今日は8/14(日)に行われる関屋記念の予想です。昨晩からSMAP解散のニュースで世間は一色ですが、競馬中継を見ているので続報が全くわからず、、、この記事を書き終えたら色々チェックしたいです。
関屋記念 予想
新潟芝外回りコースのマイル戦というとイメージでは差し決着になりやすい印象。ただ、このレースは後傾ラップになることで近年は先行馬の前残り天国と化しているレース。
それに加えてこのレースはとにかく外枠の成績がずば抜けている。スローペースからの最後の3ハロンだけの勝負になりやすいので、いかにごちゃつかずにスムーズに加速体勢に入れるかが大事。そうなるとインでコースロスなく、、、という枠順利よりもごちゃつかずにスムーズに加速体勢に入れる外枠のほうが有利なんだろう。昨年の中枠でごちゃついてどん詰まりになったカフェブリリアントと、外枠からスムーズに逃げて勝ったレッドアリオンがこのレースの枠順利をそのまま物語っていた感じか。
今年はフルゲートのレースで予想が非常に難しそう。しかもメンバーレベルは拮抗しており、およそクリノタカラチャン以外の全頭に勝利の可能性がありそうなレース。その上でスローペース濃厚で、どの馬がどん詰まるかは蓋を開けてみればわからず。新潟コース=瞬発力ある馬、という選定で馬を選んだところで前が詰まったらアウトなので、あんまり能力比較や適性比較に時間をかけるべきレースではないか。
それよりも重視したいのは今の新潟の馬場傾向。昨日はメインレースの新潟日報杯でウインガニオンが逃げ切り勝利。日曜も3Rでルールブリタニアが逃げ切り勝ちを収めており、今の新潟芝コースは先週ぐらいから顕著に前が残る馬場になっている。
レース傾向からいっても前が有利というのは先に述べた通りですし、メンバーを見ても逃げ馬不在でスローペースは確実。それでいて馬場まで前残りとなれば、もう前へ行く馬での行った行った決め打ち馬券を買いたい。
というわけで予想の発表。
本命は大穴◎マイネルアウラートの一撃に期待します。
前走は中京記念で大敗という結果ですが、中京記念は下手に好走するよりも大負けのほうが関屋記念に向けてはいいレース。その大敗理由も直線で落馬寸前の不利を受けたのが敗因で、前走に関しては全く度外視で良さそう。
パラダイスステークスや東京新聞杯を見ても、左回りコースでゆったりとだらーりと脚を使わせたらまず簡単には止まらない馬で、今回は小粒なメンバーが揃ったと言っても、スマートレイアーやダノンプラチナがいた東京新聞杯のほうがメンバーレベルは上だっただろう。もう重賞レベルでも左回りコースでスローペースを先行したら渋といというのは証明しており、今回は絶好条件と言っていいだろう。
レース成績の良い外枠を引くことができましたし、ここならばじわーーっと外めから前につけて粘り込むような競馬ができそう。柴田大知騎手はそういう競馬をするのが上手いですし、実際にこの馬の好走時はいつもこの騎手の時でした。土曜のウインガニオンもステイゴールド産駒で、この開催はステイゴールド産駒の活躍が目立ちますし、ここは全く人気ありませんがこの馬の一撃に期待したいです。
対抗は◯ヤングマンパワーにしました。
このレースはダンジグ系の馬の好走が目立つレース。何より昨年好走していますし、レース相性は間違いなく良さそう。じわーっと行けそうな外枠を引くこともできましたし、こういうレースで道中息を入れるのは天下一品の戸崎騎手。前走も条件戦と言ってもメンバーレベルは相当高かったので、ここも外枠の能力ある先行馬ということで上位評価が妥当と見ます。
三番手は▲ピークトラムにしました。
最初はこの馬本命でもいいかなぁと思っていましたが、ちょっと枠順が内すぎるのと中京記念で走り過ぎちゃったのがネック。本当に中京記念で上位にきた馬は全く走らないのが関屋記念ですし、ごちゃつきそうな内はあまり良くなさそう。
ただ2走前でも新潟マイルで渋とく伸びて勝利しており、舞台適性が高いのは間違いない。ここも前目につけて長く良い脚が使えれば当然有力。
そしてこの馬は直線で右にヨレる癖があり、この馬より外側にいる中枠の馬はスローペースで進路が狭くなって致命的な不利を受ける可能性はありそう。ちょうどこの馬の外側の後ろぐらいにつけそうなマジックタイムやラングレーはなんだか危ない匂いがします。
前走で走り過ぎちゃった感じはしますが、この馬のベストコースは恐らく新潟コース。新潟での準オープン勝ちの内容を見た時には、翌年の牝馬重賞の一つぐらいとるかなと思っていましたが、オープン昇級後は頭打ちに。なぜか重賞で好走したのが中山と中京なのですが、ベストは平坦で決め手の活かせる今回のような舞台。前走を見る限り完全に復調してきた感じなので、引き続き人気のないここは狙い目と見ます。
前走は出遅れながらも差のないところまで追い上げたタガノエトワールも面白そう。もともと秋華賞3着と能力ある馬ですし、叩いて良くなるタイプ。そろそろ休み明け3戦目で走り時でしょうし、とにかくこのレースは外枠が良いので大穴でも期待。酒井学騎手なら今回はスタートさえ決めれば位置を取るでしょうし、あながちなくはないと思います。
もう一頭大穴で面白そうなのはカレンケカリーナか。前走は適正通りに左回りコースで良化。とにかく夏の左回りしか走らない馬で、ここも絶好枠を引けたので位置取り次第では十分に一撃あっていいはず。
1番人気のマジックタイムはそもそもなんでこのレースに使ってきたのかが疑問。秋の最大目標はマイルCSでしょうが、それを考えても始動は早すぎですし、賞金も持っている馬。陣営コメントを見ても仕上げは微妙みたいですし、先にも書いた通りピークトラムのヨレる不利を受けて詰まる可能性もありそう。
ロサギガンティアは1400mのパワー馬場がベストで、今回は全くの条件外。デムーロ騎乗での過剰人気なら切って妙味でしょう。
ここは大穴マイネルアウラートから前に行く馬と、外枠の馬に決め打ちで大きいのを狙ってみます。レース傾向、データ的には先行馬と外枠しかこないレースなのでハマれば大きいものになるはず。
印まとめ
◎マイネルアウラート
◯ヤングマンパワー
▲ピークトラム
☆
△1タガノエトワール
△2カレンケカリーナ