今日は8/14(日)に行われる関屋記念のレース考察を行います。新潟芝1600mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
さて、昨日の小倉記念は勝負度Bで週一番の勝負レースとして臨んでいましたが、本命馬◎ベルーフが予想通りに2着好走。2列目に置いた▲クランモンタナが大穴を開けて勝利し、買い目も三連複重ね買いの大本線的中で決まりかけたところで、最後の最後で☆ダコールがクビ差届かず4着。3着馬エキストラエンドは無印だったので痛恨のハズレとなりました。
ちょっとこのレースに関してはマーティンボロに乗っていた某騎手へ少し言いたくなってしまうのも仕方がないところ。直線入り口で右鞭で馬がよれたところから追加で3発叩いたことで、ダコールとベルーフが完全に不利を受けました。あれさえなければまず間違いなくダコールは3着だったでしょうし、ベルーフも1着だった可能性が高そう。
◎→◯▲☆の三連複大本線3点を2000円ずつと、三連単◎→◯▲☆をボーナスで300円ずつ買っていたので、ちょっと不覚にも想定オッズを計算してしまって絶望しました。怪我から復帰以降、この騎手は一度も見せ場が作れていないと思うので、お願いだからこういう形での見せ場はやめてほしかったです。個人的に◎マデイラが4着だった函館記念に次ぐ今年の悶絶レース2位になったかと思います。
ただ、私にとっては悶絶レースではありましたが、それでも函館記念よりも絶望感が少なくて済んだのは、知り合いの競馬女子の「マイルの神様。」が、、、
1着:◎クランモンタナ
2着:▲ベルーフ
3着:△エキストラエンド
という大本線馬券を当てられたこと。
しかもその投資と配当は1500円賭けて37万の的中(笑)
実に回収率は2万5000%です。マイルの神様史上最高配当になったらしく、鼻血を出すほど喜ばれているので、ぜひともブログを見てあげてください。
小倉記念は久々に自信がある重賞だったので、この斜行→クビ差は相当に痛い感じ。関屋記念とエルムSは小倉記念に比べるとよっぽど自信がないので(苦笑)果たしてどうしましょうか、という感じです。
【2016】関屋記念 予想考察
過去5年のレース傾向
新潟芝1600mで行われる重賞ということで、その新潟外回りコースの印象から「差しが決まる」と思われがちなのが関屋記念というレース。ただ、ここ5年のレース結果をきちんと振り返ってみると、4コーナー10番手以下で馬券に絡んだのは4頭のみ。ここ5年の勝ち馬は全て4コーナー5番手以内の馬ですし、
明らかに先行馬有利のレース
ということができるでしょう。
ここ5年の勝ち馬を見ても、レッドアリオン、クラレント、レッドスパーダ、ドナウブルー、レインボーペガサスと、どの馬も新潟コースっぽい決め手を活かしたというよりは、先行力で前々でだらーーっと脚を使って凌いだ、と言う感じのレースになっており、このレースは「差しが決まる」という固定観念は捨て去ったほうがよさそう。
もともと東京コースや新潟コースはオッズ的にも差し馬に人気が集中する傾向にあり、ここはその逆を突いた方が狙い方としては面白いと思います。
血統傾向
過去5年の勝ち馬のうち3頭がリファールの血を持っていました。特にダンシングブレーヴの血は東京コースなどでも穴を開けることが多く、最後の最後でバテない持久力を保持する上で有効な血統なのでしょう。
ただ、それ以外は特に血統的な偏りは見られませんし、あんまり新潟だからグレイソヴリン、というような血統的決め打ちよりは、しっかりと馬のキャラを見定めて、このレースに合いそうな馬をセレクトした方が良さそうな気がします。
レースラップ傾向
小倉記念は完全な持久力勝負になるレースでしたが、関屋記念はその真逆。直線が長いコースということで序盤はゆったり入る傾向で、直線の途中からスパートが始まり、最後の最後で直線が長すぎるおかげでラップがかかるところで先行馬は凌げるかどうか、というレースになります。
もうこれを見ても前へ行って凌げる馬が有利なのは明白ですし、新潟コースで狙いたくなる差し馬には少し目を瞑って、あえての先行馬狙いをしてみたいレースです。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
ヴィクトリアマイルでも善戦したマジックタイムが1番人気になるか。その他ではピークトラム、ヤングマンパワー、ロサギガンティア、ケントオー、ラングレーあたりが人気になるんじゃないかと思います。
現時点で一番信頼できるのはこの馬でしょう。
下手すると1番人気になってしまう気もしますが、関屋記念のイメージに一番合いそうなのはこの馬。前走も前付けしてだらーーっと脚を使いましたし、新潟マイルは2走前に制している舞台。血統的にも直線の長いコースでのロングスパート勝負は一番合う舞台。ここを信頼してこの馬から流すか、穴っぽいところからこの馬を相手にして買うか、いずれにせよ中心視はすると思います。