今日は7/10(日)に行われる七夕賞のレース考察を行います。福島芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
すみません、ちょっと昨日は夏風邪にやられていまして地方競馬の更新をお休みさせていただきました。もうだいぶ回復してきたので週末に向けては何の影響もないと思いますが、まだお腹をウイルスにやられている模様できついです。
今日みたいな暑い日もあれば、いきなり寒い日もあるような最近の気候。体調を崩しやすくなっておりますので、皆さんもお気をつけください。
【2016】七夕賞 予想考察
七夕賞 有力馬考察
アルバートドッグ
小倉大賞典はインがポッカリ空いたかなり向いた騎乗。もともとエンジンのかかりが遅いのと、あまり折り合いつかないという部分が同居する馬で、折り合い面を考慮して距離を短くするとエンジンかかる前にレースが終わってしまい、逆に距離を長くすると折り合い面に不安がある馬。現状では1800m〜2000mぐらいが一番帳尻を合わせやすい距離で、なおかつペースが流れやすい小回りコースの方が得意な印象はある。
ただ、そもそもの能力の限界がGIIIくらいというイメージもありますし、小倉大賞典の内容を見ても内枠を引いてよほど恵まれなければ厳しい気はします。
ヤマニンボワラクテ
オープン昇級後は重賞でもそれなりにやれている印象。先行力と簡単にはバテない持久力が持ち味で、2000m前後のレースならどんなレースでも上位争いになる。ただ、どんなレースでも一押しが足りない馬という感じもあり、結果的に相手なりに4〜5着に走る馬になっている感じ。
イメージ的にはタンタアレグリアやハピネスダンサーのような馬な感じがあり、安定感が買われて人気になるけれども毎度4、5着というのを繰り返しそう。
シャイニープリンス
ずっとマイルを使われてきたのがなんだったんだ、という近走の中距離での活躍ぶり。キングヘイローの血統は短い距離から長い距離まで活躍馬を出すが、スパッとは切れずにじわじわ伸びるのが特徴。この馬もマイルを使われてきた頃からそんな特徴があり、平均ラップになりやすい七夕賞は合うだろう。
ここでも能力抜けているといえる馬ではないが、人気馬の中でなら相対的に信頼できるのはこの馬あたりか。
ルミナスウォリアー
前走は開催後半のタフ馬場を力強く伸びての勝利。この頃の東京芝はメイショウサムソン産駒やステイゴールド産駒がかなり走っており、バイアスは相当向いたと見て良さそう。能力的には今回の相手くらいなら通用して良さそうだが、メイショウサムソン産駒は重賞での活躍はイマイチですし、人気であんまり買いたい馬ではないかも。
ダコール
とにかく一瞬の決め手を活かしてスパッと差すのが得意な馬。あんまり東京コースなどで長く良い脚を使うタイプではなく、小回りコースでこそ能力を発揮できるタイプ。
既に8歳馬だがこの世代の馬の能力は相当高く、今回は大したメンバーもいないので未だにこの馬は能力上位という認識でいいはず。
今回の七夕賞は例年よりも微妙なメンバーレベルといった感じはします。立ち回り上手い馬、内枠を引いた馬、ニジンスキー持ちの馬は過剰人気確実なので、オッズを見てから考えたい感じもします。
人気次第で面白いと思うのはこの馬。
前走は逃げ粘るには厳しいペース。それでも少差に粘っているように、やはりこの馬は夏だけは走る。過去にこのレースは好走歴あり、昨年も4着に好走。ニジンスキーも持っているとなれば、人気次第では中心視していいと思います。