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【2016】札幌2歳S / レース考察(札幌芝1800mで行われるGIII戦を徹底考察します)

今日は9/3(日)に行われる札幌2歳ステークスのレース考察を行います。札幌芝1800mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

先日、新宿駅でゲリラ豪雨に合い、少し地下に避難しようと思って雑居ビルの階段を降りようとしたところ、びっくりするくらいスルっと転んでしまい、階段を4段くらい落ちてその際に激しく手をついて負傷。

外傷自体は擦り傷だけだったものの、立ち上がった瞬間にもう一度スルッと転んで逆の手もついてしまい、リュックサックにmac bookが入っていたこともあってかそれを守るために手を酷使して、両腕をやってしまいました。

最初はヒビ逝ったかなぁと思いましたが、1日ぐらいでジンジンする痛みは引いてきた感じ。身近にいる骨折専門家の方にも意見を伺ったところ「マジレスすると動くか動くかないかが重要です。でも、耐えられる痛みということでおそらく悪くてもヒビだと思います。」という助言も頂いたので、多分大丈夫で今は安静にしております。

もう2日経ったのでそこまで痛くはないのですが、日曜日はマジで医者行く5秒前くらいでした。最近雨が多く、スリップする場所が多くありますので皆さんも転倒にはお気をつけください。。。

 

【2016】札幌2歳ステークス 予想考察

過去5年のレース傾向

かつては素質馬は札幌でデビューし、まず札幌2歳ステークスを目指すと言われていたのはもう昔の話。東京での6月の新馬戦が始まってから、早期デビューの素質馬は東京でデビューすることが増え、わざわざ北海道でデビューする馬は少なくなりました。

昨年は特に顕著でしたが、その影響でここ数年は北海道デビュー組の2歳馬のレベルが極端に下がっており、昨年の1〜3着もその後ほとんどクラシックで活躍しないまま終わりました。もう北海道デビュー組はクラシックの中心ではないと言って良いでしょう。

それに加えて今年はデビューしている2歳馬のレベルがかなり低い。新潟2歳ステークスも相当レベルが低そうでしたが、この札幌2歳ステークスも同じくらいレベルが低そう。ヴゼットジョリーやオーバースペックなんてクラシックでは全く通用しないと思いますが、この札幌2歳ステークスで上位に走った馬もクラシック云々は言えない馬になると思います。

 

血統傾向

早熟傾向強いミスタープロスペクターの血が結構走っている印象。その中でもコーナ−4回の中距離戦に強く、素質馬も多いキングカメハメハ産駒の活躍が目立ちます。

ディープインパクト、ネオユニヴァース、ジャングルポケット、ハーツクライ、ステイゴールドといった中長距離路線での王道血統も走りますし、基本的に期待値の低いハービンジャー産駒(新潟2歳Sでもあっさりとモーヴサファイアが人気で飛びました)も走れる条件だと言えると思います。

 

レースラップ傾向

 

昨年は特に顕著でしたが、小回りの中距離レースらしく持続力ラップになりやすいのがこのレースの特徴。新馬戦のような超スローからの瞬発力勝負ではなく、最初から最後まで一貫した持続力ラップで走れるかが重要になります。

ほぼ全ての馬が新馬戦でただのスローからの瞬発力勝負だけで勝ってきているので、こういう持続力勝負に対応できるかは血統などでその馬のキャラクターを見極めることが重要。あんまり立ち回り勝負にはなりにくく、昨年の1、2着馬のアドマイヤエイカンとプロフェットも4コーナーで一気に捲って基礎体力を押し出して勝利しました。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

 

新馬戦でサトノアリシアを突き放す圧巻のレースを見せたタガノアシュラ。そして佐々木主浩氏所有の素質馬インヴィクタあたりが人気の一角になるか。なんだかパッと見穴っぽい馬がいないんですよねぇ。

現時点で一番信頼できるのはこの馬でしょう。

その馬の名はブログランキングで公開中

 

 

新馬戦2着馬は未勝利をあっさり勝って、続く未勝利戦でも2着好走。クラシック云々という馬ではないと思いますが、現時点での基礎体力は上位でしょうし、ちょっとここでは能力抜きん出ているかなぁという感じはします。血統的に内枠に入って揉まれる競馬になったりすると不安ですが、まぁ信頼できる軸なのかなぁという感じは。

 

KAZ: