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【2016】サウジアラビアRCの予想を公開!

今日は10/8(土)に行われるサウジアラビアロイヤルカップの予想です。

 

巨人は菅野投手が体調不良で初戦の先発を外れることに。まぁ菅野投手はベイスターズ側から見れば今年はボコボコに打ち込んだ日もありましたし、そこまで苦手としている投手ではありませんでしたが、それでも大量点を取れる投手ではありませんし、アクシデントととはいえ突破には朗報か。たた代わるのがマイコラスならば強敵ということには変わりありません。

一方でベイスターズの先発は井納。もう球界からも認められる一流の投手だとは思うんですが、凄い時は凄い(落差大きいフォークが見逃してもストライクの位置に放り込んでくる)んですけどいかんせんな味が激しい。打たれる時は一気に崩れる投手ですし、もう井納の出来が今日は全てだと思います。球数投げれる投手なので、今日はリリーフ陣というよりも先発の戦いになると見ていますが果たして。

 

サウジアラビアロイヤルカップ 予想

距離がマイルに変更になってからは3年目の開催。ここ2年を見ても東京マイル戦らしく、そこまで荒れているレースではありませんが、断然人気馬が必ず勝つようなレースでもなく、仕上がり早の馬(ブレイブスマッシュ、クラリティスカイ)が立ち回りの上手さも活かして好走するケースが目立つ。

また今年の2歳馬は、秋競馬になってからは大物感溢れる馬が出てきたが、札幌2歳Sや新潟2歳Sを見ても、夏のデビュー組はかなり小粒な印象。オープン戦も低レベルなレースばかりですし、夏に強い内容で勝ち上がった馬は常に相手が弱かった可能性を考えた方が良さそう。

ただ、その中でも新馬戦レビューで「この新馬戦の馬は強い」と表記したのがダンビュライトとクライムメジャー。

おそらくこの2頭が素質的に抜けていると思いますが、ちょっと今回狙いたくないのはダンビュライト。新馬戦のレースを見る限りスッと動けていて瞬発力もあるように見えますが、やはり晩成のルーラーシップ産駒で半兄がラブラドライトというステイヤー。新馬戦も派手に勝ち切ったとはいえ、上がり時計は37.2ですし、この馬は晩成タイプだった、東京マイルの決め手勝負に対応できなかった、という感じでとんでも驚けない馬だと思います。(ちょうど去年の東スポ杯でのロスカボスのように)

素質上位のクライムメジャーとダンビュライトを除いては、数ヶ月後には重賞では名前を見かけなくなるメンバーばかりという印象のレース。強い馬は強いと信頼しつつも、相手は振り回した方が面白いようなレースに見えます。

というわけで、予想の発表。

 

 

本命は◎クライムメジャーをここは信頼

前述した通り、素質馬があまり出てこなかった夏競馬の中では抜けたレベルだった新馬戦の勝ち馬で、前走で倒したアドマイヤミヤビは次走の未勝利を圧勝し、牝馬クラシックにも乗りそうな逸材。3着馬のピスカデーラも先週の未勝利戦で逸材スワーヴリチャードに迫る脚色を見せており、相手次第ですぐに未勝利を勝って上のクラスでも通用するレベルだろう。

秋競馬になってムーヴザワールドの新馬戦など明らかにレベルの高いレースは出てきたが、サウジアラビアロイヤルカップを目指すにしては間隔が短すぎて、秋競馬デビュー組は今回不在。それならばもう夏競馬ではクライムメジャーの新馬戦のレベルが一枚抜けていると考えた方が良いか。

血統的にもダイワメジャーの早熟性とトニービンで府中への適性も完備。スタートも早いですし、末脚も前走で中京コースで新馬で33.9の時計が出せていれば問題なし。デムーロがよほど変なことをしない限りは勝ち負けになるとおもいます。

 

対抗は大穴ですがにしました。

前走普通に負けている上に連闘策。そして騎手も地味で信用できなそう、、、と現代競馬では全く人気にならない類の馬ですが、今回のメンバーは素質馬2頭以外は横一線のメンバーレベル。では、どのようなファクターで着順が決まるかといえば位置取りの可能性はかなり高いでしょう。

2走前のアスター賞ではディバインコードと差のない2着。ディバインコードは未勝利をタイムランクAで勝ち抜いている馬ですし、おそらくブレスジャーニーやロジムーンよりも強そう。

前走のサフラン賞も牝馬限定戦とはいえアエロリットを筆頭に、アスター賞以上のメンバーレベル。決して逃げ馬に楽なペースではありませんでしたし、途中から出遅れたデムーロの馬が暴走気味に捲ってくるなどかなり厳しい展開になりました。それでいて最後まで粘り通してあの着差なら夏デビュー組にならやれていいはず。

スタートは抜群に速いので今回もハナにはたてるでしょうし、前走着順、全く見放された新聞の印、東京の長い直線などからも後続勢からは無視された逃げを打てるはず。行ききればそう簡単にバテる馬とは思えず、楽に行けさえすればあっと驚く残り目があっても良さそう。連闘策での状態面に関しては未知数ですが、連闘じゃなかったら本命でもよかったかも。

 

三番手も未知の魅力ある▲バリンジャーにしました。

どうもブレスジャーニーとロジムーンの2頭は相手関係に恵まれた感じが否めず、後々になってみるとどうしてあんな馬が人気していたんだろう、という感じに見えて仕方ありません。それならば底の見えている人気馬よりも、未知の魅力ある穴馬を買った方が得策か。

前走の函館2歳ステークスは出遅れて大外ぶん回しながらも最速上がりを記録。もともと距離延長は想定済みの馬ですし、今回はゲート練習も積んでいるそう。2歳重賞のステイゴールド産駒は良く走りますし、何より金子オーナーの所有馬ですから素質がないというわけもないと思います。
 

四番手は☆ブレスジャーニーにしました。

バトルプラン産駒でダート血統のいかにも早熟っぽいタイプの馬で、走り方を見てもお世辞にも綺麗な走り方とはいえない馬。仕上がりの早さでここ2戦は走っていますが、前述の通り夏デビュー組のレベルはそこまで高くなさそう。6月以来の競馬になりますが、そこからの成長があるとはあんまり思えませんし、ちょっと引っかかりそうなのもネック。末脚の破壊力を認めてもここまでの評価に。

 

ダンビュライトは新馬戦のインパクトで言えばクライムメジャーよりもあったように、間違いなく素質はある馬。ただ父ルーラーシップで半兄がラブラドライトという血統を見ても、どうも適性は2000m以上にありそう。ルーラーシップ産駒は芙蓉ステークスの上位2頭を見てもいかにもキレずバテずの馬ばかりですし、この馬も道悪の中京から良馬場の東京に替わってあれれということがあっても驚けません。

 

ロジムーンは前走が持ったままの圧勝とはいえこちらも相手関係に恵まれた印象。当時の新潟は完全な外差し馬場でしたし、枠順も全て向いた格好に見えました。ブレスジャーニーには2走前に完敗していますし、その2走前のレースを見てもあんまり器用な競馬はできない印象。内枠でインを突くような競馬をすると危ないかも。

 

ちょっと前走のインパクトには欠けますが、位置が取れて立ち回りの上手そうなウィンドライジズまでをおさえてみます。

 

 

 

印まとめ

◎クライムメジャー

▲バリンジャー
☆ブレスジャーニー
△1ダンビュライト
△2ロジムーン
△3ウィンドライジズ

 

KAZ: