはnetkeibaだけの異常オッズと考えた方が良さそうで、蓋を開けてみたら8〜10番人気くらいになりそう。イーグルフェザー、ダノンフェイス、クインズサターンあたりよりは人気がないと思いますし、さすがにこのメンバー相手じゃ厳しそう。

 

今回のユニコーンステークスはこれまでずっと見てきた3歳ダート戦線の総決算と言っていいレース。未勝利戦と3歳条件戦だけはだれよりも見てきた自負があるので、ここはなんとか当てたいレースです。正直、私よりも未勝利戦と3歳条件戦を見ている人なんて「ゆたぽんの日々是競馬」さんんくらいしか思いつきません。

netkeibaでは全く人気ないですが、この馬は穴として一考したいです。

その馬の名はブログランキング(穴)で公開中

 

デビューは早かったのですが、長期休養を挟んだことで一度は忘れられていた馬。ただ、復帰してからの2戦が衝撃的な内容。特に前走の内容は圧巻で、この時期に伸びてきた決め手ある馬という点でいかにもノンコノユメとイメージ被る馬。他の有力馬たちと未対戦なので能力関係が鍵ですが、まとめて負かして突き抜けてもおかしくないと見ています。

 

KAZ: