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【2016】札幌記念 / 有力馬考察(モーリス、ヌーヴォレコルトなどの徹底分析)

今日は8/21(日)に行われる札幌記念のレース考察を行います。札幌芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

凄く遅ればせながらのSMAP解散について。いやさすがにこのニュースはSMAPが好きかどうかとかではなく、衝撃的でした。まさかなくなるとは思わなかったですから、こうやって歴史は動いていくんだと思いました。

私がSMAPに関連している最初の記憶は、幼少期に「正義の味方はあてにならない」をテレビで見たのが最初だったか。当時住んでいた田舎のなぜか周りに何もないコンビニの2Fにカラオケがあって、そこで歌った記憶があります。

ただ一番思い出に残っているのは「オレンジ」という曲。確か高校の合唱会かなんかでこれを歌ったんですよね。夜空ノムコウのカップリングとかでしたよね。これは未だにSMAPの中でも最高の名曲だと思っています。

私は年代的に知りませんが、ビートルズの解散の時もこのような感じだったんでしょうか。こうして一つの時代が終わっていくのが悲しくもあり、なんだか感慨深くもあります。

 

【2016】札幌記念 予想考察

札幌記念 有力馬考察

モーリス

アジア最強のマイラーが遂に中距離路線に殴り込み。もともと血統を見ても父スクリーンヒーローで母父がサドラーズウェルズ。距離は長い方がいいんじゃないかという血統背景で、短距離を使われていたのは気性面もあるか。ただ、それも最初に所属していた力のない厩舎がそういう馬に仕立て上げちゃっただけという感じもあり、天下の堀厩舎ならあっさりと中距離馬に仕上げてくる気も。

前走見せた折り合い面の危うさも、海外帰り+全く乗れてなかったTベリー騎手の部分が大きそうで、以前にも完璧に乗りこなしているモレイラならばこの距離でもしっかり乗ってきそうな感じ。

普通に能力面ではケチをつけるところがないんですが、今まで嫌う要素が一つもなかったこの馬を嫌うとすればここしかないという気もします。ただ、少しでも競馬を知っている人は皆そう考えている感じもあるので、果たしてこの馬を嫌うことで本当に妙味は生まれるのかな、という疑念もあり。

 

ヌーヴォレコルト

前走のクイーンエリザベス杯は道悪に泣いた印象で、2走前の大阪杯は完全な位置取り負け。乗っていたのが絶不調も絶不調な岩田騎手なのでバイオリズム的にも良くなかったでしょう。もともと現役ナンバーワンの牝馬という評価は間違いなく、牡馬とも互角に戦えている通りに現役でも屈指の能力を持った馬。ハーツクライ産駒なので今回のような断然人気の馬がいるときは走り時としてはベストな感じで、いかにも今回モーリスを嫌ってこの馬を本命にする人が多そう。

ただ、牝馬の5歳は危うさと紙一重というのは忘れてはいけないことで、今年こそマリアライトが5歳で宝塚記念を制しましたが、去年の札幌記念はラキシスが人気を背負いながらも衰えの兆しを見せて負けました。ヌーヴォレコルトとていつかは衰えるのは間違いなく、それはそろそろ訪れる気はします。私のセオリー的にはあんまり5歳牝馬の夏以降で人気馬を本命に推すのは怖い気はします。多分この馬頭固定でモーリス2、3着とは普通に売れる気もしますしね。

 

ヤマカツエース

昨年の北海道開催であっと驚く中距離適性を見せ、福島記念と中山金杯でトップクラスの仲間入りを果たした馬。ただその後の京都記念、鳴尾記念、宝塚記念の結果を見ても、一線級とは少し差があるという印象。誰もがラブリーデイになぞらえてしまったがために、能力を上ぶれ評価しすぎたか。

それでも昨年の福島記念のパフォーマンスは素晴らしかったですし、洋芝適性も高そう。先行馬が少ないのでここ数戦のような差しにこだわる競馬よりは、積極的に前々へ行く競馬の方が良さそうか。

 

ヒットザターゲット

いくら前年2着馬といっても果たしてここまで人気するだろうか。確かにコーナ−4回の2000mはベストと言っていい条件で、もう競馬ファン全員にバレている通りに内枠を引いてインで脚さえ溜まればきっちりと走ってくる馬。

ただ、もう8歳を迎えて競争人生ももうすぐ終わりを迎えるという馬。目黒記念を見ても前年よりはパフォーマンスを落としており、ここは全幅の信頼は禁物という気もする。

 

レインボーライン

前走はメジャーエンブレムが作り出したハイラップ戦の漁夫の利を得た感じ。どんなメンバー相手でもそれなりに走れる馬だとは思うが、さすがに今回は一気の相手強化で厳しい気も。

距離的にはマイルでも短いと思っていたのでこれぐらいは良いと思うが、前走はなかなかに恵まれたレースだったのは確かなのでここで食いつきたくはない。

 

 

昨年の札幌記念は競馬TIMESさんのイベントで公開予想をしました。あの当時はラキシスもバリバリ現役だったと考えると、1年でもいろいろなことがあるもんですね。

 

さて、全く人気しないと思いますが、この馬は穴として面白いと思います。

その馬の名はブログランキング(穴)で公開中

 

この馬は典型的な叩き良化型タイプで、前走は休み明けで位置が取れずで完全に度外視可能。休み前のレースは2走前が福島コースで外枠を引いてしまったのが敗因、3走前は1番人気に推されるもESP発動でスタートで後手を踏んで終了。

とにかく叩いて良くなっていれば渋とい馬なので、今回は先行馬も皆無ですし、意表をつく逃げでも打てば中山金杯の再現があっていいと思います。近走成績からほぼ最低人気になるはずなので、ここは面白いと思っています。

 

KAZ: